ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4107】 麺処 あす花 (東京・水道橋) 真鯛の潮そば + 居酒屋コースメニュー 〜まさにこの一杯に辿り着くまでの・・・春を感じるストーリー展開!

一段と春めいて来たね・・・月例 居酒屋営業に今回も参加!
 


真鯛の潮そば + 居酒屋コースメニュー 〜ラーメン食べて詠います

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 例年ならば、一年で一番多忙な時節。ところが今回、例のコロナ騒ぎで社内イベントも自粛気味で、粛々と決算追い込みに励むばかり。更にタイムリーにことが進まず、手待ち時間が妙に重苦しい・・・。本当にこの期が締まるのかと、焦り度合いが半端ないのですが、どうせ悶々とするくらいならと・・・月例のオジサンの会(らをたの会)に短時間だけ参加させてもらいました。
 

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 されど、やっぱりどこか頭の片隅に、仕事がチラついて・・・正直、発散仕切れなかった?。ですがストレスは存分に発散させてもらいましたよ。参加諸兄には激しく感謝です。ここでしか聞けないラーメン情報なども回収させてもらいましたぜ・・・へへへ。
 
 

 

 

3月のコースメニュー

 
 もう南風も強く感じるようになりまして、ジャケットすらも暑く感じるかも。そんな時節を、明日香店主は独自のセンスで、今回もラインナップしてくれました。
 
 
小松菜とたらの芽の白和え:春の柔らかい苦味を堪能!いきなり冒頭から親父泣かせ!

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 白和え・・・泣かせるぜ!。個人的にお袋の味。京都の木綿豆腐で和えられた味わいを懐かしむぜ!。もう何年も食ってなかったから、こころ密かに喜んで泣いておりました。それに和えられたのが、小松菜とたらの芽!。春と言えば、味わいは「苦味」なのだよ。たらの芽の・・・まだ灰汁を発しない刹那の苦味が、こことよい!。そこに小松菜の個性がナイスマッチ!。
 

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珍味三種盛:鮫軟骨の梅肉和え!牡蠣の・・・なんとか!あおさの酒盗!

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 鮫の軟骨と梅肉和えは「梅水晶」と言うらしい。その場に居合わせた麺友さんの談。これは実に酒に合うが、特に日本酒を呼び込む。
 

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 しかしその次の牡蠣の・・・・・なんとかがもっと凄い。牡蠣の風合いが実にクセがなくて、風味だけが旨さに滲む感覚。たまたま、牡蠣が苦手な方が2名ほどおられまして、ほぼ3人分食って堪能してしまいました。スンマソン。
 

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たけのこと鶏肉の煮物:ここでいきなり、ほっこり感溢れ出る春の煮物!緩急を突くね!

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 珍味の後は王道の煮物!。それもただでは済まない!たけのこと鶏肉の煮物です。私はたまたま親戚に竹林を持ってる方がおられて、単純に筍が好き。そのほくほくサクサクした歯応えと、ほのかな青さが残る旨味が好き!。それが優しい和出汁に煮られて実にいい塩梅です。一緒に煮られた鶏肉の旨味もたけのこが吸い込んでる!。うまくないはずがない。
 

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ほたるいかのからあげ:うっひゃぁ〜!ホタルイカの腹わた苦味と唐揚げ香ばしさの共演!

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 ホタルイカを唐揚げにするとは何とも大胆!しかしそれが正解!。ホタルイカの身がカラッと仕上がってる上に、マヨネーズを絡めてみる。そして奥歯でいきなり潰すと、身と皮の香ばしさもさることながら・・・中の腹わたの苦味が実に、揚げた香ばしさに合うのだった!。うわーーーこれは、どんな酒にも合うオールマイティー。
 

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柔らか黒酢酢豚:まじで柔らかい酢豚!そして本格的迫力に唸るよ!

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 おいおい・・・マジで肉が柔らかい!。フツーの酢豚と違って餡が絡むこと少なし。またパプリカの甘さも絡んで少し中華から逸脱してる。そこが、ネオ・チャイナキュイジーヌってな感じで、実に新鮮な感覚で食える酢豚だわ。飲み放題のビールに実に良く合う!。 
 

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真鯛の潮そば

 
 1月は二郎系、2月は貝出汁・・・そして3月は「鯛」と言う流れ。そう言えば最近、鯛塩系は随分とご無沙汰しておりますのでナイスなタイミングです。
 

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全体:松皮焼きの崇高鯛身!鯛しゃぶ風な切り身!立ち上る鯛出汁の熱風感!

