胸に残り忘れない・・・ぷるぷるLemon拉麺
鶏拉麺JIN (東京・西武柳沢) 冷やし拉麺 + ネギチャーシュー飯 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> ちょっぴりカリフォルニアの風を感じる冷やしラーメン!?
- <スープ①> 冷たさの中にすっきり&芳醇な鶏エキス!しっとり落ち着く乾物のエッジング!
- <スープ②> 酸味はレモン!自家製のジュレとピールでとっても楽しい清涼感覚!
- <麺> 村上朝日製麺所:冷えて引き締まるコシつき!とっても滑らかなスベリ!グラマスな食感の中細ストレート麺
- <メンマ> ちょっと嬉しいサービス精神!穂先メンマの中ぶり2本!
- <チャーシュー> 質感高い低温調理系豚肩ロース!洋風酸味のジュレ&ピールに混じっても絶妙の旨さ!
- <〆飯> ねぎチャーシュー飯:見た目以上の肉ゴロ感!チャーシューに絡むタレだけで白飯ガツガツ満足感!
- 総じまして「梅雨の倦怠・盛夏の酷暑・コロナの憂鬱・・・吹き飛ばすスッキリ冷製檸檬拉麺!」
そして確かこのお店は、近くにあった「麺や野口」からの移転&屋号変更。以前は「ピリカ」の近くにあったっけか。ここにも強烈な記憶があって、確か券売機横にデカいダンベルがいくつもあったはず。更に券売機には「プロテイン」のボタンがあって、中休み時間には筋肉でも鍛えているのかと思えど、聞くに聞けなかったけか・・・。そんなことも頭から離れてくれません(汗)。
そんな思いで深い店なので、何やらとってもお洒落な冷やしラーメンがスタートしたとの情報ゲットしたため、速攻で午後移動を利用し、ランチタイム早々にやって参りました!。そうそう、今更また知ったが、ここ食べログでは私が初投稿者だったんだね(びっくり!)。
<全体> ちょっぴりカリフォルニアの風を感じる冷やしラーメン!?
滋味な駅エリアだから、開店時間直後だったら余裕でしょ!って思ってたら非常に甘かった!。ほぼ満席で、空いてるところは、テンポラリーな窓際席だけ!。何だよ凄い人気じゃん!西武柳沢エリアで一番に密になってるのではなかろうか。少し窮屈でしたが隅っこで縮こまり、お洒落な拉麺を頂いてみました。それがこんな麺顔です!。
おおお!爽やか!オレとは真逆!レモン輪切とレモンピールが目に鮮やか!そして浮いてる塊は氷じゃなくジュレで冷たさの中に優しさすら感じさせる!。更にスープには細かく香味油の煌めきが散らばっており、まるでキリンレモンのような清涼感を伝える!。丼を縁取る文字を見て、どこかアメ車のタイヤ刻印をちらっと感じてしまい・・・妙な感覚だがちょっぴち南カリフォルニアの風が漂ってきそう・・・・そんな冷やしラーメン。
<スープ①> 冷たさの中にすっきり&芳醇な鶏エキス!しっとり落ち着く乾物のエッジング!
さてレモン酸味と対峙!と思って最初のひとくちに集中するが、これが意外と鶏エキスの芳醇さがズドンと来る!。冷えているけどゆったりとした鶏コク・鶏エキスが漂い、サッパリ感よりも腹持ちの良さすら覚えるスープ感覚!。冷えた油ってイメージしにくいけど、芳醇な鶏清湯がしっかりと冷やされた感覚。さらさらと白飯に入れて出汁茶漬けにすら通用すると思えます。
しかしそこはそこ・・・立派に拉麺なわけで、魚介が染みてるから実に落ち着き感が一方であります。いわゆる「塩ダレ」が完全にピュア魚介で、節系の旨味がしっかり入っている!。とこの時点では思ってた(汗)。ただ後で蘊蓄を読むと、煮干しと椎茸のエキスも溶け込んでいるのだとか!。煮干がいつもニボニボしてると思わないが、椎茸の甘味でも落ち着かせているとは想像してませんでした。なるほど・・・よく出来た冷製スープ。しっとり落ち着く乾物エッジングが流石です。
<スープ②> 酸味はレモン!自家製のジュレとピールでとっても楽しい清涼感覚!
