ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3908】 中華そば しば田 (東京・仙川) 特製塩そば 〜さすがの内容の濃ゆさ!魚介の仄かなハイブリッド感!そして軸足の鶏出汁!ブレなし!

秋晴れの清々しさに誘われて・・・行列待ちしたくなって来た!
 

 

 

 もうすっかり秋ですなー・・・。ってな秋晴れですので「日向ぼっこしながらだったら・・・行列してもいいか」ってな気分。わざわざ行列目指して、ラーメン屋に向かうってこともあるんですねー。しかし、その行列の先には必ずいい一杯がないと納得いかんわけで、そんなことで今回選んだのは「中華そば しば田@仙川」さんです。

 

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 理由は単純。最近新規開発した「塩そば」が気になったから。ええ、しば田が塩なんて出すの!!。限定じゃなくデフォルト追加ですやん!。この自信と覚悟のほどを確かめてまいりましょう!。
 

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<全体> こんなに「追加トッピング 特製」が迫力あるとは嬉しい想定外だった!
 
 行列してもいいやと思ってみたものの、ランチタイムは外して開店時間を目指しましたが・・・ありゃー30名以上?。店前からバス停まで並んでます(爆)。前回訪問も思ったんだが・・・よくこれでクレームが出ないものかと。色々配慮と対策があるのかもしれません。大体並び始めて50分程度で配膳を迎えることができました。それはこんな麺顔でした!。
 

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 おおお!こんなに良質感みなぎるトッピング達が、丼の中に押し込められてる!。令和の時代、特製となれば良質具材のバトルロワイヤル状態ですな!。いつも目立ちががりの味玉が全体に飲み込まれて沈んでいる状態・・・。具材は後で述べるとして・・・スープの煌きも素晴らしい!。もっと店の説明では魚介入りってな触れ込みだったので、淡麗系かと思いきやそれなりに濃密!そして透明感あり!。これはこれは・・・ちょっと想定外・予想以上の盛り上がり方に興奮を覚えますぞ!
 

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<スープ> 鶏ガラベースに塩ダレの「魚介」エキス!やっぱり地鶏ガラの芳醇さが規格外で攻めてくる?
 
 静かにレンゲを沈めましょう。印象は、煌めき感と落ち着きの色合い。鶏油のような濃厚な香味油は見当たらず、地鶏のガラからゆったりと丁寧に煮出したエキスの濃ゆさが伝わります。塩そばと呼ぶより、これ「鶏そば」でしょ!と突っ込みたくなるエキス感。実際に味わうとそうでしたよ。これは無条件に心の中で叫びますよ・・・「青空レストラン」の宮川大輔氏のように・・・「うまぁーーーーー!」と。もしくは「あかぁん!」と言う接頭語を付けてもいい。これはハマる。これは素材も良いのだろうね・・・香味野菜もよく溶けてるようだし、とにかく素晴らしい。まず、熱感がいい。アツアツなんだが、香りが飛んだ気がしない。湯気の盛り上がりでスープの香りが迫ってくるよう。そして、濁りもないスープは、すごくスッキリした口当たりですが、口に含んだ瞬間に鶏エキスの旨味が一気に膨らみます。しかもクドくない。薬味など以ての外!。この感動・・・大昔、大学生になって初めて焼肉屋で「牛テールスープ」を食った時の喜びに匹敵!。
 

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 しかし「魚介も溶けてる」のは確か!。スープの色合いだけじゃ分からんけど、味が派手派手してないんだもの。落ち着き感がどこかにビシッとある気がする。味ってどこか「動と静」「明と暗」をどこかに仕掛けておかないと、バランスおかしくなるのが個人的な持論です。ここを担当してるのが「魚介」だと思うんですが、塩ダレにこの部分が仕込まれてるのか、またベースにも施されてるはずと感じます。割とサイズ大きめの白身魚種の煮干が滲むのか、そして昆布も出汁生成の中で揺れていたのか・・・・。
 

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 そして後から、他人の感想を拝見してみたら・・・ありゃりゃ、オレのイメージと真逆過ぎて自分自身がドン引き!!。魚介を感じてがメインだったり、味がライトとか・・・オレは駄舌なのか。思い起こせば、私この店では、煮干そばしか食ったことないので、そのイメージでのトライでした。まだ醤油味の中華そばを知らないわけで、そこからのイメージがないから、地鶏ガラの印象に占められたのかもしれません。もしくは、本当に味わいを変化・調整・アジャストさせて来たのか・・・。嗚呼、ラーメンって本当に奥が深い。
 
 

 

 
 
<麺> 風流さと優しさ感じる良質麺!麺の風味をしっかり伝えて汁との一体感も素晴らしい!
 