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 おおお!冒頭から目を惹く鯛の切り身!焼いたものは良く見かけるのですが、何と刺身の切り身ですよ。しかも皮の部分が松皮焼きに仕立てられており、皮が香ばしく仕上がっている上に、直下の脂も旨味を増す仕掛け。魚類ってのは皮が旨いんだよねー(ホッケは除く)。
 

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スープ:鯛のアラ炊き迫力と鮮魚感覚漂う風味感覚!ほんのりと鮮魚系の余韻が心地良し!

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 ううう!すでに飲み放題の終盤とあって、朦朧とし始めたところで意識が目覚めます。この鯛の濃さが個人的にはすごく合ってたかと!。鯛系のラーメンって、軽いタッチで華やかさを出す様なアラ炊き風が多い中、最近では錦糸町の有名店の様にバリバリ鮮魚系で濃密さアピールのも、系統としては見かける様になって来た。どっちも好きなんだが、これはその中間的立ち位置で、香りの華やかさと、エキスの力強さの両方をバランス良く感じ取ることができたよ!。
 

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麺:いつも以上に麺自体の風合いが高し!鯛の風味にベストマッチ!

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 麺は、カタメ主義者な私。最近、あまり主義主張に疲れて来たんですが・・・何となくいつもより固めの様に風合いを強めに感じましたが・・・すでに酔ってたので、おぼろげです。スープエキスと塩気、麺の旨味を咀嚼で合わせてゆくのが楽しい!。序盤のクスクスとした感触がいいね。
 

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 そしてやっぱり汁を吸い込み始めるんだが、うん・・・やはりこの系統はこの方がうまいかな:笑。旨くて非常に短い時間で食い進めたので、浸透し過ぎない程度のベストな状態のまま食い切る!。ほぼ飲み込んでいるのでは?と思うほど、喉越しのシルエットがいい感じ!(完全にこの時点で酔ってる)。
 

 

 
 
チャーシュー:塩味にぴったり寄り添うレアな肩ロース!

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 普段の営業では見かけず、居酒屋営業の時には供されるのでしたっけ?。間違ってたらすんまそん。美しい春めいたピンク色した半レアポーク。もちろんこのままでもうまい!。脂身のバランスなんかも絶妙でございます。しかしこれをあえて・・・鯛スープに潜ららせてから食らう。魚介の個性と喧嘩なんか全然しないのだよねー。塩気も少しプラスされ、鯛の風味が熱とともに肉味に加わり、実に飽きない旨さ!。もう一杯だけビールを飲んで帰ろうかと思わせる。
 

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鯛:スープの塩気に混じりながらも・・・マジで鯛の肉が甘い

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 結構肉厚でサイズも良好なものが二切れ!。時間がなくて今回は早めに中座してしまったから、詳しく聞けなかったのが非常に残念ですが、そのまま食って非常に旨し!。少し昆布で締めたのかもしれません。結構肉厚カットで、弾力性のある鯛の歯応え。少ししっとりしており、酒か白飯で茶漬けでもしたいくらい上品な旨さですよ!。
 

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 一切れだけでも全然アピール力ありありなのですが、二切れもあるから次は少しスープに沈めて、しゃぶしゃぶ風にしてみます。まぁ、熱変化で白くなったりはしませんでしたが、温もりを感じる中に、鯛塩エキスが逆輸入状態。これも旨い!やっぱりこれで鯛茶漬けすれば最高と確信いたしますよ!。
 

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総じまして「まさにこの一杯に辿り着くまでの・・・春を感じるストーリー展開!」

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 ・・・と言う刹那!。世の中ちょっと暗い様相を呈してますが、花見は無理でも、食で春を感じとるのも風流なり。あまり内向き思考に陥らず、前向いて明るく生活してゆきましょう。なーんて考えてたらうとうとしてしまい、気が着いたら帰りの電車が終点・・・そこは三鷹。黄色い電車で良かった:汗。とまあそんな感じで、居酒屋営業も激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日もほんとうにごちそうさまでした!!!
 

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