ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3635】 麺や ふくわらい (横浜・矢向) 炙り豚らーめん 大盛り 〜薬味楽しく!旨くて思わず笑みがこぼれる!まさに福笑!

人通りがないエリアでも地元支える満席ぶり!
 この日はJR南武線。実は便利な路線で、三多摩エリア主要都市の立川から、川崎へ抜けるにはちょうど良い。一方地味な路線でして、結構有名企業が林立し利用価値が高い割にはマイナーイメージ。私もそれに便乗している輩ですが、ラーメンスポット的にも地味なイメージがありなむかも・・・。でもよく密着すればすごくいい店が点在するのですよ。今回は一度訪問してとても印象の良い「麺や ふくわらい@矢向」に出向いて参りました。
 

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 実は南武線は、元々は秩父エリアの資源を横浜川崎エリアに運び出す路線。人もそうだけど資源を運ぶ役割も重要なのでした。そこで人と資源を運ぶ分岐点となるのが「尻手駅」。ここで湾岸エリアと川崎市中心街へと行き先が分かれます。その一歩手前の車両基地的な場所が「矢向駅」。多摩川渡れば東京23区とは思えないほど・・・とても長閑なエリアなのです。
 

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 駅前から少し離れれば、準工業地帯に住宅立ってるって感じが広がります。建ぺい率が狭い割に道路が広い。駅前にはそれなりに人が多いのに、一歩路地に入れば極端に少ない。ここで飲食店が成立するのか?と心配になる程ですが余計なお世話でごめんなさい。そんな失礼半分な感じで訪問した「麺や ふくわらい」ですが・・・・なんと入店したら満席!店内待ち!!。ギョエーーーーーー開店10分後訪問でこの状態ですか!。素晴らしき地域密着度!。その後店外待ちまで発生するじゃないか。
 

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<全体&スープ> 豚と鰹と言う豚魚の面白さ! マイルドな甘みはとても安心感与える旨味!
 
 しかもここは客層がいい。初老と中年の親娘、幼稚園出迎えの親子、たまたま昼飯的出入り業者、配送業の昼休み的ドライバー等、全員地元客ばかりで賑わうのだ!。たまたまネタ探し的にやって来たラーメンヲタクなオレが、とても汚らわしくも思えてしまう(泣)。そして実食を続けるうちに、単にイメージ的に集まるのではなく、旨さの確からさもありありと、今回は感じ始めるのオレなのです。そんな一杯はこんな感じでした!。
 

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 おおお!何とも顔なじみすら感じる見慣れた風貌。豚骨魚介のまたおま感よりも少し違い、ライト味噌系にも見えるマイルドクリーミィー!。マットな肌色合いのファンデーションにも似たしっとり感が溢れるではないか!。なのにワイルド系に炙りの豚がトッピングされ、左右には薬味、上部には艶めかしい味玉のトロミが配置!。まるで創作系華道を連想させる現代な風整いを覚えます。
 

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 まずはスープを味わいますが、豚骨!と言ってその風合いを感じる割には、レンゲを上下するとサラサラと流れる。コラーゲンの包含は低めだと感じられるが、エキスの溶け込みがハンパないのでマットな密度感はそのままです。味わうと確かに豚骨魚介に通じる、動物系の腹持ち感じる納得感と、魚介系の甘味がしっとりと広がる!。食いなれた味わいで、更に安心を感じさせる風合いが見事です。
 

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 なぜ「またおま感」少なく「安心感」高いのか。それは豚骨のテクニックもありましょうが、煮干でなく「鰹」を使っている点に間違いないようです(だって豚×鰹って書いてある:笑)。どちらも馴染みある魚介系甘味ですが、出汁としてとらえた場合、煮干は日常感覚そのものですが、鰹はちょっとそれとは違いますな。甘味がスッキリしているというか・・・苦みがない分パンチ度が低く上品に思えます。それとバランスとる豚骨のチューニングも素晴らしく、なるほどどうりでコラーゲン感を低めたようだなと感じます。
 

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 また香味が移りやすいイメージです。これは以下に記しますが、例えばチャーシューを炙った香ばしさが、スープにもほんのり香ってこれが印象アップの一部にもつながっている!。水菜の清涼感もそれとは裏腹だが恰好なコンビネーション。香りのパレットのような豚魚スープです。
 
 

 

 
 
