ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4022】 中華そば 堀川 (東京・自由が丘) 醤油そば +味付けたまご + メンマ増し + 卵かけごはん 〜魚と鶏の旨味が研ぎ澄まされて芳醇!そしてハイスペック!並んで食う価値ありな自由が丘のニューカマ―!

巡り合わせのいい店ってあるものだね・・・
 


中華そば 堀川 (東京・自由が丘) 醤油そば +味付けたまご + メンマ増し + 卵かけごはん 〜ラーメン食べて詠います

 

 絶対に巡り合わせの良しあしってあるよね。実は自由が丘に二郎系が開店と聞いて、昨年末あたりから訪問しているんだけど、全部フラれています。2度あることは3度ある。じゃ4度めはそろそろゲットでしょと、定休日まで確認していったのに・・・またフラれてしまいました(号泣)。本当に巡り合わせが悪いんだよなぁ~。ちょっと拗ねてるオレ。
 

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 その一方で、巡り合わせが本当に良い店っとのもありますな。今回フラれた店から数分の場所にある「中華そば 堀川」さんがそれかも。もう既に行列店になりつつあるんだけど、ランチタイムのど真ん中で、まさかすぐに座れるとは思いませんでしたよ。その直後には10名以上の行列発生なんだから、一歩間違えばドツボにハマって昼飯難民だったかも。今回は二郎系食うつもりがフラれ流れたわけだから、ガッツリ食いたく!卵かけごはんも追加させてもらいましょう!。
 

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<全体> 魚介のエキス感と醤油の深さが麺顔全体に溢れる迫力がいいね!

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 前回の「いりこそば」がかなりの好印象!。ラーメンデータベースでもそちらが多くピックアップされておりますが、卵かけごはんとの相性も鑑みて、今回は「醤油そば」としました。前回印象の良かったメンマと味玉もプラス!それはあっと言う間に配膳されて休憩時間の残り少ないオレにとっても嬉しい!それはこんな麺顔でした!。
 

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 おおお!見るからに煮干しの濃ゆさと醤油の深さがバリバリアピール!。ブラック系拉麺の一歩手前かと思えるほどの濃ゆい醤油ブラウン。そして表層は香味油で反射して光って見えるが、動物感と共に魚介系のザラツキも少し浮き漂う風貌。動物感×魚介感×醤油感・・・どれもアピール力強い割にはバランスの良さが印象的です。それが全体的には肉厚な迫力として食い手へと伝わる・・・。
 

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<スープ> 魚と鶏の旨味!何と言う円やかさ!動物感と魚介感のバランス良い旨甘味!醤油のキリリとしたエッジも冴える!

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 ひと口・・・スープを啜っただけでこれは当たり!と思える嬉しさ!。確実に旨いですよ。真っ先に思い浮かぶのは「円やか」と言うワード。煮干系の甘味が芳醇で苦味が殆どなく、それでいて甘味が重くなくて飽きがこない。まるで鯖節など入っているのかと思えるほど香ばしさも感じるが、味わいとしては煮干しの出汁感が濃ゆいです。丸みを感じるからきっと鰺等白身系煮干しなのだろうか・・・うるめ系なおだろうか。日によってブレンド違うという触れ込みだし、駄舌ゆえそれ以上踏み込めず(汗)。
 

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 また魚介系そばとは決して言い切れません。鶏ガラを中心とした肉厚なエキスもしっかり滲んでおり、決して煮干出汁に負けていない。やや煮干し専攻な全体感でしょうが、鶏のコクも素晴らしい支えとなっております。比内地鶏・つくば鶏・大山鶏をご使用との拘りですが、どれをどのようにとは不明。豊かな味わいからは、丸鶏風にエキスを引っ張り出しているかもしれませんね。また香味油には、家系のような鶏油感はなかったものの、煮干しを含めた円やかさと甘味には、何かしらの鶏油感もあるのかもしれません。とにかく、煮干しも鶏も両方が芳醇で円やか。
 

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 更に醤油のまとめ役も注目したいところです。これは感じた通り、やっぱり生揚げ醤油と、たまり醤油が使われているとのこと。生醤油(きじょうゆ)でも、生醤油(なま醤油)でもなし。つまり無熱処理・無濾過の醤油ということで酵母感がナチュラル。濃くても醤油の味がそのまま楽しめるって感じで、ガッツリと煮干しと鶏のエキスを掴んで離さないイメージか?。この印象から、「煮干蕎麦の醤油味」と言うより、「醤油そば」という命名には納得感がありますね。
 
 

 

 
 
<麺> 淡くパツっとした風合いとクツクツとした楽しさ!煮干系フォーマットのストレート細麺!

