ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4251】 らぁ麺や 嶋 (東京・西新宿五丁目) 特製しおらぁ麺 + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜軌道に乗るだけでなく・・・更に変化と進化も滲ませる確かな旨さ!益々期待の崇高支那そば!

落ち着きを得たタイミングで・・・次は塩を狙いに行ってみた!

 

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 6月中旬に初訪問を果たして、旨さに度肝を抜かれたお店「らぁ麺や 嶋」さんに、ようやく2回目の訪問を果たしました。私が前回訪問した翌日に「しお」が新規リリースされたらしくて、それ以来ずっと行きたかったのですが・・・回転の遅さと行列の多さ、それに日陰なしの路上がネックとなり、ついつい躊躇したたんですよねぇ〜。今回、どうせコロナの影響で長い休みとなってしまったとある平日を使って、暇に任せて突撃した流れです。
 

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 ところが驚くような行列は無し。ようやく開店時期のフィーバーが落ち着いた頃になったのかと、5分程度店前で待ってたら、意外なほどにスルスルと入店を果たすことができました。どうやら助手さんが一人加わった様子で、一気に流れがよくなったみたい!。これは大変良いことだ!。今後徐々に訪問ペースを上げていきましょうかしら!。
 

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 今回は「しお」で注文は決まっていたんだけど、つけ麺と激しく迷う・・・。何度も来れない場所なら、前回食った汁系は避けてつけ麺なんだろうが、もう順番にメニュー制覇すると決めたことから、慌てず汁系から潰して行きましょう。そして今は「特製」もラインナップされたことから、「特製しおらぁ麺」で決まり!。
 
 

 

 
 
<酒> サッポロラガービール赤星:旨さとこだわりある店は・・・やっぱりビールは赤星が似合うのだ!

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 うっひゃー!良い店に良いビール!これ最高のコンビネーション!。こちらはサッポロ赤星が置いてありました!。ほんと最近増えたよね赤星置く店って。コロナで憂鬱な毎日ではあるが、良い傾向もあるってことですな。赤星の食券をカウンター上部の高台に乗せますと、男前助手さんが遠くからチェック!すかさず奥の冷蔵庫から中瓶を取り出して、ささっと冷えたグラスと一緒に配置してくれます。
 

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 くぉ〜〜〜!良いね冷え加減が!。少し冷た過ぎる程度が実は好み!。まさにビンゴ!。ビールは冷た過ぎると味がしなくなると・・・昔バイト先の現場監督がこだわってて、いつも温いビールばかり飲まされてた時期があったんだが・・・それがきっとトラウマなのだろう。
 
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 赤星は多少冷え過ぎていようが、苦味はしっかり!炭酸ガスの刺激と、苦味に混じる酸味と甘味はまた格別なのだ!。多客はすべて20代と思われる若い方ばかりで、一人だけオッサンなオレが、昼間からビール飲んで震えて唸り出しそう・・・。ひょっとして、昼間から酒あおって現実逃避。仕事も出来ない世の中のお荷物的なオヤジと思われてたかもしれません。
 
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<全体> 初めての特製!ゴージャスさの中に・・・いろんなところが微妙に変化と進化を感じる!?

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 ラーメンの配膳も妙に早く感じたっけか。多少ゆったりと赤星を味わっていたのだが、決してチビチビとやっていたわけではない。中瓶が残り半分を過ぎてしばらくした頃合いに、配膳完了となりました。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!穏やかだと想像してたが・・・どちらかと言うとゴージャス感!。特製だと肉増&味玉追加が定番だろうが、ここでは雲呑が追加されるんだね!しかも肉雲呑と海老雲呑と言う2種で、作り込みも実にしっかりしてそう。やはり支那そばや系譜と感じるのは、塩スープに対するフライドオニオン。これに後玉ねぎ微塵切りが加わると、完全に支那そばやのそれですが、それよりちょとお洒落に白髪葱と唐辛子・・・そして芽ネギがそれぞれひとつまみづつトッピングされております。
 

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 ここで気が付いたんだけど・・・味玉って割ってたっけ?。以前の麺顔と見比べると明らかに違うよね。自分と素朴な割り方だったりする(笑)。また肉のタイプがまた違ってる!。鶏豚2種から豚豚コンビニ変更。おお・・・少し見ないうちにいろいろと試行錯誤の後が垣間見えれますぞよ!。ゴージャスさの中に・・・いろんなところが微妙に変化と進化を感じる!。
 
 

 

 
 
<スープ> ゆったりとした鶏エキスのコク深さ!深い魚介の出汁感!フライドオニオンの香ばしさと甘味!支那そばやの系譜を感じるね!

