ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3553】 九十九里煮干つけ麺 志奈田 (東京・秋葉原) 辣濃辛煮干パクチーつけ麺+特撰喜平生貯蔵酒 〜まさしくニボリッチ&エスニック!アジアン濃厚煮干の熱き魂!

人もラーメンも出会いと縁だよな・・・
 歳を重ねていくと未来よりも過去のことをよく考えるようになるねー。良いも悪いも。どちらかと言うと良い面が最近多くて、実家の墓参りなどするとよく家族が若かったことの話に花を咲かせます。あの時普通と思ってた出来事が、実は偶然の産物だと後で知ったり、もっと冷静に考えれば奇跡的だったりして。一人で頑張ってきたようで、いろんなキッカケなど人から与えられて生きてきてるんだよな・・・・。今回の年末年始の長い休暇は、そんな感謝をいつになく感じた機会でした。
 

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 さて、そんな縁の感謝に包まれた休暇ももう終わりだ。明日の朝ちゃんと起きることができるのか?そっちの方が心配になってきた。天気は重い雲が垂れ込めて、気分はそれこそ鉛色。アカンアカン!アカンでこんなこっちゃアカン!!と意気込んで、昨年からずっと宿題になってた煮干の店へ行きリベンジを果たそうと、お茶お水までやってまいりました。ところがその店・・・超変則営業で・・・またもや休業にぶつかる!!!これで4回連続フラれた・・・・。1月4日に営業してるのネットで確認したのに、5日6日はお休みだと!!。しかも「無休」とグルメ系SNSには書かれているが・・・。嗚呼きっとこの店、完全にオレには縁がないんだと感じ入りました。もう諦めました・・・。
 
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 ない縁にしがみついては先に進めない。しかし猛烈に煮干が食いたくてここまで来たわけで、実に鉛色の空が恨めしい。しかし今年はググッとこんな気持ちを飲み込む年になりそう(仕事のことね)。そこで忸怩たる思いを飲み込んで、ネット検索してみたところ、何とか探し出したのがこちら「九十九里煮干つけ麺 志奈田」です。しかも歩いて行ける距離!。おおお!なかなかセンスあるリカバリーだと思うよオレ自身。さっさと移動を開始で開店直後に急遽突撃してしまいました。
 

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酒:大人の休日の過ごし方・・・・特撰喜平生貯蔵酒
 
 おお!人手不足の中でなかなか若いお姉さん方が多いのね。勉強中の日本語もとてもしっかりで、サービス的にもあまり違和感ないじゃないか。さっさと購入した食券を手渡しますが、真っ先に冷酒が運ばれて来るやん!やる〜!!。
 

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 まずは「喜平」の酒をいただきましょう。ラベルから岡山の酒と伺えます。近年中国地方の酒蔵が妙に注目を浴びてるような気がするが、これもそうなのか。「生貯蔵酒」とあるから醸造アルコール入りの馴染みあるタイプだと思うけど、オレにはこれくらいが実は丁度飲みやすい(笑)。純米酒に近いズドンと分厚い風味と甘みを醸し出す一方で、ドライビールの気楽さに近い軽やかなキレもある気がする。グビグビと気兼ねなく飲めるし、どんなアテにも合いそうな懐の深さすら思います。これをじっくり味わいながらつけ麺を待つのが楽しい。
 

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全体&スープ:ほほう・・こりゃ発見!濃厚煮干ニボニボ感にパクチー辛味と酸味のクサクサが実にあう!
 
 本当は汁系の気分でやってきたんだが、初訪問のつけ麺専門店で汁系食らうのは、ちょっと天邪鬼が過ぎるか?。そんな忖度して今回は素直につけ麺をチョイスです。しかしなんだか「休日最後」「重い空」「フラれ気分」と言うネガな要素が頭を垂れ込めたため、払拭せんと弾けたい思いが抑えきれません。そんな流れでデフォルトの味を飛び越えて、今回は「辣濃辛煮干パクチーつけ麺」とさせていただきました。それはこんな麺顔一式!。
 

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 おおお!見栄えで一気にアジアンな突風が吹くね!麺丼にはパクチーだらけでなんだかエスニックサラダに近い感覚。そんな感じでつけダレを見るとまるでタイカレー風にも思えてくる(笑)。九十九里浜の煮干しウリの店のはずが、なんだかこれだけ見ると「パタヤビーチへようこそ!」って頭になってきそうです。
 

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 とは言いつつどうせ煮干しなんでしょ!濃厚煮干の店なんだから・・・と思って味わってみる。しかし第一印象は完全にエスニック感の勝ちぢゃね?。辣油の辛さが特にそう思わせるのは、辛さの奥に酸味がとても効いていて、それがちょっといつものつけ麺のイメージとは違って新鮮に思えます。酸味のあるつけダレ・・・が印象深い。
 

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 ましてやパクチーを後追いでばくばくと投入してゆくから、辛味のタレにパクチーの強いハーブ感覚が、つけダレに強く滲みます。しかし煮干が消えるわけは一切なく、ニボニボなあの風合いが実にパクチーの苦味に結びついて美味いのだ!。これはとても不思議な感覚。ただ冷酒とはあまり合わなかったのは、私のミスチョイス(爆)。
 