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 麺も旨し!先日食った「いりこそば」と同じでしょう。加水やや低めのストレート細麺。序盤にはパツっとした風合いが明確ですが、ゆっくりとしなやかさが増してゆきます。割と麺離れがしやすいので、汁持ち上げはほどほど。それより濡れただけでもしっかりした汁なので、出汁エキスと麺甘味がナイスバランスです。大体、煮干系の汁と麺のフォーマット通りという印象で、気持ちよく食えます。
 

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 パツ系の麺だとのど越しもハッキリしていていい感じ。汁持ち上げそれなりでも、漆喰のような滑らかさあるので、啜り上げは重くないです。その際に麺の風合いを感じるところですが、汁の芳醇さをかなり連れて来るのが印象的。鼻孔に抜ける香りは・・・汁の甘辛い醤油風合いが滲んでいた。
 

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<チャーシュー!> 低温調理のゴージャス半レア肉!上質感ある脂も多く、ちょっとしたすき焼き感覚で楽しむ!

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 これも前回通りの岩手県産岩中ポークというブランド。今風ラーメンでは本当に良く目にする低温調理の半レア肉です。この肩ロースがとても味わい深い!。程よい薄塩加減が赤身に浸透し、本来味と相まって非常に味わい深い。思わずビールを欲するが、早く小瓶のビールでもラインナップして欲しいもの。別皿にして酒にアテるにはもってこいの上質感です。
 

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 個人的には脂身が旨し!。引き上げるとスープの濃ゆい醤油色が垂れて、すき焼き肉のような不思議な錯覚。脂身が少しスープで緩やかになり、旨味が増すので甘味が更にアップ!。所々で豚感がスープの余韻に混じります。小さめの肉は、少しスープでしゃぶっと泳がせてから食っても旨し。
 

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<メンマ> 漆黒の色合いに甘味すら感じる深い醤油出汁感覚!淡い塩気に円やかな味わいが堪らん!

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 実は今回は偶然食う流れになったが、このメンマが前回印象に残り、これを食うのも再訪問のモチベションに繋がっていた次第です。なのでメンマ増しをせずにおれませんでした。かなり太目の材木上。それに醤油出汁がしっかり染まっており、見た目に感じる塩加減は感じず。むしろ出汁の浸透が深くて、魚介の甘さにも通じる旨さ!。いくらでも食える!。白飯とも合いそうな旨さ。
 

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 相変わらず繊維質が細かくて千切れやすさも最高!。繊維と垂直方向に前歯を立てても柔らかくサクッと千切れます。隙間に挟まる心配なしで、オヤジには実に有難い極太極旨メンマなのです。
 

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<味玉にハズレなし!> 玉子の本来味わいもしっかりキープ!出汁の甘味も仄かに香る上品さ!

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 少し濃ゆめの出汁・トッピングメンマ・・・その流れですが味玉はわりとサッパリ目です。玉子はブランド系らしく、その本来味を大切に残したいのかな?。見た目以上に味わいはさっぱりで、浸透している出汁は薄目なようです。しっかりとハードジェルな卵黄と一体化した熟成感もありますが、マチュアな甘味ほどほど。白身も柔らか系でフワフワと食える感覚です。非常に出汁と本来味のバランスが良い旨さではないでしょうか。全体的に非常にマッチしており・・・嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!って感覚です!。
 

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<卵かけごはん> 栃木県那須御養卵と新潟県魚沼こしひかりのコラボ!幸運感じるダブル卵黄で更に旨し!

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 本当にこの店とは巡り合わせ・相性が良いのかもしれません。卵かけごごはんで、いただいた生卵。割ってみると卵黄が2つ!。ラッキー!。ぼっち飯だとこの感動・・・誰にも伝えられないからチョイと悔しいよね・・・。
 

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 私の卵かけごはんの流儀は、白飯にそのまま割り入れること。醤油もダイレクトに卵黄めがけて流しいれる感覚。それだとご飯の隙間を抜けて醤油が茶碗の底に溜まりそうだが、そうなる前に、箸で、卵黄・卵白・白飯・醤油を一気に混ぜ合わせるのです。
 

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 かき混ぜすぎる前にストップ。まずは、箸で食う。多少滑ってバラつきもあって摘まみにくさもありますが、その状態がまた旨し。攪拌され切らない生の玉子感が残って旨いのです。醤油と思ってたが、出汁で少し割っている様子。既に醤油スープで味わったのと同じような円やかな味わいも広がるのでしたわ。
 

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 中盤になって全体に攪拌が進んでからは・・・レンゲに持ち替えて食らう。自宅では木製スプーンを使っているが、こういう食べ方も結構好きです。
 

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総じまして「魚と鶏の旨味が研ぎ澄まされて芳醇!そしてハイスペック!並んで食う価値ありな自由が丘のニューカマ―!」
 
 ・・・と言う感動!。一回食っとけとも付け加えたい思い。改めて思うが、関西実力店の進出はダテじゃねぇということです。再々訪問確実ですが、この上に限定など出てきたらマジで通いだすかも・・・。自由が丘のラーメン事情は更に熱くなる様相です。ここは誰にでも自信をもって激しくおススメ!。次いつ来るか考えながら帰途につきました・・・・旨し!。そんなお応援と今後の発展を願いつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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