<薬味> 味変化をお祭り状態で楽しめ!天カス→辛味等
 
 このお店の特徴は「天かす入れ放題」。駅の立ち食い蕎麦なんかにあるあれですよ。あれがポットのような容器にあり、好き放題で入れることができます。豚と鰹の他に、タヌキを加えるような感覚ですな・・・。実は天かす大好き。歯応えのカリカリ感もいいが、汁に湿って吸い込んで、油が出汁となって更なる甘味を加えるイメージです。これはいいね。ラーメンにも適用可能だなんて、この店に来て初めて知った。是非トライすべしです。
 

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 またテーブルセットの薬味がそそりまくりです。「しょうが」「こしょう」「わさび」「辛味」「ゆず酢」と言うラインナップ。炙り豚らーめんにはどれも合うとのこと。まずは「わさび」を試してみました。マイルドな甘みの風景に、じわじわくる清涼感。それに油断をしていると鼻孔に突き刺さるような刺激が襲い、泣けるけど嬉し泣き~。旨し泣き~。淡麗系スープ以外にも効果的です。
 

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 そして濃厚系スープにはやはり「辛味」でしょう。わさびを少し控えめにしてたので、別に味の厚化粧にはならなかったと思います。これは想像しやすい自家製食べる辣油的な親近感ある辛味。ささっと粒子がスープ一面に散りますが、これは舌にさわった途端にジリジリと刺激を与えます。何となく・・・・天カスと辛味を一緒に味わうと、駒場東大前の辛揚げを連想してしいますが、そこまでアグレッシブではない。これもおススメ。
 

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<麺> つけめん匹敵な極太ストレート麺!多加水系でもっちりしたハードさが食べ応えをさそう!
 
 おおお!ヌチヌチと感じさせる、ストレート太麺やんけ!。これはつけめん用かと思いきや、この店はつけめん未提供だっけ。しかも今回は大盛りにしましたので、迫力あります。多加水系で捩れも縮れも一切ないタイプ。非常にきれいな麺線でツルツルとしてますから、見栄えよりは口当たりが軽い。しかし腰つきはヌッチリと跳ねるから、汁滴があばれるかもしれません。要注意。
 

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 明るさ感じるモチモチ弾力感。そしてやはり微妙に引き締まりを感じさせる密度感あり。このバランスがよく、まるでつけめんのアツモリを食ってるのかという心境です。汁の浸透はあまり感じず、そのかわり汁で濡れた感じが分厚くも感じる。持ち上げというより地肌にひっかけるタイプでしょうか。前歯で千切るとプツプツと切れ込み、歯の裏にも麺の温度を感じてしまう。そして奥歯へ運び潰すとヌチリと短いタップで潰れ、汁の甘味と既に一体化した麺の甘味を感じる。これも明らかに大盛で200gオーバー。220gくらいはあろうか?。食べ応えありありで、晩飯まで腹が減らない腹持ちの良さです!。
 

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<チャーシュー> 炙りっぷりとタレの浸透!分厚いカットも心意気なのだ!
 
 何と言ってもメインはこいつかも。炙り豚らーめんなのだから。深く醤油ダレが浸透した豚バラ肉。これが綺麗に整形されており、カットが分厚め。片面には炙りがしっかり目に入っており、見た目にも、匂いにも、味わいにも香ばしさを伝えます。そこに脂の甘味がさらに加わり、酒よりもライスをくれと言いたくなるほど。
 

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 肉身にもしっかりとタレの浸透を感じる。肉の味がすでにタレの味と一体化してますし、ビールのお供には格別と思われます。分厚くても箸でリフトするとしなって割れ目ができやすく、どの方向からでも容易く噛みちぎれる。久しぶりに味の濃ゆい厚切りチャーシューを食ったという満足感も誘い、これは好印象!。どうせ食うなら炙りチャーシュー!これおススメ!
 

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<味玉にハズレなし!> 卵黄のトロトロ熟成感完璧!甘さと塩気と本来味が見事に濃密に絡み合う!
 
    薬味と炙り肉にかなり注意力を奪われましたが、味玉が実に侮れません。トロトロ〜なジェル状態が70%程度。透明感ありつつ深みのある色合いで、だしの浸透を感じさせます。それが甘みと塩気の両方バランスよく、熟成を思わせる味わい。とっても舌に絡みつくので、小分けにして食っても十分な食べ応えをそれぞれ感じさせます。時々カリカリな天カスが混じったりしてもまた旨し!。嗚呼やはり今回も味玉にハズレなし!
 

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総じまして「薬味楽しく!旨くて思わず笑みがこぼれる!まさに福笑!」
 
 ・・・と言う感想。これは地元の人気を集めるのも納得の一杯で、くせのようにまた通いたくなる雰囲気の店です。家族連れでも気兼ねなし!たまにはやりたいファミリーラーメン!そんな場合におススメです!そんな応援気分のままですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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