休み明けの気怠さに・・・さらっと食えるさらりそば? ( ´△`)
- <全体> どこから見てもフツーに見える?湯気が立たない醤油そば!?
- <スープ> 冷えて冴える煮干しのコクとその余韻!カエシも程よいライトな塩酸味!
- <麺> やや幅広な平型ストレート細麺!加水中?多程度でクッシリ引き締まる風味の良さ!
- <チャーシュー> 柔らかさの中に歯応え感じる豚肩ロース!冷えた脂身もまた旨し!
- <他具材> メンマのコリコリ感と薬味ネギの若い味がスープに染みてキリリ!
- <味玉にハズレなし!> 薄味タレが芯までしっかり浸透!マチュアな甘みが冷えてて旨し!
- 総じまして「まさに残暑対策!何の抵抗感もなく・・・さらりと食える淡麗冷やし麺!」
私の休み明け最初の一杯はこれです・・・品達にて「つけめん玉」。そして夏季限定の「冷やしさらりそば」。玉グループと言えば、濃厚名作「とろりそば」が有名ですが、それを裏返しにしたような展開。ちょっと洒落てるかなーとも思ってまして、実は前からマークしておりました。
それを今になってようやく実食するのはなぜ??。それは「やる気」「食欲」がないからです・・・。ハッキリ言って「夏バテ」「休みボケ」。休み中は二郎系でも攻める体力とモチベーションがあったのですが、すっかり今は残っておりません。見上げれば空は爽快なほどにブルー・・・・しかしオレの気分はブルー。



<全体> どこから見てもフツーに見える?湯気が立たない醤油そば!?
とぼとぼと品川駅から辿り着くだけでヘタレるオレ・・・それを出迎えてくれる女性スタフが元気でナイスです。ただただダラダラダラダラ~と券売機の前で邪魔くさく札を入れて、面倒臭そうにボタンを選んで、せこくおつり確認して、偉そうに領収書の発行を待つオレ。その態度に、しっかりと横について席までご案内。すまぬ・・・マジでバテてるのだ。許せ・・・。そんな罰当たりなオレに丁寧な配膳を受けたのがこの麺顔です。
おおお!これはまた分かってはいたが見れば見るほどフツーの醤油ラーメン!。温度は目に見えませんからねー。しかし何となく静まり返った落ち着きの徹底を写真から感じませんか?。冷え冷えで透明度高いスープの琥珀色が、なぜか涼し気にさえ覚えます。もう少し醤油感が低ければ、讃岐うどんと似た冷やし感も伝わるのでしょうが、濃口醤油がまた深く、いつもの熱々感も頭を過る見栄えでもありますが・・・。
とてもシンプルな麺顔。そして価格が低めで嬉しい750円!。そんなのもあって味玉追加いたしましたが、それやっといて良かった!。ちょっと寂し過ぎる雰囲気に色合いが差したようなイメージです。
<スープ> 冷えて冴える煮干しのコクとその余韻!カエシも程よいライトな塩酸味!
さてスープだが、確かに和風醤油スープ!。醤油は色合いほど強く感じず、塩気よりもコク円やかさを感じる味風景が広がります。そしてもちろん冷え冷え感がたまらん!。非常にあっさりしている上に、サラサラしているスープなので、ポカリスウェットのようにゴクゴク飲み干せそうです。
そして煮干のニュアンスが実にナチュラルで伸びやか!。円やかと感じたのは煮干の甘味だと思われ、くどくない程度に甘さが浸透してます。煮干特有の魚介のクセは殆どなく、ニボ感は仄かに香りとして感じる程度。後味に軽く醤油の酸味と共に触れる程度で実にやさしい広がり!。これ・・・トッピングチャーシューから染み出るエキス以外は、アニマルオフだと思うけど、たとえ実は鶏ガラが薄っすらと入ってると言われても、感じ取ることができませんー。なのでとても身体に負担少ない!。夏バテ、午後からやる気なしのダルダルオッサンには、もってこいの清涼感です!。
<麺> やや幅広な平型ストレート細麺!加水中?多程度でクッシリ引き締まる風味の良さ!
麺がいいよね!。こちらは2種類の麺を使い分けてるんでしたっけ?。濃厚豚骨魚介は、汁系でもつけ麺でも中太麺を使用。淡麗系の醤油や品川店限定のスパイス系「香麺」は。中細系のスリムな平打ちストレート麺。凛とした麺線が気持ちよく、加水は引き締まった多加水か中加水程度のクツクツ感が心地よいです。パスタで言うとリングイネより一回り細身って感じでしょうか。箸で持ち上げやすく、またのど越しのシルエットもしっかりと感じます。
濡れた地肌は褐色めいてスベリも良さそうにツルツル。そこでズボボボボボボーっと思いっきり啜った後に、前歯を当ててクツクツスパスパと千切りますが、意外とスープの持ち上げもよろしい。淡麗なスープだけに麺の風合いもしっかり感じていたかも。
<チャーシュー> 柔らかさの中に歯応え感じる豚肩ロース!冷えた脂身もまた旨し!
見本写真ではばら肉のロールっぽかったけど、私の一杯は肩ロース肉でした。冷えた肉って・・・レアチャーシュー以外はそれなりのイメージだったのですが、これがまた中々旨いではないか!。一見スカッとした肉質で、全体に脂が差していますが、冷え固まったかのように少しいつもより白色が強め。それを奥歯でガジるわけですが、それがオモシロい感触のあと舌の熱と咀嚼でゆっくり溶けだします。
ロースハムとチャーシューの中間的な感じかな・・・・。ずっと塩気が少ない上に、煮干出汁を吸い込んでずいぶんとアッサリ感じるんだが、それはそれで旨いのだった!。肉増しというボタンが見つからなかったのが痛い・・・。
<他具材> メンマのコリコリ感と薬味ネギの若い味がスープに染みてキリリ!
メンマは飾り程度であってもこれは必需品!コリコリとした歯応えが明確に響くタイプで、一本ずつ食い味わいました。また何気に薬味のネギがストレートに風味が効く!。葱の清涼な苦みがダイレクトに広がるのは、冷たいスープならではの展開。ワイルドな冷やしそうめんの出汁を薬味もろとも食ってるような感覚です。
<味玉にハズレなし!> 薄味タレが芯までしっかり浸透!マチュアな甘みが冷えてて旨し!
日ごろラーメン食ってて味玉が冷えてると少しトーンダウンしそうなところ。しかし、冷やし麺の中で割り切って食うとこれまた感覚が違って旨く感じるんだが・・・随分と自分勝手な話。
冷えた生菓子かと思えるマチュアで濃密な卵黄の旨さ!。薄味のタレが芯まで浸透し熟したような感じ。柔らかい芋羊羹のような崩れ方がまたいい蟹で、舌に絡みつく!。塩気も当然混じってるんですが、卵黄が甘くも感じる・・・嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
総じまして「まさに残暑対策!何の抵抗感もなく・・・さらりと食える淡麗冷やし麺!」
・・・と言う感想。休み明けで好きなことですらやる気を失っている私には、まさしく救いの一杯だったかもしれません。これから秋頃までまた忙しくなりそうだし、かと言ってやる気もうせる・・・なのでまたレビュー以外でお世話になるかと(笑)。それ以外でも飲み会の〆にでも使えそうなライトさがナイス!。利用度が高い一杯なのでおススメ!。そんな応援と宣伝が高まったところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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