ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4191】 中華料理 タカノ (東京・新高円寺) 冷し中華 + サッポロ生ビール黒ラベル 中瓶 〜新高円寺でゆったりと過ごす!コスパで納得!トップクラスの町中華ならここ!

私の中のトップクラス町中華
 


中華料理 タカノ (東京・新高円寺) 冷し中華 + サッポロ生ビール黒ラベル 中瓶 〜ラーメン食べて詠います

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 高円寺はとても庶民的でディープなエリア!。令和に入って消費税がアップしてもワンコインで楽しめる一杯がまだ現存しております。そんな中ではこちら「中華料理 タカノ」さんはトップクラス!。特に「うまにそば」「もやしそば」「天津麺」が激しくオススメ!高円寺グルメにつき、もしご興味があれば、下記ご参考ください。
 

 

 
 今回の訪問は、こちらで「冷し中華」が提供開始との情報を麺友さんの情報で知ったためです。昨年までは確かなかったメニューで、それまでは「冷しラーメン」だったと言う記憶。冷たいワカメが少し苦手でいつもスルーしてしまったんだが、今年から定番冷やし中華にリニューアルってことは実に嬉しいです。
 
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 そして、こちらのご高齢なるお母さんもお元気そうで何より何より!。笑顔がかわいいんだよねー。店内はライチタイムで空いてたんだけど、テイクアウト注文でとても忙しそう。こちらのお店の場合は、以前より商機が広がったのかもしれません。
 
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<酒> サッポロ生ビール黒ラベル:大人エレベーター・・・20歳の頃からお付き合い

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 忙しくそうで、急かすのも何だから少し待ったタイミングで、お母さんからグラスとビールをいただきます。キリンとサッポロを選べるので、サッポロを今回もチョイス!。外で飲む時はなるべくサッポロを飲むことにしております。
 

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 これまで、幾度か稚ブログでも語ったんですが、二十歳の頃のバイト先の偉いさんが、この銘柄が好きでよく仕事終わりに奢ってもらったのが好きになるきっかけ。黒色が好きな方で、味の周りにつけるもの、乗るクルマ等、全て黒。気に入って買った中古車を、わざわざ全部黒に塗り替えるほど、黒に拘ってたご様子。ひょっとしてビールの味が好きなんじゃなくて、ラベルの色だけで選んでたのかもしれない。この頃はいい思い出があるので、今でも思い出すように飲むオレです。
 
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 そんな思いに耽っていると、店のお母さんが、よろしければ・・・と持ってきてくれたのが、クラゲとキュウリの和え物。テイクアウトの残り物かしら??。親切心も味のうち!嬉しくなってつまみ出すとこれが旨いね!。キュウリがとてもしゃっきり!そしてクラゲがクニュクニュコリコリと楽しく、中華系の油に絡んだ絶妙な旨さがナイス!。中華的お袋の味ってな感覚で楽しませていただきました!。
 
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<全体>  器は曇って徹底的な冷え冷え感!チャーシューの整然さと猛々しさで更に麦酒が進みそう!

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 厨房の奥でマスターが相変わらず、中華鍋をふるい続けてる。手捌きがリズムに乗っており、ちょいかっこいい!。そしたらケチャップの焦げる匂いがしてきて・・・あれれ?中華ならチャーハンじゃないの?って思ってメニュー見直したら「チキンライス」が載ってました。嗚呼!そんな気軽さと何でも応えてくれるCS徹底ぶりが、まさしく町中華!。ビールの酔いも回り始め、町中華の世界観に浸っておったところで、目覚めるタイミングでお母さんから配膳が完了!。それはこんな麺顔です!。
 

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 おおお!ほのぼの町中華感とボリュームと質感の迫力がすごいじゃないか!。ガラスの器が曇ってるのは、そう言う柄なんかじゃなく、冷え冷えで曇ってると言う徹底ぶりが、まずすごいです。盛り付けは立体的に整えられてるのもあって本格的だし、レタスと紅生姜のコントラストも絶妙。それに辛子の量も半端ない!。小袋辛子も便利でいいんだが・・・少し殺風景だしね。それがない上に盛り付け方がハートフル!。それにだ・・・画像的には見にくいが裏側には、カニカマが備えられており、楽しさの広がりもハンパなし。
 

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<タレ> 定番の酸味ベースの醤油味に胡麻をプラス!フルーティな清涼感に深めなコク!辛子を一気に溶かして痛快!

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 ところで近年、冷やし中華も全体的に進化を続け、変化の取り込みが激しく、定番の酸っぱい系の醤油味は少なくたったかもしれませんね。酢にも果実汁などアレンジが進み、料理の垣根も超えつつあり、冷やし中華も発展途中か!。そんな中で、振り返るように、安寧なる王道町中華系冷やし中華を食らいます。
 

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 ベースは確かに酢醤油系の冷しダレ。微量の中華出汁に薄口醤油とお酢、そして砂糖の溶け込みが一体化した感じです。洒落た感じななら味醂もありなんでしょうが、お酢の酸味と醤油の塩気と香り。これらと砂糖のコンビネーションで、酸味が化学反応するかの如く味わいが広がる!?。個人的にはフルーティーな酸味の出方と感じており、これがゴクゴクと飲み干したくなるような酸味の出汁感ですよ!。旨し!。
 
