ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4155】 熊本ラーメン ひごもんず neo 三鷹 (東京・JR三鷹) 角煮ラーメン + ルータン + ハートランドビール 〜身近に質実太肉麺!酒肴も充実なら行くしかねえか!?駅近で使える止まり木的ラーメンスポットここにあり!

ハッピーアワーで飲めたりする!非常に使える店なのだ!
 


熊本ラーメン ひごもんず neo 三鷹 (東京・JR三鷹) 角煮ラーメン + ルータン + ハートランドビール 〜ラーメン食べて詠います

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 熊本ラーメンと言えばイメージ的には「桂花ラーメン」。それだけでもう分かる味わいなんだが、そう言えばここ最近では、川崎の新丸子で食って以来、全然熊本系って食えてないや・・・。そんな感じで何気にラーメンデータベース等ネットを物色してたところ、「熊本ラーメン ひごもんず neo 三鷹」を検索発見。ああ、あそこか。いつも「中華そば みたか」へ行く時に近くをスルーしてしまう店だなーって・・・また情報をスルーしそうになったんだが、何と「ハートランドビール」があるとのこと!。何ぃ〜、こりゃ行くしかないでしょ!だって出すラーメン店って貴重なんだもん!。
 

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 そしていざ突撃してみたが・・・来て少しびっくり。良い店じゃん!。まず接客が気持ちよく、こっちが恐縮してしまほどです。そしてそれだけではない・・・・
 
 ①通し営業・遅くまで(コロナ禍の時期は不明)
 ②お酒アイテムが割と豊富
 ③平日昼はライスサービス
 ④平日夕方時間帯はハッピーアワータイムで安く飲める
 ⑤おつまみメニューが充実
 ⑥麺ハーフも対応
 

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 おいおい、学生やガテン系の方々、そして酔いどれ客までも対応可能という、実に懐深いではないか!。これは非常に使える!。これだけこの界隈で活動しておきながら気が付かなかった・・・。
 
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<酒> ハートランドビール:三鷹・武蔵野エリアのラーメン店でこれ飲めるのはここだけ!?

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 ハートランドを置くラーメン店は、23区内では見かけるが、外れるとあまり見当たらないのです。しかも、500円という設定が曲者で、小瓶だったり中瓶だったりする。これが立派に中瓶を出してくれるからありがたい。
 

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 本当にボトルを眺めているだけで気分に浸れる銘柄。昭和末期頃のバブルイケイケ時期に、よくもこんなに落ち着いた銘柄が発売され、今まで生き残っているものです。流行を追ってたようで、しっかりと本質的なところを貫いてたか・・・。一時期、缶ビールもあったと記憶してますが、その後は瓶ビールに特化。もし今でも、缶のハートランドを保管してあるなら、コレクターなら高値で売れるはずです。
 

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 大量生産のようで、個を重視したコンセプトってな感じでしょうか。単に、麦芽とホップの旨味と苦味を素直に味わうのも良いが、虚飾を削いだようなイメージが素朴な味わいにも感じさせます。ラベルをもボトルから削ぎとし、魂を刻印するかのようにボトルにエンブレムを刻み込む。実はシンプルな味わいな故に、ライトなビールと感じる人も多いとか。見方によって味わいが変わるのね。
 
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<全体> 肉々しくも具だくさん!豚骨エキスと角煮迫力に寄り添うキャベツがいいね!

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 実はフツーにラーメンを食うはずだったが、折角「熊本系」なのだから、それらしいのを食おうという算段。桂花ラーメンでは「太肉麺(ターローメン)」と呼ばれる「角煮ラーメン」を今回はチョイスさせていただきました。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!これは特製ラーメンよりも迫力あるんじゃない?。具材で埋め尽くされており、スープはわずか、麺は埋もれて全く見えません。何と言っても角煮の迫力ですが、もはやトロトロを通り過ぎて今にも崩れそうなほど柔らかさが伝わってくる!。そして王道のマー油の香りが鼻腔をくすぐります。豚骨ラーメンらしいキクラゲの存在感は頼もしくも楽しみですが、ネギとキャベツが豊富であるおがかなり嬉しい。桂花ではあまり馴染みがない肉厚な大判一枚海苔の好印象。これ以上具材があったら、厚化粧になってしまおうか・・・ギリギリキワキワの贅沢ラインを保ってますね。
 

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<スープ> 熊本系王道のマー油の香ばしさ!程よい濃厚さで緩くペタっと貼りつく豚コラーゲン感覚!