冷やし系に限らず、ラーメンにレモンというのは、東京で今となってはポツポツと見かけますね。またスダチも麺類には相性よろしいので、柑橘系&麺料理の図式は言われてみれば不自然じゃない。だけど、「自家製レモンジュレ」と「自家製レモンピール」のダブルは初めて見ました。
まずピールの方は、仄かな香り付けの役割。隣にはレモンの輪切りがあるから、酸味強烈でもない。煮干そばで言う柚子皮程度の立ち位置で、出汁の役目ではないが、清涼感ある香り付けとしては非常に効果的です。
そしてジュレが面白い。箸で摘まみ上げれるほどプルっとしてる。だから鶏コラーゲンでも溶けてるかと思ってたんだが、味わうとレモン果実のスッキリ感が満載。冷やし系でいう酢の役割はこれのみが担当しているイメージで、口の中に入れた序盤は円やかなのだが、ジュレが溶けだすとジワジワと酸味が広がる・・・といった味風景の展開。これが実にオモロイ!。
<麺> 村上朝日製麺所:冷えて引き締まるコシつき!とっても滑らかなスベリ!グラマスな食感の中細ストレート麺
レギュラーと同じ麺だと思いますが、少し洋風感漂わせるスープでも相性バッチリでよくまとまってます。中太でちょっぴり加水高めで、玉子麺のようなプリプツっとした出だしの食感がいい感じ。冷やしでやや引き締まった腰つき・密度感もイメージにぴったり。噛むと風味も感じるがやっぱり出汁との一体感ある旨味に昇華するところが素晴らしい!。
なんでそんなに一体感ある?。薬味にも絡みやすいし、麺としても寄り添ってスープを持ち上げやすい?。今回で言えば、レモンジュレがいい感じでスキマに絡みつき、具材を絡めとるからスープの一体感に加えて清涼感も漂わせるから余計に旨いのだった!。
しかも平日14時までだったら大盛無料サービスってのが嬉しい!。グラマスな食感の中細ストレート麺で確実に200gはオーバー!。質感と食べ応え両立なので、人気高くなったんでしょうね。
<メンマ> ちょっと嬉しいサービス精神!穂先メンマの中ぶり2本!
レモンジュレで隠れてますが、しっかりと太さがある中~大ぶりの穂先メンマが2本。これはプルプルっとした冷やし麺の合間に、優しいコリコリ感が加わって、実に面白い歯応えで楽しませてくれます。淡麗な出汁の旨さだけでなく、歯切れと仄かに酸味を感じるメンマ。
<チャーシュー> 質感高い低温調理系豚肩ロース!洋風酸味のジュレ&ピールに混じっても絶妙の旨さ!
現代拉麺ではもはや王道か?低温調理タイプの豚肩ロース肉の手切りスライス。やや厚めで脂の差しも見事です。冷やし系に乗ると脂の甘味を感じづらくなるかもですが、むしろ噛み締めて舌の熱で溶かすようなイメージ。本来ならビールと合わせたい、上品な淡麗肉がいいね。
一つ発見したのは、レモンジュレとレモンピールを交らせて食すると、これまた別の違った肉旨さがある!果汁の酸味と肉繊維の旨さ!そして脂の甘味をサッパリと・・・。スープに十分浸したり染みこませたりして、そうすると旨いと思うよ・・・。
<〆飯> ねぎチャーシュー飯:見た目以上の肉ゴロ感!チャーシューに絡むタレだけで白飯ガツガツ満足感!
麺が大盛サービスになるのを知らなかったら、サイドメニューも調子こいてみた。常連さんは「追炙チーズ飯」の方が注文多いようでしたが、肉に「ねぎ」と絡まされると・・・自ずとそっちに反応してしまいました。さてこの一品。配膳直後は、正直そういう感じか・・・そんな程度かと思ったんだが、見た目以上に肉ブロックが大きく、またタレの浸透が深くて食欲を再点火させます。
塩ねぎ感もいいんだが、それとあいまってタレが響く・・・。チャーシューのタレと葱の塩甘さだけで、白飯がガツガツと食えますな!。タレ丼・タレ飯ってあったらバカ売れしたりして(笑)。
総じまして「梅雨の倦怠・盛夏の酷暑・コロナの憂鬱・・・吹き飛ばすスッキリ冷製檸檬拉麺!」
・・・と言う感動!。とてもひっそりとした駅前なので少し心配してたんですが、しっかりいい店になってました。そしてバリエーションも増えてたし!。また酒がサッポロ赤星であることを今更ながら知りました。また訪問すること確実!。旨そうだった油そばと合わせて飲み食いしようかしらと画策中でございます。改札出て駅の階段降りたら、ダッシュで10秒のロケーション。サクッと訪問でサッパリ拉麺はいかが?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!