ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3763】 中国手打拉麺 馬賊 日暮里店 (東京・日暮里) 韓国冷やし中華 〜冷やし中華を通り越しそうな・・・冷麺感覚!暑さど真ん中にはベストかも!

季節外れの肌寒さ・・・それでも食いたい冷やし中華!
 

 

 おいおい梅雨に入った途端、急に寒くなったよ。これから冷やし中華のシーズン本格化と意気込んでいたのに、そりゃないぜ・・・。朝出勤時間が最高気温というとある日、冷たい雨にふるえながら冷やし中華をいただきに、日暮里までやってまいりました。新橋から別快速ってやつに乗ったらスゲー早く着いた!。
 

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 なぜここに?それは思いつく駅から近い店で、確実に冷やし中華を提供しているのが「馬賊」だったからです。それにこうも毎日、冷やし中華ばかりで、同じ味にも飽きつつあるし(爆)、ちょっと違った味わいを探してみると、ここに「韓国冷やし中華」というのを見つけてしまった。それが、訪問のモチベーションとなりました。しかし中途半端に調べたので、いざ来店して注文しようとしたら1500円もするのには、正直ビビった!。せっかくここまで、それを目的に来たんだから・・・・もう貫くしかありませんね。震える声でそれを注文(体が寒いのと、財布が寒いのとダブル)。
 

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<全体> お値段に見合うサイズと種類!?キムチが入るだけで気分は対馬海峡を越える!?
 
 それにしてもこの店は人気あるねー。ちょっと昼飯ピークがずれたと思ってたのに、高回転で客が出入りしほぼずーっと満席場外。スタフさんもみな元気がよいから、店内はとてもフェスティブな雰囲気!。寒い気分が少し和らぐというものですよ。そして、パラパラと冷やしの注文は飛んでいる様子で、オレ以外にも冷や中ヲタクはそれなりに居るということですね。そんな共感と親しみを覚えていたところで、すごく早いタイミングで配膳が完了(スゲー)!。それはこんな麺顔でした!。
 

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 おおお!こんなサイズ感でしたか・・・急に宅配ピザが目の前に置かれたような存在感。カウンターの奥行を鑑みれば、この皿でジャストフィットという感じ。ま、お値段それなりだったので具材やトッピングの豊富さは嬉しいですが、麺の量もかなりあるようなイメージ。冷やし中華を食い続けると少し痩せるかと淡い期待も霧散してしまいます。ともあれキムチって、それだけで麺顔の風景が一変したような雰囲気がありあり。たまたまカウンター右横の他客が「馬賊冷やし中華」を食しておられまして、並んだ格好でしたが比較すると、同じラインナップとは思えぬ異国情緒が濃ゆいのでした。
 

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 キムチの刺激があろうと紅生姜は必須アイテムな感じ。またハムの千切りがあるとチャーシューの代用か!?と一時血色ばみそうになるものの、よくよく探せば奥に大判なチャーシューがありました。何やら・・・厚化粧一歩手前の豪勢さを徐々に感じだしてきますねー。
 
 
 
 
<タレ> しっとりゴマダレにキムチ系カプサイシンのちから!豆板醤や辣油系でなくともシャープな辛さが響き渡る!
 
 ベースはさっぱり系のゴマダレみたい。しかし芝麻醤の濃密さはなく甘さはもちろん低め。そもそもあまり胡麻って感じも薄いイメージです。単にクリーミィーなタレと言ったぼんやりとしたところに、キムチが痛烈なパンチを全体に効かせているようんあ味風景。混ぜる前からタレには辛い油エキスが混ざっている様子だが、しかし辣油は目に見えるほど味わいとしては強くないのだった・・・。
 

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 これまで辛ダレの冷やしも食ってきたけど、そこには豆板醤とか変わったところでは花椒など、四川系の流れで刺激を感じてきた。ところがこれらを排除して「キムチの辛さ」で刺激を与え、「キムチの風味」で旨みを感じるという演出ですかね。キムチってとても冷やし中華と相性がよさそうだ。
 

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 旨い旨いと順調に食べ進めていくと少し気が付いた。どこかで食った味だなと・・・・。何となく韓国風冷麺にイメージが似てきたよ。もう少し汁があって、しかも果実の甘味を溶かしたりすればかなり似てくるね。キムチが冷やし中華に合うんじゃなく、韓国冷麺に近寄ったという方が、味風景の表現としては正しいのかもしれません。
 

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<麺> ご存知!手打ち麺!ヌチヌチ感が堪らんのだ!量も多くてアゴが疲れる食べごたえ!
 