 そして麺はレギュラーの、全粒打ち込みのストレート細麺。低加水ですが密度感が少なく、全体的にしなやかな麺です。淡麗で上品バランスな煮干スープと、割と肉厚イメージな塩そばスープ。個人的にはちょっと距離感あるんだが、これを同じ麺で合わせてもどちらも通用するバランス感と相性の良さ!。ここが面白く、嗚呼・・・なんてラーメンって面白いの!って正直思った!!。
 

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 割と分かりやすく目立つ全粒部分。最初から軽く周囲は汁の浸透が始まってるように見えます。ストレート麺ですが、それほどキッパリとしておらず、超微妙によじれてるところが、上品のようで素朴さを醸し出すフォルムでしょう。口当たりは、ライトなパツパツさ?って感じで、クスクスとした歯ごたえ。柔らかさの中に麺の風味を感じ取れます。スープの持ち上げはだんだんと麺が、よりしなってくるから上がってくる。ズボボって啜り切った後で、奥歯でクニリと押し潰したあとは、唾液が爆発的に発生されます。パワフルな出汁と、上品素朴で落ち着きある炭水化物。妙にこの麺のグルテンは糖化され易い(かなり妄想はしる・・・)。麺は汁を吸ってからが旨し・・・。以前、町田のご隠居なるレビュアーさんから頂いた言葉を思い出します。かなりご無沙汰してますが、お元気でしょうか?
 

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<チャーシュー①> 十分スープエキスを吸収して・・・旨味アップのスライスロース肉!サイズも満足!

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 冒頭でオレを圧倒させてくれたトッピングを順に説明。まず豚ですが、ここでは「ロース肉」としておきますが、間違ってたらごめんなさい。赤身と脂身が分かれてる上に赤みに脂身が全く差してないのを判断の最優先。余計だと脂身を削がれたら判断つかなかったかも。例えば、ヒレとモモはかなりいつも判断迷ってる(爆)。つまり、そんなに迷わせるほど、全体的にトロトロな肉感で柔らかかったから感激。肉の旨味にスープの迫力が染まってると言うか・・・あっさりした薄味肉が妙に旨さを感じてしまう!。それに写真メモでは折り曲がってしまったが、実はもっとデカいスライス肉。それも2枚あるから満足度が高い!。日によって肉の種類が違うかもですが、それも楽しみと言ったところでしょう。
 

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<チャーシュー②> サイズ程々に見えて・・・実は分厚さありあり!しっかり食べ応え感ある鶏胸肉!

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 古い昭和の映画とかテレビで、「ラーメンが高くなった」「チャーシューが小さい」ってなラーメン屋シーンがあったものですよ。ところが令和じゃ「2種チャーシュー当たり前!」です。そんな感じで、鶏チャーシュー。定番の「鶏胸肉」です。これは個人的に、焼き鳥屋でも好きな部位で、注文の半数はこれを塩で食ってます。味も好きですが、肝臓にもいいってテレビの健康番組で聞いたものでね。
 

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 さてこの鶏胸肉。「ぱふぱふ歯応え!」「しっかり歯応え!」の二派に分かれますが、今回は後者。しかしそれは「肉厚が故にそう感じさせる?」もので、分かりづらいがとっても分厚い!。めちゃ食べ応えあるー。写真メモできなかったもう一欠片は、掘り起こせばブロック状態でした(サービス?)。これ毎日やってたらすごいことだよ・・・。
 

 

 
 
 
<ワンタン> チャーシュー迫力に負けないデカいサイズ!粗豚挽肉をシンプルさがスープに絶妙!

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 他のチームだったら4番打者。そんなワンタン。これも縮尺比較ができないから分かりにくが、かなり大きめ。そして肉餡が多めだから、皮も楽しめる上にオカズ的に肉餡を楽しめるほどです。むしろライスの上に乗せて、スープを回し掛けてやろうか・・・。病み上がりじゃなかったらそうしていたかも。全体的にシンプルな味付けで、色々考えさせない旨さが気楽で楽しいですー。
 

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<味玉にハズレなし> 見た目は薄出汁のゆったりした浸透に見えて・・・味が程よく香ばしく濃密!
 
 以上、こんなに賑やかな丼の中身だったから、冒頭から味玉が沈んでいたわけです。おいおい・・・他のチームだったら、4番打者な上に先発ピッチャーだぜ。これは深いぜ・・・薄い出汁が深ぁーーーく浸透して、卵黄はトロトロ状態。それと同じように、ぷるぷる白身まで染み込んで旨しです!。それと塩ダレのように淡い色合いですが、香り高さには醤油感あり、そこが旨いだよねーー。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 

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総じまして「さすがの内容の濃ゆさ!魚介の仄かなハイブリッド感!そして軸足の鶏出汁!ブレなし!」
 
 ・・・と言う感動。煮干で一気に頭角を表し、そのうち定番醤油も盤石の人気確立!そして次なる塩系は・・・期待を裏切りませんね(笑)。全体的にどの味も変化させてゆくことでしょうし今後も期待!。東京のラーメン好きなら、必ず押さえておく店ですぞ!。私もまだ3回しか行けてないので、今後もっと増やします。激しくオススメ!。そんな応援と今後の期待が高まったところで、とっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!
 

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