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 まずはスープ!レンゲを差し込もうとすると、ゆったりと鶏系の旨味が漂うのが良いね!そしてその隙間に、本当に微妙なんだが魚介系のエキスが浮いているような気がするが・・・。まずはそのまま口にすると、嗚呼!やっぱり優しい味わいが中で広がります。分かりやすいのは、ゆったりとした鶏エキスのコク深さ!。鶏油の艶かしさはかなり低めなんだけど、明るい旨さなのにどこか落ち着いてる。ストレス感じない動物系の旨味とはこのことでしょうかね・・・。豚肉の旨味もありなむとは思ってるんですがね。
 

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 そして慣れてくるとやぱり滋味系の旨味がじわじわと感じられますな・・・いわゆる魚介系の旨さ!。駄舌故に妄想に過ぎないんだが・・・・、感じ方としては節系メインな味風景。ただし塩ダレに煮干系が使われているかは不明。表層に微かに浮いていたエキスが煮干だったような気もするが・・・それは錯覚かとここでは断じておきましょう。
 

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 更にやっぱりこれだよこれこれ!フライドオニオン!この香ばしい風合いが色濃く甘さを感じさせるから良いね。それが動物系の旨さにビシーッと貼り付くような一体感。汁を吸い込んでふやけた状態が、ヌガーっとした粘りを生じさせるが、歳を重ねるとそう言うのが歯の隙間に入り込んで引っかかるのよねー・・・(汗)。食ってる途中で席を立ち、爪楊枝を探してゲットしたりして。お食事中にウロウロしてしました。
 

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<麺> 全粒打ち込みで風味良し!加水多めでしなやか&滑らかさが最高の滑り心地へと昇華!・・・ちょっとイメチェン??

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 あれーーー・・・これ以前食べたのと同じ麺だっけ?。実は個人的には今回の最大の謎でして・・・汁系とつけ麺は麺を変えることは良くあるんだが、醤油と塩で麺を変えるのも稀に見かけたりもする。しかしどなんだろうね。軽く全中が打ち込まれているなんて、前回の醤油では気がつかなかった(醤油スープに染まって気がつかなかった?)。それに形状だって微妙に記憶とは違ってて、「よりスリム」になったようだし、「より丸みを帯びる」ようになったかも?。
 

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 序盤から汁を吸い込んでるような印象。しかしこれがまた良い!。吸い込むだけでなく、麺同士が寄り添い安いから貼り付くようになって汁をバクバク持ち上げる。これによって啜りがとても滑らかで、いわゆる「スベリがイイ」と言う感覚。これぞズボボボボボボボボボーーーーっと啜りまくるには持ってこい!前歯と舌で麺を挟んでプツプツと切り込む動作が、実に小気味良いではないか。
 

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 奥歯へ運んで一気に潰しましょう!。クチクチクチクチクチクチクチクチ・・・・っと潰したところで、麺の味わいに甘味出てくるようなイメージになるかも。そこにはスープもすかさず入り込みますので、出汁と一体化した麺の甘味が楽しめましょう!。また全体的にもともとしなやかでもあるので、後になっての喉越しも実に滑らか!喉を駆け抜けるシルエット感はほとんどなしってか?。
 

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<チャーシュー> 鶏豚から豚豚2枚の肩ロースに仕様変更!低温調理系と炙り燻し系の2種の楽しみ!インパクト大!
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 チャーシューは種類も見た目も随分と変化しましたね。前回は豚肩ロースが豚トロにも近いイメージだったっけか?。そして定番の鶏胸肉。これにスープをたくさん吸い込ませて食らった記憶が新しい。しかし今回は両方とも豚肩ロース。しかも一方は低温調理系なのに対して、もう片方は炙り系の仕上がり感に見えます。
 
 
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 まずは低温調理系の方から味わいますが・・・ほどよくスープの熱が伝導し始めて色が変わり始めたところ。細かく脂身が差している部位で、全体的にしっとりとした歯応えと質感。下味は淡白だが上品なる滋味と感じる肉本来の旨味が十分です。それを多少スープに濡らして味と熱をプラスさせて食らうが・・・これがまた良し!。まだビールが残ってて嬉しい!。
 
 
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 それだけじゃないよ「香り」が一変!。炙り肉の方だが・・・燻した香ばしさがすごく広がるタイプ。吊るし肉のあの香ばしさにとても似た、食欲そそる香ばしさが豊潤で正直言って想像以上に旨し!。全体的に柔らかく、スープを吸い込み始めた赤身と、熱で蕩けそうになる脂身の甘味がまたイイ。おいおい、サイドメニューのコロチャーごはんは、一体どっちの肉なのだ?。これは激しくそそられた肉片でありました。
 

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<他具材> 麺に絡みつく細千切りメンマ!白髪葱の清涼さに加わる淡く響く唐辛子のチリチリ感!

