ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3807】 鶏そばムタヒロ (東京・国分寺) 冷やし担々麺 + 瓶ルービー ~北極氷に熱帯サバンナの風ぶつかるような・・・冷涼シビカラのぶつかり合い!この夏一番の冷や汗!

小洒落た国分寺で休日晩飯・・・図らずも冷やし担々麺!
 

 

 休日にちょっとした大切な用事があって都内へ。想定よりも時間がかかるため、自宅での晩飯はスルーせざるを得ずで、結局いつもの通りラーメン活動へと流れてしまいました。どうしても「7月限定」という、ムタヒログループの「冷やし第二章」企画が気になるもので・・・。また凝りもせず「冷やし担々麺」を求めてしまいました。
 

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 今月2回目の国分寺ですが、それまでは随分と訪問に間が空いてしまいました。久しぶりに駅の改札を降りますと、見違えるように駅前再開発がされとる!。しかもまだまだ拡張中な様子でこれは発展期待ですねー。こんな小ジャレタ街になろうとは想像できませんでした。しかし北東側にある飲食街はそのまま感がって、少しはホッとするんだが・・・。今回は、国分寺ムタヒロ帝国の中、2号店に相当する「鶏そばムタヒロ」さんへとやって参りました。
 
 
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<ビール> 男は黙って・・・サッポロラガービール赤星
 
 何と言ってもこのブランドは接客が気持ち良い!。そしてこの人材難の中、若いスタフが確保できてるようで、やはり若さが対応にも出て爽やか!。ビール(呼称「瓶ルービー」)の食券だすと、明るく手際よく素早く出してくれますー・・・おっさん(オレ)それだけでも気持ち良いわ。
 

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 なんとサッポロ赤星じゃねーか!「瓶ルービー」なんてボタンに書かれてたから、適当に定番量販メジャーなやつかと思ってたらこれかよ!。嬉しい!。瓶ビールだったら一二を争うほど好きな味わい。居酒屋気分の小さいグラスも冷え冷えで、泡もなめらか~。
 

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 サービスお通しは、チャーシューの切り落とし! そこそこサービスにしては量もあり質感ももちろんよし!。ポン酢が少し足されてかかり、一味が微妙に降りかかる。この肉旨みに、辛さと酸っぱさが加わるところで、酒がススムのだ!。何気に三つ葉の茎もマッチ。嗚呼、一日終わってほっこりさせていただきました。
 

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<全体> 氷があちこち浮かんで冷え冷え〜!麻辣濃ゆい風景でホット感極まる!熱と冷えがせめぎ合う!
 
 国分寺って某大手企業中央研究所のイメージもあるが、やっぱり学生の街なんだね。このタイミングではオレ以外全員、学生雰囲気で埋め尽くされておりました。一部だけ・・・自然と会話が耳に入ってしまうが、令和の学生さんってのは、野心よりも現実直視なんだね。詳しく書けないが、感心してしまったよ。オレの時とは違う。冷や水被ったような恥ずかしさを感じていたところに、冷たーい一杯が配膳されました。それはこんな感じ。
 

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 おおお!これは何ともはや・・・ホットな色合いと刺激物の姿が見える中で、透明氷があちこちに浮かび冷んやりさが猛烈アピール!。熱いのか冷たいのか!・・・まるで氷の大地で火山口を眺めているような雰囲気。辣油のガッツリさが半端ないため、芝麻醤のまったりさが見た目には伝わってきません。そして降り注ぐ四川山椒の粉は、トッピングの山頂から山肌一杯に降り注ぎ、勢い余って氷の地肌や丼の縁にもかかっております。シビカラの風景と冷え冷えの感覚で私の心は麻痺したような・・・。
 

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 それだけじゃないね、何気にニラが浮かんでいて更にハードさ醸し出す!。一方で輪切りレモンが清涼感を感じさせる。どんだけハードやねん!
 
 
 
 
<スープ> 冷えもホットも一歩も引かぬぶつかり合い!涼しくも汗をかく痛快極まれり!
 
