ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3501】 らぁ麺 はやし田 池袋店 (東京・池袋) まぜそば + キリン一番搾り中瓶 〜一見王道にして見事なる味風景の変化!滑らか極まる汁なし系

追加の健康診断終わった後の開放感!もう〜汁なしでビールだよ!!
 だんだん歳をとる毎に怖くなるのが健康診断。十年前までは、まるで健康優良児みたいなオヤジだったんだが、今年に入って自信を大きく失っております。追加の健康診断など受ける羽目になりまして・・・気持ち的に大変凹んでおります。私の場合、測定結果的には、ラーメンよりも【酒】の方でして、大いに反省せねばなりますまい。ラーメン界の「吉田類」を目指しておりましたが、その吉田類よりも酒に溺れてしまったという顛末。人生ってのは、つくづく計算通りにはいかんです。きっりり36時間アルコールを断ち切り、検査に臨んだあとは気分解放です。
 

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 そんな気持ちで池袋にきた午後4時。このあとまともに仕事する気分にはならないので、午後休暇としたわけです。休暇なら好きにしていいはずだ!と言うことで憂さ晴らしに、思いっきり池袋で飲み食いすることにしました。色々知り合いに声がけしたけど、流石にこの時間で付き合う奴はおらんので・・・前哨戦で「ラーメン」と「ビール」程度で抑えておきましょう。そんなわけで店探し・・・。
 

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 結論として「らぁ麺 はやし田 池袋店」と決定!。意外に池袋でラーメンで通し営業って少ないんですよ。それに二郎とかガッツリとこの時間で食う訳にもいかず。汁なし系をつまみ兼オヤツ的につまみながら、酒を飲みたいだなんて・・・わがままが過ぎる。その上「絶対に失敗したくない」と言うワガママがあると、この時間、この場所で、この品質しかありえん!。我ながらナイス選択です。「まぜそば」と「ビール」をいただきました。
 

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大人のオフの過ごし方〜キリン一番搾り
 
 「クラフトビール」と「瓶ビール」のボタンがあり、ともに500円。クラフトビールが気になるものの「瓶」と言うワードに逆らえず、それをチョイス。銘柄が気になりますが「キリン一番搾り」。悪くない。食券を手渡してからの対応が超高速です。
 

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「お疲れ様でしたーーー!」の声が眩しく感じますが、少し前までは健康診断でバリウム飲んでた身なので、「疲れてないよ」と返えそうか?。ともあれ・・・慣れ親しんだ味わいを楽しみます。嗚呼、ちょっぴりだけど明るいうちに飲む酒は、どうしてこんなに回るのか。欲を言えば「もう少し冷やしてくれ・・・」。でもキン冷えでなくとも旨いのは確かだな。
 

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案外汁気あり!?はやし田らしい王道の鶏油コク深いタレの厚み!!
 
 「まぜそば、少々お時間いただきます!」とハキハキと丁寧な応対を受けますが、このあと何も予定がないから、心地よく感じます。忙しくないだけで、こんなに気持ちに余裕が出てくるものなんですね・・・裏を返せば普段が恥ずかしいんだが。そんな自省と並行して、年上のスタフの方は、入り口のマットが靴に引っからないかが気になるらしい。何気な心配りをそばの後輩さんに、世間話的に共有し伝える。実に良いコーチングです。ですがそれを聞いた直後に若い方が、足をその同じ場所で引っ掛けそうになる(笑)。その間が絶妙でして、思わず吹きそうになってしまいました(爆)。でもいいOJT環境。そんな職業柄を感じつつ、タイミングよく出されたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!汁なし等麺顔は、それなりに見てきた自負があるが、これは意外にない斬新さ!。ありそうでなかった「鍵盤」スタイルのトッピング。そしてその鍵盤の向きに並行して麺が揃ってる。普通麺というのは並行か斜めにして揃えてるのいい塩梅に感じるのですが、縦に揃っている。ひょっとして・・・いつも以上に、気合が入っているのかな?。「トリュフオイル漬けの卵黄」やら「すだち」の説明を受けるが、実は聞いてませんでしたー。
 

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 実は、汁なし系とは言え、汁が多めの汁なし系。狙いは「汁を吸わせる旨味の演出」でしょうか。汁なし系はタレと絡めて咀嚼で味を一体化するのが、一般的なイメージ。しかし、「汁を吸いきったMAX状態をキープしなが食う」と言うタイプもそこかしこであると思うのです。これはまさしくそんな感じ。香味油は鶏油主体で、まるでバターのような芳醇さと分かりやすさですが、そこをあえて出汁に一旦溶かしてから、麺に吸わせるという表現だと感じます。
 

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 この一杯は、それだけにとどまらず。「3段仕込み」と言う味展開が予定されております。それはおいおいと後述してゆきます。
 

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平型の多加水タイプ!ヌメヌメと良く絡んで吸い込み感もあり!
 
