ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4200】 noodles kitchen GUNNERS (川崎・武蔵小杉) 山形だし 冷し汐そば + 味玉 〜和むローカル色を溶かしつつ、キラキラ感満載のコンテンポラリー冷やし麺!

ガナーズ恒例の冷やし!今年は「山形だし」がテーマ!?
 


noodles kitchen GUNNERS (川崎・武蔵小杉) 山形だし 冷し汐そば + 味玉 〜ラーメン食べて詠います

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 定例出社日に限って猛烈な暑さ!そして外出!・・・昼飯ピークタイムで武蔵小杉で途中下車とし、拉麺活動を開始。今年の夏は、身体だけでなくマスクで顔も暑い!。もう冷たいものしか食いたくない気分で、「でこ」か「ガナーズ」どちらか冷やし系をやってるだろうと鑑み両方突撃してみました!。結果的に一勝一敗。今回はガナーズのみ冷やし限定ありとのことで、決めさせてもらいました。
 

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 行くと意外に混んでた!。これはコロナ対策で人数絞っての営業だからで、2階席は封鎖。1階のカウンターは、結構しっかりと座席間仕切りが敷かれており、対策OK。まだまだ密対策の緊張感ありますね・・・。
 

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 さて、実は毎年楽しみにしているガナーズの冷やし。なんと今年は「山形だし」がテーマだそう。しかも醤油と汐(塩)2バージョンとなっております。山形と言えば冷やしラーメンはイメージありますが、「山形だし」って何!?。そんな興味もあってちょっと食う前から楽しみになってきましたよ!
 
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<全体> 岩海苔と緑ネバネバと海藻ビーズの色彩対比が鮮やか!食う前に目で味わう!

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 待ってる間、暇だからスマホで「山形だし」ついて調べますが、要するに夏野菜と香味野菜を細かくカットして、昆布系の出汁に浸し冷たくしたイメージのよう。実に旨そう!。年齢を重ねると俄然そういう系統が恋しくなるよね・・・モダンな店な割にはなんともオヤジ泣かせじゃないか!。そんな期待が昂ったところで配膳されたのがこの麺顔です!。
 

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 おおお!これはまた古風とモダンが入り混じるなんともハイカラな麺顔ではないか!。事前イメージではもっと地味なイメージで、昆布ネバネバを連想させる部分は当たりだし、岩海苔の黒々しさも風流にも感じる。しかし、なんと言っても色鮮やかな粒々がすごく目を引き、気持ちを明るくさせる。噂には聞いていたが・・・これが「海藻ビーズ」と言うやつか!。
 

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<海藻ビーズ> まさに海の宝石!見た目ポップで実は昆布エキスの塊!弾けるような歯応えがかなり魅力的!

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 実物を始めて実食で体験しました。これはワカメや昆布にある成分を固めたものらしく、色合いは人工的につけたのでしょう。その鮮やかさが実に女子ウケ・インスタウケしそうで、見た目がポップ。しかしそれだけでない。歯応えがコリコリというかプチプチというか、弾けるような感覚。個人的にはこっちの方が驚きでして、実に冷やし系の演出としても素晴らしく、食べ応え演出としても格別と思えます!。
 

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<出汁①> 山形だし:浅漬け風のキュウリの極細微塵にめかぶが蕩けたネバネバトッピング!

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 さて山形だしとしては、シンプル系。キュウリは凄く細かく、規則正しく微塵にされており、そこに昆布水?・・・いやいや「めかぶ」が絡んでるのだと推察。これが青ネギとも絡むので分かりにくいが、ネバネバしてる冷や汁トッピングという感じです。
 

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 出汁の浸透が深いのか、キュウリが浅漬けにも思える風味を醸し出しており、いかにもご飯に合いそうサラサラと食えそう。これがゆっくりと全体の出汁に溶け込み、粘度と野菜風味を広げてゆきます。
 
 

 

 
 
<出汁②> ベースは穏やかな塩気でヒンヤリ穏やかな昆布ダシ!岩海苔とフコイダンが蕩けて風味アップ!