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 さてそのスープ!味わうと分かりやすい旨さで膝を打つ!。しっかりと煮出された豚骨エキスが実に豊潤な上に、マー油が香ばしく溶け込み、塩気が旨味をさらに引き出しにかかるような味風景。豚骨エキスの甘味と焦ニンニクの香ばしさで、本能的に空腹感を刺激されて腹が余計に減りますな。
 

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 でも個人的には見栄えで戸惑ったスープ。豚骨スープの海に、黒い帯か斑点のように浮かぶマー油を想像してたんだが、それが見当たらない。思わずテーブルセットを見回してしまうが、該当するものがなく・・・そのままレンゲで啜り食うが、スープに溶け切っているとしか思えない。スープからはマー油の香ばしさがプンプンしており、これぞ熊本系ってソウルを感じる旨さです。
 

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 そして面白く感じたのは「コラーゲン」感覚。久留米系のような激しさはないけれど、確かに口の周りをペタペタと貼り付くようなのを感じます。ゲンコツを徹底的に煮出すとこうなるのか?。鶏系ならモミジとスパッと答えますが、豚骨だから「カシラ」がそれにあたるのか?。確かどこかで聞いたことあるー(魔の巣@松戸?)。三鷹・武蔵野エリアだと「きら星@武蔵境」がピンとくるけど、カシラはクセがあるからねー・・・。それを思うとこのスープは臭みが全くないので、実に不思議な気持ちでゴクゴクと味わい続けます。結果として抵抗感なく完飲!。
 
 

 

 
 
<麺> 加水低めな中細ストレート麺!しっかり風味で熱ダレにも強く・・・頼れる旨さ!

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 麺はティピカルな、中細ストレート麺。角細がきっぱりとしており、見ていて麺線がキリリとして気持ち良いフォルムです。加水は九州系ならではの低め。パツパツ極まるという部類ではないけど、中心部の風合いをしっかり感じ取れる風味豊かな麺が好印象です!。
 

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 汁に浸透することが少ないのもレビュアーとしては好都合。非常に伸びにくくて熱ダレに強い印象。もともとスープがエキス感高くて味が濃ゆいので、濡れるだけでも十分美味しく食えるという感じです。濃厚なスープにも負けずに受け止める風味ということでは、とても頼れる麺の旨さ!。
 

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 そして九州系の麺ならば、キクラゲと絡ませてゴリゴリパツパツと豪快な歯応えを制して食らうのも定番ですね。今回も例に漏れずですが、おまけに海苔を巻いてみたり、キャベツと合わせてフレッシュな甘味と合わせたりと、楽しみながら食いました。こう言ったところも、この一杯は特製以上に随分と楽しめて食えた気がいたします。
 

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<薬味> 生ニンニクをクラッシャーで潰す!俄然、味にシャープさが増し旨さが再点火!

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 テーブルセットに、「にんにく絞り」と「生ニンニク」があるとかなり興奮するよね!。これがあるだけで、心意気と旨さを感じる次第。俄然、絞りたてニンニクはパワーが違う!香りや刺激が違う!。きっと栄養価も高いはず。
 

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 ジリジリした刺激の際に目が染みるような錯覚もあるほどで、これをスープに溶かした瞬間から熱を持って香りが倍増して辺りにスパークする!。そしてこのあと、少し残しておいたビールを胃に流し込むと旨いのだが・・・このビールと生ニンニクの組み合わせが最高に旨くて臭い:笑。今回は、通勤バッグを当然持ち合わせてないため、ブレスケアできなかったが・・・家に帰ってからは、鼻つまみ者扱いされてしまいましたわ。
 

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<角煮> 角煮と言うより「太肉」!メチャ柔らか!食べやすいサイズでしっかりボリューミー!スープの塩気と角煮の甘味がベストマッチ!