 まだ「はやし田」でつけ麺は食しておりませんが、汁系とは全く異なる多加水系!。しかも平打ち型で密度感が低いため、汁をばくばくと吸い込む性質です。そんな感じなので汁を吸いきっても、まだ汁が微妙に残るのがポイントかもしれない。
 

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 汁なしなのに非常にまとまりが良いです。汁が少なくてコペコペしたり、グニャグニャと粘りで抵抗感を与える雰囲気は皆無。本当にこれほど、汁なし系なのにしなやかな印象は珍しい!。前歯で噛むと、スパスパっと小気味好く千切れる反面、歯ごたえはとてもライト。その後、奥歯へ運んで一気に潰すと、当分の甘みと合体した旨味が一気に広がります。割と蓄熱もあるようで湯気っぽく鼻腔や口の中に広がり、甘みを感じさせますよ。これは旨い!。鶏油の効果も如実です。しかしここからが本領の発揮だわ!。
 

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トリュフオイル漬けの卵黄投入!!ここがこの一杯のメインステージ
 
 3段仕込み」の教えに従い、麺に投入。なんだよ!このパッション激しいオレンジ色と透明感は!。ただのオレンジではなく、ネーブルオレンジネクターに近いような色合いです。これほど艶めかしくも、鮮やかなオレンジ色は珍しい!。実は色の中で一番好きな色は「オレンジ色」。トパーズにも感じるオレンジ色にしばし見惚れるオレです。
 

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 香りが深い!。トリュフオイルってこんなにパワフルだったっけ?。それほど薫るパワーでして、これが甘みでなく塩気に結びついていたとしたら、貝類のエキスに近いようなパワーと滋味を思うかも。それほど深く薫し味が濃密なのです。
 

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 それが崩れて麺に絡む!この瞬間が最高視聴率でしょうよ!卵かけご飯を宗教のように信奉する方々に、これはぜひオススメしたい。トリュフの香りと、卵黄本来の濃厚味・・・そして醤油ダレの熟成された塩気の浸透度合いを、一気に楽しめますから!。これを言っては最後なんだが、きっと麺に限らず、例えば白飯なんかでも、最高級に合うのだと思う・・・・。
 

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真逆の展開!最後はスダチでさっぱりと〜〜〜
 
 このまま味変化するのも躊躇われたんだが・・・引き続き3段仕込み」の教えに従いましょう。最後はスダチを絞り入れろってさ。半分勿体無い気分になりながら、半分程度絞り入れました。結論言えば、最後の3クチくらいに入れるのがよろしいかと。ここで飯割するか、また飯割スルーしてそのまま食べ切るかの境目くらいが、最後の3クチめ前者を選択するなら、スダチはスルー。もし後者なら締めには絶好です。
 

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 あの濃密なトリュフオイル漬けの卵黄は、スダチ投入によりとっても大人しくなる反面、馴染みの風合いを増します。微妙にドレッシング感覚に近いものを醸し出すかも。この清涼感が、最後の真逆展開として非常に面白いのです!。
 

 


 
 
低温調理のチャーシュー旨し!薄味淡麗肉が色々楽しめるのだ!
 
 ここでもし、まぜそばを食らうなら、肉増しをお勧め。見てくださいよ!極太カットが合わせてあります。しかもメンマまで!。どれも薄味です。しかし、ナチュラルな旨味が真髄。右から言えば、豚肩ロースの極太短冊切りですが、存在感はまるでサイコロステーキの合体感。これに少しだけ、トリュフオイル漬けの卵黄と絡めて食らうと昇天のうまさ。特に鶏胸肉との卵黄の相性が素晴らしく、これは一回食っとけ!と偉そうに伝えたくもなります。
 

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 また材木極太メンマも侮れません。こんなに太いのに、シャクリシャクリと繊維が小気味良いほどに一度に切れ込み、歯ごたえの力強さを損ないません。確かに肉に匹敵するぐらいの質感の高さ哉・・・。
 

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総じまして「一見王道にして見事なる味風景の変化!滑らか極まる汁なし系」
 
 ・・・と言う感覚でしょうか。いやー、「はやし田」系列にこんな隠し球があるとは思いもよりませんでした。これはまた食いたいし。次回はこの上に肉増しをしてはしゃぎたいと言う野望が芽生える。新宿本店にもこれがあるんでしょうか?なら是非行くつもり。池袋で出会った味は、実にインパクトが深いのでした・・・。そんな気分を感じつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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