 もう少し天気が良ければ、麺の作成工程を眺めていたいのだが・・・・。ご存知、こちらは手打ち麺。職人の技を見ているだけでも楽しいのです。そして麺がかなりのハードな仕上がり。日式冷やし中華に寄せようなんて雰囲気はなく、この店デフォルトの中太麺をそのまま冷やしでどうぞ!ってなワイルド感すら覚えます。
 

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 いや~実にヌチヌチでいいのだ!。先日の二郎系の冷やしにあったハードさも気に入ったが、これはまた少し様子が違う。加水が高めであったり、透明性を何かしら感じたり、ヌチヌチさがとてもハードでも、引っ張れば縦にも伸びるしなやかさを隠し持っているような素性あり。そしてギューーーーっと引き締まった感覚もあり、量も多いことから全部食いきったころには、アゴが多少疲れるかもしれません。
 

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 ともあれ冒頭からキムチの赤唐辛子の破片が、麺全体に貼りつきますから、味わいにグルテンの風味を感じる前にカプサイシンの刺激がお出迎え。もう少し透明感あったら・・・完全に頭の中は冷麺ですわ。
 

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<チャーシュー> やはりこれがないと落ち着かないよね!定番肩ロースの醤油ダレチャーシューが安堵を与える!
 
 気分が韓国冷麺に支配されようとしてると、思わずチャーシューが目にとびこむ。嗚呼これこれ・・・このラーメンで馴染んだいつもの醤油味の肉が、気持ち的に冷やし中華に引き戻してくれます。皿が大きすぎて実感薄いかもだが、フツ―に大判なる肩ロース肉スライス。醤油ダレの浸透も深く、キムチ感を寄せ付けません。この日気温が低かったのもあるが・・・やはり冷たくないトッピングも、あると嬉しいものかもしれないね!。
 

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 基本的に醤油ダレのよく浸透した馴染み合る味わい。白飯に合うタイプの味わいで、肉身のスカっとしたような部分にはじんわりと脂身の固まった部分が入り混じる。そこを奥歯で噛みしめると、その瞬間に唾液があふれ出て旨みが口の中全体に広がります。これまでキムチ一辺倒だった口の中で、醤油の塩気と豚肉脂の旨みにひっくり返るよ!。これも旨し!。
 
 
 
 
<他具材> キムチをカジりながら・・・海鮮や各種定番トッピングをつまみ出す!具材豊富!
 
 ともあれキムチの味に全体が染まりながらでも、改めてキムチをカジるとやはりビールが欲しくなるね。いくら寒かろうとビールだけは冷えたのをク――っとやりたい!。それだけにとどまらず、芝エビのむき身などと絡めて食ったり、また烏賊もあったりと海鮮と絡めて食うキムチも、大変旨しであります。
 
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 キュウリはいいいとして、ハムと錦糸卵をキムチ味で食うのはちょっと違和感あったけど、麺と絡めると不自然ではなくなるし、それなりにググッと楽しめた!。モヤシはともかく、メンマもキムチには相性が良いのは再認識。これもタレをたっぷり浸しかけて、一気にムシャムシャと食らい尽くしてゆきました。気が付けば完食!。
 
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総じまして「冷やし中華を通り越しそうな・・・冷麺感覚!暑さど真ん中にはベストかも!」
 
 ・・・と言う感覚。冷やし中華にビールは盛夏にはありがちなパターンですが、キムチ味なら一気に加速!。今回は残念な天候でしたが、暑い最中ならもっと印象は良いはず。ちょっとお高いけどこれからの季節おススメ!。そんな宣伝気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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