次世代ラーメン決定戦優勝カップ麺と食べ比べ
麺処 あす花 (東京・水道橋) [限定]貝出汁白醤油らーめん + だし炊きごはん 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> 実物もやはりシンプル!逸品ならではの落ち着いた質感!?優勝なる自信が滲む・・・
- <スープ> あっさりなのにコク深き鶏エキス!魚介の落ち着きが甘さそ誘い白醤油の塩気でピント合う!そして貝が滲む・・・
- <麺> クスクスと風味よいストレート細麺!徐々に汁を含んで楽しき哉・・・スベリも持ち上げもナイス
- <チャーシュー> 王道で安堵すら感じる煮豚のばら肉ロール!汁をスポンジのように吸いまくる旨さよ!
- <だし炊きごはん> 鶏出汁にニンジン・油揚げの甘味浸透!更に生姜?・・・最後は雑炊風に崩してみよう!
- 総じまして「毎日食えるあっさり感!白醤油の余韻麗し・・・如月限定優勝拉麺」
そうなるとこれはもう本物も実食してみたいと思うもの。週末の平日移動を上手く利用してやって参りました。とある平日午後1時半・・・ちょうど満席。丁度いい具合に客が入れ替わるので行列までは行かなかったが、明日香店主もひとりオペで大変そうでございます。きっとコンビニに自分の顔が印刷された商品が並ぶとなると、気合が入るよねぇ~。これで名実共に東京の名店って言えることでしょう。私も自身を持って友人関係に薦めたいと思う次第です。
<全体> 実物もやはりシンプル!逸品ならではの落ち着いた質感!?優勝なる自信が滲む・・・
カップ麺が店頭に並ぶ期間だけの限定展開らしいです。興味のある方はお早めに。こちらは炊き込みご飯も有名人気なので、今回も迷わずチョイス。少し前までは無料サービスだったんですが、今は20円(たったの!)。食わない手はありません。そんな今回のスペシャルなセットの麺顔はこんな感じです。
おおお!妙にビシッと和の落ち着きを感じさえるね!。お盆が背景となってキマッた風に見えるからなのか?。よくよく見るととてもシンプルな作りだが、スープの煌めきや透明度、透けて見える麺の並びなど見ていると、ジワジワと質感も伝わってくるではないか!。シンプルなのに迫力すら覚える・・・優勝たる自信のオーラが漂っているとすら感じてしまいました。腹が減ってると特にそんな妄想が生まれるオレです。
<スープ> あっさりなのにコク深き鶏エキス!魚介の落ち着きが甘さそ誘い白醤油の塩気でピント合う!そして貝が滲む・・・
一口啜って、嗚呼・・・旨いと安堵のようで喜びのような溜息。特別にぎょぎょっとする驚きは無い、毎日食える一杯のようではあるが、隙のない緊張感はありなむかと・・・。確か大山鶏をふんだんに使っているんだっけ。こだわりだけあり鶏の旨味が非常にスッキリとしている割には、コク深いです。全体的に和の落ち着きもあり、昆布が効いている感じがするし、また甘味には煮干、香りには節系といろいろと妄想が止まりません。
白醤油がまた特別感をかもし出してますね。フツーのカエシではない円やかさ、上品さを感じるエッジングだし出汁感を高めるような塩気がいいね。醤油の微妙な酸味ある後口感が見当たらないのが秀逸です。
またメニュー表題にもある貝出汁。これも上品に効いており、出しゃばらないのがいい感じ。仄かな貝エキスって感じです。さて何の貝なんだろうね・・・。流行りは蜆蛤なんだろうけど、最近食ってないから味忘れた(笑)。ホンビノスはキリリとしやすいし、浅蜊が無難なところだろうか?。次の訪問で聞けそうなら聞いてみようかと。
<麺> クスクスと風味よいストレート細麺!徐々に汁を含んで楽しき哉・・・スベリも持ち上げもナイス
実は、発売されたカップ麺のフライ麺が進歩したなーって感じました。ストレート細麺のクスクスしたイメージがあったもので・・・。そのイメージを引きづっての実食ですが、なるほど似せてる似せてると思えて少し心の中で笑ってしまいました。序盤については見た目以上に風味よく、クスクスとした歯応えも小気味よい。併せて非常にまとまりもよく、スープの持ち上げでグイグイと食えました。そして次第に汁を吸い込みだしてからしなやかになって、旨さの感じ方もシフトです。
汁を吸ってからも旨い。出汁がいいからなんでしょうが、グルテンが口の中でα化しやすいというか、出汁の旨味と麺の甘味が一体化しやすくなるのが好き!。同時にしなやかさもMAXだから、その旨さ求めてズボボボボボーーーーっと啜るスピードがとまりません。
もう中盤以降の啜り込みが楽しくてならない。海苔を巻いたり、穂先メンマを添えて合わせたりして、いろいろ試して味わい変化も楽しみました。中でも穂先メンマは一本まるごとズボボボボボーーーと麺と同時に入れ込んで一気に咀嚼!。メンマが柔らかく砕けるように変化し、麺と絡んでゆくのが痛快でした。嗚呼、麺もいろいろ試すと面白い~。
<チャーシュー> 王道で安堵すら感じる煮豚のばら肉ロール!汁をスポンジのように吸いまくる旨さよ!
一番気取らず食えたのがこれだったかと。もう関西時代からどれだけ食ったか分からんという、豚バラ肉チャーシュー。大阪転勤時代に一番食ったっけ・・・。煮豚タイプで余計なところが抜けた脂が旨い。塩豚みたいな作り込みになっているのも、脂が多くてもたくさん食えて罪悪感少なしといったところかな?。
汁をスポンジのように吸いまくる旨さよ!箸で持ち上げると自重で崩れ落ちるほどの柔らかさ、これはライスに乗せて食らうとよろしかろうだが・・・今回は白飯じゃないので、そのまま食ったり砕けた部分を麺で絡めたりして胃袋の中へ納めました。
<だし炊きごはん> 鶏出汁にニンジン・油揚げの甘味浸透!更に生姜?・・・最後は雑炊風に崩してみよう!
20円という設定が泣ける。炊き込みご飯じゃなく「だし炊きご飯」。きっと出汁を強調したかったんだと思うんだが、ハンパない旨さなので、出汁がいいのもうなずけます。醤油系の風味に甘味が溶けて混然一体化・・・そしてあっさりとした味付け。特にニンジンと油揚げの味が、甘味を全体に与えて実に旨い!。
それだけじゃなく生姜が少し入ってるように思えたが?この微かな清涼感は醤油の風味にもマッチするのでした。
半分ぐらい食ったら、ラーメンスープを垂らす・・・いや注ぐのがオススメ。ちょっとした雑炊にしてみたいのだが、これが激しくおススメな旨さ。出汁がまたご飯に旨味と熱を与えて旨さが活性化!。味に彩を覚えるほどだよ。レンゲで掬って少しづつ試すもよし、ラーメン丼へと放り込むのもよし。
総じまして「毎日食えるあっさり感!白醤油の余韻麗し・・・如月限定優勝拉麺」
・・・と言う感想。奇を衒った部分はない、非常に素直な一杯がこれほど旨いのだと再認識です。本当に丁寧に作ってるんでしょうね・・・それも愛情なんすかねー。愛は独占してはいけない・・・広くいろいろな方にも味わっていただきたいものですな。本当に美味しいものを伝える喜びを今噛み締めております。老若男女広く激しくおススメ!旨し!今後も応援しつづけますが・・・・とっとと最後に詠って、いつもの通りに締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!