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 辣油とパクチーの刺激に慣れ始めると、そこからゆったりと濃厚煮干のリッチな味わいが伝わってきます。ニボニボ感も相当強いながらもエグ味がいい感じで引き算。引いた後には残った甘みが広がる味風景なので、こってりしている割には重くないのがいい感じです。どうも動物系は豚骨一辺倒でもなさそうな風味も感じましたが、パクチーがマスキングして細かい風味までは分からず。
 
 

 

 
 
麺:きしめん型平打ち多加水太麺!実に濃厚煮干のタレを絡めまくって旨さ濃厚な幸せ!
 
    並盛・中盛・大盛と同一料金なのが嬉しいですねー。ちょっと休暇中食いすぎで今回は並盛でセーブしました。大盛だと茹で上がり480g、中盛でも360gと言うからそんなに食えるかーってな気分。せめて300gくらいならイケると思うのだが・・・こういうところに近年、年齢と衰えを覚えてしまいます。
 

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    ぱっと見れば「きしめん」に近い風貌。関西転勤時代によく食ったつけ麺イメージで個人的には大変馴染み深いタイプ。もちろん加水は多めでプツプツと歯切れが大変良い上に貼りつくような地肌感が好きです。これがつけダレを非常に絡めようとしますので、汁持ち上げは申し分なし。こういうタイプは平たい部分同士がひっ付き合うので、その隙間にタレが接着剤のように入り込んでゆくようです。
 

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 密度感はそれほど高くないため、麺の風合いと言うよりタレと融合した旨味と、平麺ならではの喉越しがアピールポイントでしょうか。よくタレが絡んだ麺を奥歯で一気にプレスして潰してゆくと、辣油とパクチーの風味ですでに唾液が迸っており、そこから一気に炭水化物は糖化した旨味へと変貌してゆくよう・・・やはり、つけ麺の太麺だとお食事感が汁系よりアップしますね。タレを絡めて味わい尽くす旨味を存分に楽しみました。
 

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薬味:パクチー大好き「パクチー星人」はこれをツマミに酒を飲むのだ!
 
 自分をパクチー星人と揶揄しますが、ひょっとしてパクチー変態・パクチーフェチの方向じゃないのか?と感じてしまうのは、酒と合わせたときです。私、生のパクチーをツマミにして、酒をぐいぐいと飲んでゆくのが好きでして、それを以前職場の酒宴でバラしてしまったら、思いっきり気持ち悪がられた・・・(パクチーじゃなくて素のオレ自身のことだったりして:だったらもっと泣く)。今回は、ぼっち飯だったから、パクチーの茎を2〜3本集めては口で齧って、冷酒を流し込んだりしてダラダラと食い続け、飲み続けてゆきます。
 

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 あまりオススメしませんが、もし同じようなフェチの方がおらるかもと・・・言うだけのメッセージ。
 
 

 

 
 
チャーシュー:洋風でも和風でも相性抜群の肩ロース薄切り半レアチャーシュー!サラダ感覚で食う!
 
 ここまでパクチーで青々しく、またレモンなど添えられていると、つけ麺と言うよりサラダボールのような感覚です。そう思わせるのはチャーシューもそうでして、サラダに添えられたハム?のような存在感で、薄い塩味系のスライスカット。肩ロース部位かその周辺と思われ、肉身の薄いピンク色が実に美味そうでもあり、脂身はさっぱりしていそうな抜けを感じます。
 

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 実際には見た目通りのさっぱりさが嬉しい肉で、わざわざ濃厚なつけダレに浸して食う必要あるのか?と思えるほど。それくらい単体で丁度良いあっさり感があります。余ったレモンを絞ってパクチーの葉っぱを少しだけ載せて、かすかにコショウ降って食ってみたが、美味いに決まってますわな!。またこれで遊びながら食いつつ、冷酒で舌を洗い流しながら味わい、楽しみ続けました。
 
 

 

 
 
スープ割り:器を返して入れてもらうブーメラン方式
 
 せっかくだからスープ割を。ブーメラン方式で器こと返すシステムです。かなり麺を食うときにタレを食い進めてしまい、残った分量は少なめでしたが、丁度良い塩梅でリターンされてきます。今回の一連の中で一番煮干しをナチュラルに感じ取れたのが、この最後のスープ割りだったのかもしれません・・・・本当に最後に軽く暖かい煮干しスープを味わうと、心からほっとしますね!。
 

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総じまして「まさしくニボリッチ&エスニック!アジアン濃厚煮干の熱き魂!」
 
 ・・・と言う印象でしょうか。今回は意外な展開訪問でしたが、煮干のしっかり感も掴めたし次回はデフォルト煮干でしっかり受け止めたい。秋葉原より御茶ノ水の方が地縁があるので、また坂道を下って訪問させていただきます。次回はがっつり中盛に挑戦!。そんな今回の新たな食の縁に感謝しつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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