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 角煮・・・独身時代@南浦和ではたまに自炊で作ったりしたメニューです。私のレシピでは下煮は塩を使うが、醤油の他に生姜や砂糖や蜂蜜も使ったりして、割と甘辛い味のイメージ。豚バラ肉の塊が安売りしてたらこれ作ってストックしたっけ。俗に言う三枚肉と言う、キレイな肉は高いので、端肉でも良い・・・。柔らかくしたいからどうしても蜂蜜を浸透させたい。だから多少なりとも甘くなったのか?。
 

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 そんな記憶と比べると、とても食べやすい大きさにカットされており、サイズは上品。しかし具材の見えてない部分にも潜んでおり、肉ボリュームとしては申し分ないです。醤油ダレの浸透も深く感じるけど、マイレシピより塩気が効いてて、これも絶対あり!と思える旨さ!。塩気が効いた分、脂身の旨味を深く感じるようで、飯より酒が進みそうな味わいです。
 

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 スープに浸って旨さを交換して高めあってるようなイメージ。ちょっとオーバーボイル気味な気もあるが、ラーメントッピングとしては合ってる!。肉を浸し込んで汁を吸い込んだ状態がきっと「太肉麺」の完成形なんでしょう。
 
 

 

 
 
<他具材> ゆっくりとしんなりしたキャベツは最適!キクラゲのゴリゴリ歯応えは痛快!

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 キャベツあっての太肉麺!角煮ラーメン!茹でキャベツ対応も言えばしてくれそうですが、生の柔らかさをそのまま打ち込んだ方がイメージです。熱々スープがゆっくりとキャベツに浸透して、フレッシュとボイルの中間的な状態がベスト。実はこの状態が一番キャベツの甘味が高いのではないでしょうか?。
 

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 九州系でキクラゲの質に問題あるわけありません。とても肉感もあって張りもあり、ゴリゴリボキボキと齧るのが痛快!。本当は、キクラゲを追加してお祭り状態にしたかったのですが、オレの注意不足のせいか購入ボタンをすぐに見つけられず、今回はデフォルト量で食い切りました。他にも、特製辛味やら、高菜油炒もある様子。厨房の中で、高菜油炒の仕込みをされておられましたが・・・実に旨そう。とっとおこぼれ摘みたいと思うほど:笑。次回はそれかな・・・。
 

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<味玉にハズレなし!> その名も「ルータン」・・・少しハードめな仕上げに優しい出汁が浸透した旨味!ハードな味にほっこり感じる箸休め!

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 確か・・・券売機で「味玉」をちゃんと押したはずなのに、食券は「ルータン」と記載。あ!間違えた!と思ったけど、間違ったとしてもどんなものか興味があったので、そのままスルー。しかし・・・やっぱりそれは味玉でした。単に方言でそう呼ぶみたい?。
 

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 王道の煮玉子感ですなー。割とハードめな仕上がりで、白身にはしっかりと出汁が浸透。一部卵黄と切り離して食いますが・・・淡白な味わいに出汁が含まれ、とっても優しい味わいになってます。そしてそのまま卵黄へと味わい始めますが、これまたマイルドで優しい味わい。固茹で一歩手前な状態に、出汁が含まれマチュアでコク深い味わいですが、卵黄には妖艶さが消え、とてもほっこりする旨さに昇華!。濃厚な豚骨の味風景にあって、ナイスな箸休めとして仕事を果たしてます。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「身近に質実太肉麺!酒肴も充実なら行くしかねえか!?駅近で使える止まり木的ラーメンスポットここにあり!」

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 ・・・と言う感想。少し帰りが早い時に、ハッピーアワーでビールとつまみをやりつつ・・・時がくればハーフ麺で〆る。そんな理想的な展開が可能。惜しむらくは、自宅に近いところで夜の止まり木はしづらいかと・・・。ならば土日の昼間にやってしまおうと企み中です。今はコロナ禍で厳しい時期が続きましょうが、是非とも乗り越えてもらいたい次第。激しく応援!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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