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 穏やかな煮干と節?個人的には昆布エキスが凄く効いてると思える味風景です。あとから出汁氷をくれましたが、これを投入するといかにも冷ややか!。そして冷やして味は薄まらない。
 

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 塩気が穏やかな上に、めかぶのエキスも溶けますからね・・・まるで緩い昆布水イメージ。そして塩でなく「汐」と謳うからには・・・崇高な海塩と仄かな貝エキスすら妄想してしまいます。更にそれが岩海苔が溶けると一層に穏やかな海藻類の旨味があふれ出しますから、そりゃもう・・・・かなり旨い!。なんだ・・・山形ということで里の味をイメ―ジしてたら、実は海エキスと海藻!夏野菜のうま汁だったという認識です。
 

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<麺> 多加水でやや角細キッパリなストレート細麺!全粒配合多め!冷やしが効いて更に風味高い!

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 冷やし系にはうってつけ。ストレート細麺ですがキッパリとエッジが見て取れる多加系。冷え〆られた感があって、キュッと引き締まった歯応えが気持ち良いです。そして冷やし締められた麺だと風味が強く感じられますね。更に全粒を多めに配合している風貌で、確かに風味が高くて旨し。
 

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 捩れが殆どないのもこの出汁には合ってますね。微妙なとろみがありますから、表層に絡んで滑りがいいだけでなく、麺の隙間に入り込んだ汁が多く持ち上がるようで、啜りが非常に滑らかで芳醇とすら思える風味感ありあり。喉ごしはなめらかで流れるようなシルエット感で、そういうのも涼味と感じるポイントのようです。
 

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<チャーシュー> 嬉しい2種!鴨ロースと豚肩ロース!脂と肉繊維の質感溢れる高品質!酒が恋しい!

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 一切れでも鴨肉があると嬉しい!この一杯で里の味と感じる部分で涼やかさの中でも野趣を味わえるのGoodです。皮部分の焼き目の入れは完璧。しつこくない程度に焦がしがあるので香ばしさが冷えてても立ってます。また直下の脂身は分厚くネットリ&プリっとしてる。それでいて超濃厚な旨味。この脂旨味は、赤身と一緒に食らうべきですねー・・・。脂と肉の野趣がさっぱりと頂ける!。逆か!?サッパリとしてるけど野趣香る!。
 
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 豚肩ロース肉も質感あります。これも脂身が多めに差してる赤身でして薄いピンク色してる。半レアというレベルよりは少し熱浸透を感じるが、フレッシュ感たっぷりな仕上がりです。こちらは淡泊イメージで塩気が程されており、それが肉と脂の旨味を引き出して寧ろ甘味と感じるほど。ここに淡麗な昆布エキスの出汁に絡めると・・・ちょっと冷酒でも引っかけたい気分にさせる、崇高な旨さと感じます。これもイイね!特製にしとけば良かったよ!。
 
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<穂先メンマ> 超大胆と思える大ぶりサイズまるまる!大胆な歯応えにきめ細かい上品な切れ味!

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 これは飾りじゃなく、本当に具材としてのプレゼンスが高い穂先メンマでした。実際に太いし、デカいし、長い。淡麗な冷や出汁がベースになってるので、素材の味わいも感じるかも?で、大胆な歯応えな割に歯切れがとても良い。見た目は大胆ですが、きめ細かい上品さある旨さでした。久しぶりに穂先メンマの大満足感!。
 
 

 

 
 
<味玉にハズレなし!> 薄出汁が深く浸透しカエシを感じるエッジ感!ややマチュアな濃密さが旨し!

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 感覚的には、フレッシュな味わいと、マチュアな味わいの中間。バランス良いタイプ。薄出汁が丁寧に深く浸透した感覚で、ネットリとした部分で濃密な旨さを感じるが、卵黄の本来味もしっかり残す感覚。出汁に変化されきってない部分があるというか・・・玉子好きな方にはオススメかしら。
 

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 最後は、昆布を感じる出汁に沈めたいところでしたが無理なので、レンゲで回しかけました。海藻類のエキスで少し変化さえて食らうのも面白いかと。
 

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総じまして「和むローカル色を溶かしつつ、キラキラ感満載のコンテンポラリー冷やし麺!」

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 ・・・と言う感動!。山形系の素朴さも旨いし、今風の彩りも楽しいというイメージですね。これは残った汁を白飯にかけるなどしても旨そう。まだ夏は始まったばかりなので、次回訪問で醤油バージョンで飯かけも試したいと思います。今年もいい冷やし!まとまりある旨さ!武蔵小杉界隈で用事あるなら・・・激しくここもオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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