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 薬味を溶かそう!私は唐辛子も好きですが・・・和辛子がめちゃ好きなんです。ツンと来る刺激はパワフルですが、和辛子のインパクトが好き!変態ですね(豚まんに小袋辛子を2つ以上ねじつけながら食らうレベル)。なので様子見など一切せず、全部投入して溶かしまくり!。落ち着き感ある酸味のバランスが少し変化しますが、味は複雑化し、旨さのカオスさはググッとアップ!。
 
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 そして最終的には、紅生姜の刺激で味の調整は終わります。冷し中華には・・・やっぱり、ドぎついまでの紅色がよく似合う!。厚化粧極まるパッションレッドが、昭和の夏風物詩にこれほどマッチするとは、ある意味美学を覚えます(この時点でビールで酔ってる)。辛さで言えば、和辛子のパンチと、紅生姜のボディーブロー。気持ち良く、旨さの連続攻撃で旨さの快楽ノックアウトでございます。
 
 

 

 
 
<麺> 草村商店:うっすら透明感ある多加水直麺!汁を吸いがちな中に冷気で引き締まるプチッとした歯応え!具材にもよく絡む!

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 見上げれば、冷し中華そばのポスター。「栄養プラス涼しさ」ってコピーが昭和的で泣けるね。この飽食の時代にあって「栄養プラス」とは・・・時代錯誤と言うより、洒落が効いてるとすら思えてしまいます。このポスターの提供元は、「草村商店」でした。
 

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 艶やかな発色に透明感ある地肌感。丸麺のようなストレートフォルムだが、どこか大衆的な印象を与えてくれる。なるほど・・・草村商店と言われて、すごく腑に落ちました。永福町系大勝軒を支えるブランド麺。一般的に冷し系に無縁と思われがちですが、一ノ割大勝軒で冷しを食えば、これが絶妙と感じるはずです!。
 

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 柔らかい麺が冷気でぐんぐんと引き締まり、コシを感じたりもします。しかし不思議にも、これが冷えているのに汁を吸いがちで、淡い酸味のタレとすごくマッチします。多少捩れがあることから、キュウリやチャーシューを絡めますし、レタスを巻き込んで食う食感が実に面白いじゃないか!。プツプツと歯切れよく千切れるのも快感だし、チャーシューと一緒に咀嚼すると汁なし系の醍醐味を感じる旨さ!。マジかよ・・・旨いので大盛り設定を激しく懇願いたします!。
 

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<チャーシュー> 意外とパワフル!噛み締めて脂身の旨さを知る肩ロース肉!汁に浸ってもしっかり肉旨味!

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 まだこちらでチャーシュー麺を食ってないので、詳細は不明ですが、大判2枚分の細切りカットと思われます。これが実に肉厚で切り口は正方形ですが、十分に太いと感じるサイズ。肩ロースであるのは脂身の混じり合いで分かります。いわゆる煮豚タイプの仕上がりですが、実に味わい深く、単品で食ったとしても旨味がしっかり出ているのが好印象!。これをそのまま食らって、残りのビールのつまみとして楽しみました。
 

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 意外とパワフル!噛み締めて脂身の旨さを知る!タレに浸ってもしっかり肉旨味広がり、タレも味変化として機能してとても旨いじゃないか!。他に五目冷し中華と言うバージョンもあるんだが・・・同等金額でチャーシュー増しと言う駄々を、次回はこねてみようかしら:笑。
 

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<かにかま> これは世界に誇れる・・・日本の大発明品! surimi 万歳!

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 かにかまは、蟹の代用・イミテーションじゃなく、立派な独立アイテムですな!。意外と海外では評価されてる食材で、有名レストランでも出てくるみたい。昔むかし、香港出張で呼ばれた晩餐でも使われてた記憶だし、欧米ではsurimiと呼ばれてるとか、聞いたことあるが・・・詳細は不明。
 

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 本当は裂けるチーズ見たいに、少々解すように割ってみたい気もするが・・・これも麺に絡めて食ってみたり、そのまま食ってビールのお供としたりして楽しみ尽くしました。この冷やし中華は、チャーシューとかにかまで、しっかりと酒のお供を果たしてくれるから実にいいね!。
 

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<他具材> 定番のキュウリと紅生姜はテッパンの相性!サニーレタスとの相性は意外な発見!

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 最後にサニーレタス。キュウリと紅生姜はテッパンの相性なのに対し、これはいかがなもの?と冒頭では少し感じたものの、実に嬉しい意外性の発揮でした。冷やし中華にレタスはあり!。今度自宅でやってみます。その際、マヨネーズはあった方がいいだろうか・・・・。などと考えながら一切食い終えてフィニッシュ!。食い終えてから、自分の席から遠いところに、テーブルセットとしてマヨネーズが置いてあるのに、初めて気がついた!。嗚呼・・・それ試したかったのに!
 

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総じまして「新高円寺でゆったりと過ごす!コスパで納得!トップクラスの町中華ならここ!」

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 ・・・と言う感動!。巷の相場よりはかなり格安で、内容がしっかりした一杯でございました。こりゃもう一度、この夏終わるまでに食いにきたい。青梅街道沿いですが、通過客より地元客が支えてる信頼感あるお店。新高円寺界隈でほっこり食らうなら、町中華が一番。そしてここが一番。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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