白トリュフの香りとシャンピニオンの甘さ・・・ハートフルな和みが漂う店
epilogue08 (東京・下落合) 白トリュフ香るシャンピニオン出汁のラーメン + キリン一番搾り生中 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> キリン一番搾り生中:休日の昼酒タイム!平日のムサクサを麦酒の泡でかき消す!
- <全体> 今風にくっきりした醤油ブラウンに、微笑ましいオーソドクスチャーシューロールが和む!
- <スープ> おお!まさにシャンピニオン!キノコ甘味の広がり豊かで加えて上品なトリュフの香りを纏うじゃないか!
- <麺> 浅草開化楼:穏やかな丸細を感じる多加水麺!ほぼストレートでやんわりとボコつくフォルム!
- <チャーシュー> 王道の豚バラ肉のロールタイプ!端っこが当たってラッキーな一日!
- <他具材> メンマが妙にサクサクと歯応えよく!確かに酒のアテにも最適な仕上がり!
- <味玉にハズレなし> これもシャンピニオン出汁を含むか!?じっとりマチュアな卵黄に独特な甘味!
- 総じまして「シャンピニオンの円やかさ!トリュフの華やかさ・・・気持ちほぐれるハートフルな醤油麺!」
下落合という駅に初めて降り立ちました。本当に冬晴れで空気が澄んでてそれでいて風もなく穏やか。年末にいい休暇と巡り合ったことに感謝です。気持ちが柔らぎしなやかになってゆくのが自分でもわかります・・・。今回は、ちょっと東京のラーメンファンの中でざわつく店「epilogue08」さんへとやってまいりました。元焼肉屋さんが心機一転で開業とのこと。好きなことで仕事をするって、本当に尊敬に値するよ。
実はもう少し早く訪問する予定でしたが、臨時休業にぶつかる。Twitter情報では、どうも御店主の手首が調子悪いとのことでした。やはり両手首にはテープがしっかりと貼られており、見ていて痛々しい・・・。それでも調子悪いそぶりなど見せずで、逆にエアコンが暑すぎないですか?とこちらが気を配られた(苦笑)。「何にいたしましょうか?・・・って言ってもラーメンしかないですが(微笑み)。」少し照れ臭そうに話しかけられ、ラーメンとビールを注文させていただきました。
<酒> キリン一番搾り生中:休日の昼酒タイム!平日のムサクサを麦酒の泡でかき消す!
本当に気持ち良い気温だったので、生ビールジョッキがとても旨い。今年一年は想定以上に色々激動で、仕事仲間に変化もあった上、台風19号の災害影響も受けたりして、今でもそれは引きずってる・・・。結構一年中ムサクサしていたはずで、拙ブログを振り返るとラーメンに合わせてビールや酒を飲んでる比率が、特に今年は高いと感じました。
しかしこの日はそんなムサクサ気分を泡にして一気に飲み干してやった様な爽快感。報われ気分のビールってこんなに旨いのか・・・。旨さ染みて旨いと唸るのではなく、旨さで気持ちがほぐれてほのぼのとなる様な快感を味わいましたわー。嗚呼、いつもの定番ビール・・・一番搾りがこんなに旨いとは久しぶりに再認識。
<全体> 今風にくっきりした醤油ブラウンに、微笑ましいオーソドクスチャーシューロールが和む!
ところでシャンピニオンって、マッシュルームと同じものだっけ?。ググっても仏語と英語の違いだとか、両方とも広い意味でキノコだとか、半分当たってる様でかすっただけの様な情報しか見つからず。ま、そんな待つ間の短時間でスマホでもっと調べようとしてたところで、配膳が完了。それはこんな麺顔です。
おおお!受け取った瞬間から香味の白トリュフがいきなり香る!顔全体を撫でる様に立ち昇る瞬間は、思わず微笑んでしまいましたよ。静かに目の前に置き直して全体を眺めると確かに今風の醤油麺にある鮮やかな光沢感と琥珀の透明感に眩しさを覚えるほどです。そして麺が透けて見えるが穏やかな捩れで優しさ感じるフォルム。そしてトッピングのチャーシューが王道のロール豚で、新しさの中に微妙に馴染み感が存在してて、全く持って穏やかな気持ちにさせてくれますねー。
<スープ> おお!まさにシャンピニオン!キノコ甘味の広がり豊かで加えて上品なトリュフの香りを纏うじゃないか!