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 薬味トッピングは、白髪葱と芽ネギ。そして鷹の爪の2片。前者2品は、見栄えと共に麺に混じって淡い歯応えと微かな清涼感を残して去ってゆくが・・・残りの鷹の爪は、微妙にスープに漂い残り、ちょっと塩気に貢献した後は、歯に挟まって潰れて刺激を与えて散ります。
 

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 メンマはとても細くて短いタイプ。これは出汁に完全に浸食された存在感ですが、一品と言うより「麺と絡む薬味」と捉えればなかなか面白い。プツプツスパスパと軽やかに切れる麺の隙間に、淡いコリコリ感が混じって味わいもメンマ風合いが加わる・・・ってのが楽しい食べ方に感じました。
 

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<雲呑> 海老と豚肉の2種!おヒレも大きく肉厚で汁を吸いまくる!旨さはもちろん喉越しと食べ応え感も実にしっかり!
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 ここまでしっかりとした雲呑だったら、特製の価値・お得感はありますね。しかも豚と海老の2種雲呑。これがあるために、すでにこの店では特製一択と認識してしまいました。肉餡が大きく、おヒレの皮も肉厚でデカイ。レンゲを使わなくとも、箸で摘んでしかもリフトまでできてしまう。そのくせとてもプリッとした食感と、つるん!とした滑らかは一級品!。
 

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 肉餡の方は、シンプルな豚挽肉の塩胡椒。肉団子のように潰して噛み締めて旨し!と感じさせてくれますから、白飯のお供にお食事にもなりそうな質感です。また海老餡の方は、ホールで芝海老が2尾ほど入っていたでしょうか?。ふわっと皮が破れて歯が海老の剥き身にたどり着く。しっかり歯でホールドしたと確認した0.0001秒後には、噛み締めてプチリ!と弾ける感触が脳裏を駆け巡ります。海老の旨味も優しくて出汁の塩味にとてもマッチしてる!。何だか・・・ワンタンメンを無性に食いたくさせます。
 

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 皮がデカくて肉厚なので、肉餡が食べ終わったあとでも、ちょっとした寂しさを癒してくれそう。出汁をしっかり吸収し切った皮をクチの中へ流し込んで蕩けさせ、咀嚼は程々にして喉奥へと落とし込んでフィニッシュです。あ、私は雲呑は餡から食べるの当たり前と思っているんですが・・・もし逆のパターンだったら、この展開はないですね(汗)。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> 出汁が均一に浸透深く・・・味わえる白身感!飴色に蕩ける卵黄はマチュアな甘味すら覚える濃密な旨さ!

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 味玉を割るようになったんですね。それだけで随分と麺顔の印象が変化するので、すぐに気がつきました。出汁と絡めて食うと言う前提だと、このスタイルになりましょうか。この味玉は出汁の浸透が実に色濃い味わいです。白身も黄身も柔らかめな仕上げで、齧ると白身はフルフルとプリンのように震えており、卵黄は明るい色合いでトロトロです。
 

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 白身と共に卵黄を味わい始めると・・・見栄えよりはかなり濃密な味わいで、それほど染まった感じには見えないのに、明確な出汁醤油の風味も感じたりします。まさに全体としては、マチュア感もありあり。また全体的に熱を感じる温めも好印象!。これはイイね!嗚呼、やっぱり味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「軌道に乗るだけでなく・・・更に変化と進化も滲ませる確かな旨さ!益々期待の崇高支那そば!」

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 ・・・と言う感動!。これでこの店では、2種の汁系を味わったことになりますが、醤油はインパクトとしたならば、塩は深みと感じました。私のようなオヤジな年代だと、インパクトばかりだと気が疲れてくるようなので、塩は実に今回も響いたかと!。これはできることなら、両方の違いを味わってもらいたい次第です。さてさて・・・そろそろ、メニュー展開予定の「あえだま(汁なし坦担麺)」のリリースも期待したいところ!。引き続き定点観測的に、訪問を続けて行きたいと思います。大江戸線西エリアで、しみじみと沁みるような一杯が食いたいと思うなら、激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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