 大体、冷やし麺で辛いめと頼んでも、辛味が低音では活性化しないのか?、するすると難なく食えてしまうのがいつものパターン。今回特に辛さの指定なく、デフォルト状態でいただきましたが、「冷たいのにシビカラ度抜群」です。温麺だったらヒーハーヒーハーうるさく叫んでいたかも。その後は冷やしを食いつつ、刺激のあまり生ビールで一息つくっていう風に食い続けます。いつもなら、氷が入っていると後で薄くなるのが嫌なんだけど、今回ばかりは、早く溶けても許すって願う気持ち。加えて後からお尻が痛くならないように、祈りながら・・・。
 

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 しかし人間というのは環境に慣れるというもの。数千年もの環境変化にも耐えて忍んで合わせて生きてきたのだ。口の中のシビカラ北極な環境に慣れてしまうと、ゆっくりと奥に潜んだ甘みが感じられた(・・・と思う)。やっぱりどこかしら、ベースの出汁旨さが感じられ、鶏のエキスか芝麻醤か・・・氷の水っぽさとは真逆の脂の旨味が入り込んでます。
 

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 そして何と言っても韮だ!そのジリリとした強い薬味感は、シビカラの味にきっちりと輪郭を付けてくれるように、スッキリします。あまりのシビカラにオレは気が狂ったのか・・・酸味の幻影さえ感じてしまうほどに(汗)。そんなにすぐにハッキリとレモンの汁が行き渡るとも思えないのに・・・・。
 
 

 

 
 
<麺> だるま製麺:平型でややスリムな多加水ストレートイメージ!引き締まりに温度感伝わるハードモッチリ歯応え!
 
 これに合わされたのが、加水がやや多めな平型麺。少しスリムと思える麺幅で、とてもきっぱりと輪郭が張ってる見栄え。凛として見える一方で、しなやかで物腰の柔らかさを感じさえます。トッピングのネギを巻き込むというより、自ら一体化してゆくようなイメージで、絡みまくりです。ズボボボーーーっと啜り上げるにはもってこいですが、紙エプロンは必須です。言えばもらえますから、おっさんでも恥ずかしがらずに!。
 

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 とてもきっちりと冷やされてるので、腰つきがクッキリして小気味好い歯ごたえ!。密度感アップでクッシクシ!というよりクチリ感がややハードになったか?というイメージ。なので前歯での当たりや千切れがクチクチプツプツとリズミカルに切れる素直な歯ごたえです。奥歯へ運ぶと、引き締まりに温度感伝わるハードモッチリ歯応え!。冷えてもモッチリ感が残って面白さ抜群です。
 

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<挽肉> かなりシビカラなスパイス感を吸収したしっとり挽肉!
 
 かなり本格的な担々挽肉。醤とスパイスの溶け込みを感じて、少し水分を感じる肉味噌イメージです。明らかに酒より白飯に乗せて食いたい。しかし、今回だけはスープのシビカラ感が挽肉のスパイス感をかなり上回っておりますので、むしろ相対的に甘みと思えたかも。しかし、かなりシビカラなスパイス感を吸収したしっとり挽肉には変わりなし!
 

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<チャーシュー> 低温調理感が鮮やかな肩ロース肉の千切り!麺に贅沢にぴったりよりそう!
 
 千切りチャーシューが絶品です。最早どんな料理や酒にでもマッチする低温調理のしっとり肩ロース肉。脂と赤身の配分バランスの良さが、千切り状態になってもバッチリ伝わってきます。挽肉あって、質感高い千切りチャーシューまであるとは、恐れ入ります。
 

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 そのまま淡い肉味を楽しむのも良かろうですが、敢えて麻辣な海へと一度は軽く沈めて口へと運ぶ・・・。淡麗とピリ辛と脂身の旨さが、口の中の熱でゆっくりと溶けてゆくような味の展開が素晴らしい・・・思わずビールが欲しくなり、また手が伸びる。そしてまた肉を欲して、直後にビールで流し込みたくなる。
 

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<他具材> 白髪ねぎ韮に降り注ぐ麻辣刺激!さっぱり味にも痺れあり!
 
 いつも引き立て役なトッピング達も、麻辣なタレに一度絡めば、立派な酒のアテにもなりそうな旨さに変貌ですな。白髪ねぎにはしっかりと山椒が降りかかってるし、韮は辣油のタレに浮きまくり、旨みエキスをお互いに交換し合っているかのような・・・しんなりとした仕上がり。今回は、具材や素材の細部まで、麻辣に向けた一体感があって、とてもまとまりを感じます。このトッピング達の相性でそれを確信!。
 

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 本当は、ライスを追加してこれらトッピングを移してバクバク食って〆たかったのだが・・・最近食い過ぎ注意報あるのと、ビールを飲み過ぎてそこそこな腹パン状態。泣く泣く諦めた次第です。
 

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総じまして「北極氷に熱帯サバンナの風ぶつかるような・・・冷涼シビカラのぶつかり合い!この夏一番の冷や汗!」
 
 ・・・と言う感想。これは「7月限定の冷やし」企画なのですが実にもったいない!。これから夏本番という時期まで是非とも引っ張って欲しいと思うのだが!。そんな願いを思いつつ、残った最後の一口のビールをあおって、今回の実食ストーリーの幕を引きました。もう一回食いたい・・・・そんな未練を感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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