ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3736】 麺や そめいよしの 西荻窪店 (東京・西荻窪) 冷やし中華 〜何気に凄いぜこの冷や中!王道フォーマットをしっかり踏襲しつつ・・・工夫とアイデア深く浸透!大いにうまし!

今日もフラれて出会う一杯・・・ナイスリカバリー過ぎてうまし!
 暴風雨の中を外出。都内とは言えツライ一日でありました。こんな日は、要件が片付いたらとっとと帰るぜ。明日の仕事を前倒してやるなんて、殊勝な心を持ち合わせておりませんので、とっとと帰り支度をして、ラーメン屋の狙いを定め始めましょう!。雨が上がって早帰りできるとなれば、久しぶりにいいもの食いたい。
 

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 そこで狙ったのは、西荻窪エリアでして、そうなれば「はつね」。ところが早仕舞いで閉店でしたわ。しかし慌てることはない・・・・通し営業の大勝軒が近くにあるのだから。と思ったて訪問してみたが、実は中休み時間を新たに設定したとのことでシャッターが閉まってた!。あっちゃー・・・・。これは大ショック。麺尊RAGEの夜開店まで待てぬ。ところが、すぐ近くに「冷やし中華」と書かれた昇り旗が揺れていた。そうそう!「麺や そめいよしの」が近くにあったのだ。しかも、客なんか一人もおらんのに通し営業で頑張ってるじゃないですか。これはちょっと応援モードにスイッチが入ってしまいまして、突撃訪問してみました。
 

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<全体&スープ> 定番アイテムとアイデアチョイスのトレードオフ!これだけで一気に新たな冷や中感覚広がる痛快さ!
 
 この店は、神田に本店があるんだけど、よく頑張ってると思うよ。いつも限定を考案して提供し続けてくれるし、それも複数あるからポテンシャル実は高い。しかも、よくよく観察すると塩ラーメンが女性に人気で固定客もそこそこいそうだ。某グルメ系SNSの評価は低すぎると思うのだが・・・・。そんな同情など全く関係なく、結構早めにそれは配膳されました。こんな麺顔して。
 

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 おおお!これはこれは・・・安寧感じる王道冷やし中華感覚!しかしどこか洒落っ気あるな?と思ってたら、玉ねぎの細かいみじん切りが薬味としてプラスアルファ!。へぇ〜キクラゲだって入っているんだ・・・と思ってよく見たら、あちこちアレンジメントがあるじゃないの!。フツーに見せかけといて、実は色々工夫とアイデアが隠されている!!
 

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 例えば「細切り胡瓜」がない。カイワレ菜の緑で迂闊にも見逃すところだったが、実はあのシャキシャキな歯応えは、「キクラゲ」がリカバリーしている。そして馴染みの冷や中としては、紅生姜がない。それをトマトが色合いとしてカバーしているのか?。錦糸卵と細切りチャーシューは代用できぬプレゼンスの高さと申しましょう。そんな一見些細なことに気がついて、いざ実食を始めます。嗚呼・・・タレが旨い。冷やし中華のタレで、しかも王道タイプなのにこの納得感の深さは何だ!。まず紅生姜の抜け落ちについては、「生姜のすりおろしがタレに溶けてる」ことでプラスマイナス・ゼロな構成。ところが心象的にはゼロではなく「印象プラス」です。金属的なジリジリした刺激が紅生姜の特徴ですが、それをフツータイプの生姜が「ナチュラルなジリジリ感」に変換し、フレッシュな香りを付加してます。
 

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 また薬味の玉ねぎ微塵がいい!。自身から滲み出る野菜的な甘みをプラスしてくるとともに、玉ねぎ独特の風味も合わせてくる。紅生姜のパンチが抜けたところを、フレッシュ感で埋めてくる感覚ですね。そして胡麻油??なコクがプラスされている。これは香りがほのかで・・・胡麻は胡麻でも白太油でも使っているのかと思うほどに重くない。トッピングに細メンマがあるけど、ここから滲むのか?。メンマとごま油の相性は最高だから、相互作用しているのかもしれません。
 

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 続いて「酸味」にも触れておかねば!。これは「酢」なのか?「果汁」なのか?。とにかくジューシーな酸味とお伝えしたい!。それでいて落ち着き感がハンパなく・・・・、まるで果汁に和出汁を溶かしたかのような清涼感。しかも醤油感すら覚えるから・・・フツーの冷やし中華に見えて、実は出汁が旨いのです。何気にすごいぜこの冷や中!。
 

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 そして「辛味」。王道の冷やし中華に辛味と言えば・・・「和がらし」。黄色いあれですね。粉を練ったり、ペースト状であったり。この一品はそれも可能ですが、実は「ワサビ」へも変更できます。醤油にわさびが合わないはずないからね!。これにより、フツーのようでフツーでない冷やし中華の世界が完成したのかもしれません。いやいや細かい変更工夫を重ねると、こんなにもオリジナル感が膨らむとは驚きの冷やし中華です。
 

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<麺> 定番よりググッとスリムながらも持ち味感じる風味の良さが気に入った!
 
 冷やし中華は季節限定だから、レギュラーメニューと麺は変えてくることが多いけど、これはレギュラーの麺かな?。「かな?」と言うのは実はまだ、この店では定番を食ってないから自信がありません。でもこれは、どう見ても「冷やし中華向け」と思えない。そのレギュラー麺をあえてそのまま使って、これだけの質感というのが逆に感動ものですよ!。
 

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 はり細い麺の方が「冷やし中華」感ある。しかし、個性的な冷や中タレに染まり切らないイメージです。王道の冷やし中華で、麺がうまいと感じることは少ないけど、ここにはそれがちゃんとある!。酸味の滲んだ麺でも、グルテンの旨味は感じるし、トッピングの細かい具材と交じり合うと、もうそれは観念的に「ご飯とおかず」の混じり合い。また、汁を随分吸っても伸びないところもあって、冷やしの利点をよく味表現してくれてます。実際の温麺で感じる風合いとは別だけど・・・・、冷やし中華で麺がうまいと思える幸せを共有したい!。
 

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<具材> おさらい:変わらないところがあっても全体的な色彩イメージは変わらず
 
 具材については、すでにポイントは上述してますし、ここは簡略に。
 
  色合い的には・・・紅生姜→トマト、胡瓜→カイワレ菜、海苔→キクラゲ
  歯応え的には・・・胡瓜 →キクラゲ
  やく味的には・・・紅生姜→生姜おろし
  から味的には・・・和辛子→ワサビ
 

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 つまり、引いて足している。ここがスープの味に影響を与え、創造性を感じるところ。更に・・・新しい付加価値として、「玉ねぎのみじん切り」、「胡麻感の香味」がプラス。そんな一見フツーの味風景の激変を、不動で見守っているのが「錦糸卵」と「細切りチャーシュー」・・・といったところです。
 
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総じまして「何気に凄いぜこの冷や中!王道フォーマットをしっかり踏襲しつつ・・・工夫とアイデア深く浸透!大いにうまし!」
 
 ・・・と言う感想。今やラーメンもそうだが、冷やし中華はオリジナルを忘れそうになる程、創作性が花開くところ。魂を守りつつ自由な発想を感じるこの一杯は本当によくできてると思いました。飯にフラれて、たまたま食ったにしては侮れないうまさ。そんな出会いに感謝をしつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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