白トリュフオイルの香りに包まれながら、レンゲで掬って味わい始めますが、いきなり一口目からメニュー題名通りの「シャンピニオン」の香りと甘味がブワーっと力強く広がります。これは実に分かりやすい旨さで、洋の東西関係なく人気ある旨さ。キノコの出汁って日本なら乾燥椎茸の戻し汁が代表的だが、あの甘さよりももっと軽やかなれど、色気と華やぎを感じるキノコエキス!。
ベースの鶏出汁もスープの透き通りを見れば旨さ分かると言うやつで、実に丁寧な煮出しでストレス感じる部分なし。濃密なれどスッキリ感あるエキス感で、シャンピニオンや白トリュフをマスキングすることはなし。そして醤油が映えやすいと思うんだが、すっかり頭がシャンピニオンとトリュフの香りで一杯になっており、醤油のカエシの輪郭を探すのが難しく思えてなりません。塩気はあったはずなんだが、飲み干してから印象に残るのは、円やかさと甘味が大半・・・。
<麺> 浅草開化楼:穏やかな丸細を感じる多加水麺!ほぼストレートでやんわりとボコつくフォルム!
縮れと言うより捩れ。しかも淡い捩れでほぼストレート麺が微妙にボコついている様なフォルムです。加水は高めで密度感もあるタイプ。ほどよくモチモチと感じさせるが、クツクツ感はありません。この食感も和やかさを思わせるもので、香味油を潜ってリフトされると、チュルチュルとスムースに滑り込んでくる・・・。口当たりと舌触りがライトです。レンゲをうまく使えたからか、妙に汁の持ち上げもよろしく、中盤からは汁も吸い込んで、出汁との一体感で味わうのが得意そうです。
浅草開化楼ってブランドも好きだなー。いつもは中太麺得意なイメージを勝手に感じてるんだが、銀座の八五の様に、細麺も上品な仕立てで嬉しいよね。ゆっくり汁吸い込んで、終盤はちょっと染まって褐色に見えるし、出汁との一体感の旨味は格別でありました!。
<チャーシュー> 王道の豚バラ肉のロールタイプ!端っこが当たってラッキーな一日!
サイズも味もロールの幅も懐かしさ感じます。10年以上前の関西転勤時代では、毎日の様に食ってたタイプのチャーシュー・・・。醤油味がよく浸透しており、それが豚肉の旨味と共に脂身の甘さと合体しております。これは酒より飯に合うタイプ。麺を巻きながら食うのも旨いよね。
それにしてもよく出汁が浸透してて旨いなーっ!それもそのはずで、巻いたチャーシューの一番端っこが当たりました!ラッキー。なんだかもっといい日になりそう!。まだメニューの種類が少ないため、特製など肉増しメニューはなさそうだが、金払うからもっと食いたかった!。
<他具材> メンマが妙にサクサクと歯応えよく!確かに酒のアテにも最適な仕上がり!
ビールのお通しでメンマが付くんだが、これが妙に美味かった。フツーのメンマなんだが、コリコリ感が実に気持ちよく、噛んだあとの風味が気持ち良い!。ラーメンに浮かんでたのも同様の感覚だが、少し汁を吸い込んだ?濡れた?分だけ味わい深し。サクサクコリコリ感がたまらん一品です。
<味玉にハズレなし> これもシャンピニオン出汁を含むか!?じっとりマチュアな卵黄に独特な甘味!
茹でが絶妙で、白身フワフワにして卵黄は全体的にペースト状になった仕上がり。深いオレンジ色をしていることから、出汁が深く浸透しているのがわかります。出汁と卵黄コクが一体化した旨さが濃厚で旨い!ここまではよくあるが、浸した出汁にやっぱりシャンピニオンが入っている様なイメージ。ラーメンスープに単に浮かんでいるだけだからかも知れんが・・・妙に出汁甘味がいつもとは違って新鮮に味わい楽しみました。旨し!嗚呼やっぱり味玉にハズレなし!。
総じまして「シャンピニオンの円やかさ!トリュフの華やかさ・・・気持ちほぐれるハートフルな醤油麺!」
・・・と言う感動!。これは早く手首の調子を取り戻していただいて、次なるステップの味が待ち遠しいところ。店内には、牛テールの出汁効いた辛いラーメンを出す予定とか告知もあり、アイデアはすでに固まってるご様子。また来なければ!。うまし!普段通勤通学で西武新宿線ご利用の方には、激しくオススメ!。そんな応援と今後の発展・・・そして体調回復を祈りつつ、とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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