ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3739】 立川マシマシ OGKB店 (東京・荻窪) 凄い冷やし中華 300g 〜冷やし中華とは何だと問うてくるアンチテーゼ極まる凄さ!

やはり・・・このスゴ冷や中を食わんと夏が来ない!
 この冷やし中華を食わねいと・・・夏が来ない。そんな一杯って皆さんはありませんか?。私は3つあります。まずは「千里眼@上北沢」。そして「いそじ@代々木」。そして「こてつ@下北沢」。他にももっともっとあるので、ご参考までに下記ご参考まで。
 

 
 その中でも「創作系」と自分が勝手に呼んでいる冷やし中華では、この一杯はやっぱり欠かせない。それが「立川マシマシ」の「凄い冷やし中華」でございます。もう私が出会った頃から、凄い勢いで支店が増えていって、今何店舗あるのかも不明。そして最近になって荻窪にも出店したと言うから、訪問するきっかけをあれこれと最近は狙っていた次第です。
 

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<全体&タレ> キュウリと和辛子以外・・・固定概念を目一杯取り外した平成の名作冷やし中華なのかもしれぬ!タルタルソースが主役!
 
 流石に陽が伸びて、宵の口なのに夕方の様な明るさの中で訪問。こんな明るい日差しの中で晩御飯気分な奴はいないぜと思っていたが・・・・先客3名。その人たちが皆、冷やし中華注文らしく、その生産ロットに漏れてしまったオレ。食券渡すと、店員さんはちょっと残念そうな顔して「時間かかりますがすみません」と告げられました。
 

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 そのあと、あと客が調理手離れの良いフツーの汁系オーダーが続き、それらが終わった後で配膳がようやく進みました・・・・それがこの一杯。お待たせしましたとスタフさんの申し訳なさそうな笑顔を添えて。
 

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 おおお!これこれ!冷やし中華かこれ!ってな大胆さが素敵!。平成になって冷やし中華はとても大きく解釈が変わりました。その特にJインスパイア系は大胆な解釈が花開くか?。その中で「タルタルソース」を持ち込んだインパクトは大きく、冷や中歴史に足跡を残したかも。冷やし中華はどこか「サラダ感覚」で食わせる部分もあるから、その拡大解釈がこうなったのかもしれません。
 

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 とにかくタルタルの味が風景を染めます。洋食系のそれとは違って、ゆで卵やピクルスの刻みと混ぜ込みは排除。その代わりペッパーがインパクトの助けとなりますが、マヨネーズドレッシングの風味とフレッシュ玉ねぎ刻みの味わいと歯ごたえが支配します。雑多な様でちゃんとJインスパイア冷や中に合わせたチューニングも覚えたりするのはオレだけか?。
 

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 また真逆とも思える、熱々の豚肉甘辛炒めの汁が、味のアクセントとなっていますがここが、このブランド系の冷しの特徴とも言えます。普通この甘辛感は白飯の方に持って行きたくなるところを、冷たく〆られた麺の上に乗せるのだから、発想回路がおかしいんじゃないか?と開発者のキテレツ感を覚えます。タルタルと豚肉甘辛炒めで、冷やし中華の概念を・・・あばれはっちゃくが如くぶっ潰したかと思うと、冷や中定番のキュウリの千切りが置かれているし、紅生姜から少しセンスを変えて甘酢漬けの生姜を置いたりもしている。オレから言わせると・・・このきゅうりと生姜漬けで、首の皮一枚だけ「冷やし中華」に止まれてるイメージ。
 

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<麺> 灰褐色でワシワシ〜なJインスパイア麺がキュキュと流水で〆られハードな歯応え!
 
 すっかり記憶が飛んでいるけど、こちらの系列って自家製麺なんだっけ??。青梅??の秘密基地に製麺所があったと記憶だが曖昧(歳取りたくねぇー:苦笑)。ともあれ茹で上げる前は、とても分かりやすいオーション系の灰褐色のゴワゴワワシワシ中太麺。真面目に旨そうです。この麺は汁吸ってデロデロに柔らかくなっても、風味を感じせる個性がすごく好き。しかし、冷した引き締まり感がこんなに素晴らしとは、一年ぶりに思い出しました。
 

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 決してカタメな調整したわけでなくとも、ギュギュギューーーーーー!とした引き締まりが強く、噛みしめる度にイメージ的にはキュキュ!と音を立てる。そんな妄想掻き立てる歯ごたえ感が素晴らしき哉。記憶の中ではもっとボコボコとしてるんだろうと思ってたけど、案外シュッとした男前なシルエットだったのね。後付けになりましたが、500gまで同料金というのも太っ腹でして、今の若い人は本当に羨ましいぜ・・・・。昭和世代はフツーに大盛りすることでさえ贅沢と思わせる風潮に押しつぶされていたのだから。平成は失われた時代などと言われても、私的には「平成はラーメン元禄」であったと思うよ!。
 

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<具材> 豚バラ肉の甘辛ソテー!白飯に絶対に合うはずな肉を「ひやあつ」感覚で食う楽しさ!ポイント高いのだ!
 
 さて具材で訴えたいのは「豚バラ肉甘辛ソテー」。甘辛タレの味を冷やし中華に持ち込んだ功績は上述の通り。ここであえて私が「開発者凄い!」と言いたいのは「ひやあつ感覚を冷やし中華に取り入れた」点です!。冷やし中華は暑いから冷たいのを食い、食して体温を内側から下げるから理にも叶う。だから広く日本人の食生活に広まり定着化した食べ物。なのに、そんな冷やし中華の定めに抗うかの様に、熱々の豚バラ肉甘辛炒めをトッピングですよ!。これをアンチテーゼと呼ばずして何とするかってな興奮を覚えるわけです・・・。
 

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 つまりもっと突き詰めれば「ギャップ感」も旨さを感じさせるスイッチなんですよね。つけ麺を旨いと思うのは、味は基本だとしても、冷えた麺を熱々の汁で食う温度のギャップが旨さと感じさせる「スイッチ」。そのテクニックを冷やし中華に取り入れたと考えるなら・・・この開発者凄いぜ!と素直に思う。このブランドはそんな破茶滅茶さが好きで、王道の料理人が考えついたとは、素人考えではとても思えないのです。
 

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総じまして「冷やし中華とは何だと問うてくるアンチテーゼ極まる凄さ!」
 
 ・・・と言う感覚。歳を重ねると段々とこういうJインスパイア系が苦手になってくるけど、若い感性な冷やし中華を偏見なく味わってほしいと思う次第。麺の量を減らす調整も心置きなく対応してくれるし、年配者ほどジャンキーな楽しさを体験してほしいんだがなー・・・。そんなことを我がラ活で伝えてゆきたいと新たな決意させる一杯。オレはいつまでこんなバカ活動やれるか不明ですが、覚悟が道を切り開くらしいのでこの道を行こうと思います。行けばわかるさ!なのでとっとと最後に詠って、いつもの様に締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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