ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3479】 光麟堂 (東京・御成門) 味玉らーめん(塩)+チャーシュー 〜丁寧さが味にも感じる実直な淡麗塩らーめん!寄り道して食う価値あり!

御成門から新橋へ抜ける〜。マイ・ランチラーメンルート
 晴天が続いた週とは打って変わって、曇天が包む平日の朝。さて今日の外出はどのルートでアクセスし、効率よく昼飯ラーメンをゲットするかという事で頭が一杯です。大抵出勤途中の電車ではこんなことを考えて、ラーメンデータベース睨みながら、スケジュール帳と格闘します。こんな時は、iPadの2画面機能が非常に重宝して、最近どうも新機種乗り換えにも悩みだしているオレ。食欲と物欲の煩悩に支配されてオフィスに到着。ほんとに最近、電車の中で新聞とか勉強もしなくなってしまったが、そんなんで将来いいだろうか・・・。
 

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 乗換駅で下車して付近でラーメン食べるのも効率的ですが、駅から駅へ歩いて移動しながら、途中で一杯広い食いするというプランもとても効率的。「大井町~西大井町」間のパターンでよく使いますが、今回は都心なので、「御成門~新橋」間で実行することとしました。新橋までたどり着けばいくらでもあるのですが、御成門周辺もいいとこあるよね。「き楽」なんかその代表格。ちょうど冷え込みが始まる時節だし、味噌系なんかもいいかもーと思いつつ、今回は、「光麟堂」へと行ってまいりました。
 

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 前回、「限定 煮干しらーめん」を食して満足感があったものの、どうも塩らーめんへの思いを引きづったままなので、それを悔いなくするために。そして週末に家で爆食い爆飲しすぎて、これ以上こってりしたものを食いたくないと、胃がもたれ気味。さっぱりと旨い塩らーめんがどうしても食いたいのでした。開店直後を狙って訪問してみたら、なんだ余裕じゃんとほくそ笑んでたら、その後3分間の間に一気に満席になり、外待ちが発生!。おおお、もうすっかりと人気定着してるやん!。早めに計画たてた訪問で良かった良かった・・・。
 
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本当に丁寧さを感じる鶏ガラ煮出し感!落ち着き与える節系の旨味もナイスで薬味が響く!
 
 今回は妙にiPhoneの写真アプリのご機嫌が悪くて、写真全体が暗く写ってしまった。座ったカウンターの照明がピンスポットのように強く明暗つけてくるので、ピントを合わせづらく、また露出がばらばらになってしまい、大変手間取りました。ちょっと加工をしてしまったけど、今回はご容赦いただきたい。そんな前提での麺顔はこんな感じです。
 

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 おおお!淡麗の風景の中にゴージャス感覚が沁み渡る!キラキラきらめく清湯には香味油が漂い、そしてそれを覆い尽くすかの如く肉が広がる。その肉も実に上品な作り込みを感じるため、チャーシューメンとしてはとても都会的で美しいようで、素朴な肉肉しさをキープしているような不思議な印象です。
 

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 実はこちらの塩スープに惚れてるオレ。大山鶏ガラを丁寧に時間をかけて煮出しているから、エキスがとっても芳醇なのに全く重くもない。余分なものがないという感覚で、とても明るい鶏出汁感覚。まさにストレスなく煮出した賜物といった風情が沁みるのです。しかもそれだけでない、全体に趣を感じさえる落ち着きがいいね。これは明らかに魚介出汁の合わせでしょう。煮干じゃなくて節系の輪郭が如実に濃ゆいのが印象的。単に鰹節を投入しただけでなく、蕎麦でよく聞くサバ節など、きっと複数の旨みを滲ませているに違いないのです。動物系の明るさと、魚介系のしっとりさ。それらバランス感ある中で、塩ダレの角が丸いのがいい!。
 

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 汁の温度管理もナイス!。香りが飛ぶことはありまえん。トッピンングのカイワレは、見栄えメインで風味は淡いが、ほのかな清涼感には役立っているし、また肉と巻いて食うと仄かに旨さがアップするようです。しかし薬味の存在感がここでは大きい。まず大葉。この適度な盛り付けだけで、じわじわと清々しい香味が広がるし、この香味は食欲をダイレクトに刺激する感覚です。スープに溶けるとワンランクアップの旨さ。また軽く柚子の風味が効いています。柚子苦手の方もおられますが、そんなに邪魔にならないで、通り過ぎるだけです。中盤から慣れてしまったのか、飲み込んでしまったのか、柚子はどこかへ霧散した感じになる。でも柚子塩というフレーズがあるように、塩ダレの旨みには絶好の香味だと私は思う次第です。
 

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多加水の滑らかさとプツプツ歯応えに、全粒入りの風味を感じるストレート細麺
 
 もう店先から「三河製麺」の麺箱があふれています。わざと見せているのか(笑)。それだけ信頼のブランドということでしょう。とにかくどんな表情の麺でもオールマイティーですからね。明確に全粒が見て取れる配合の高さでいかにも風流。その上多加水なりの透明感もある表情で、塩スープの透明感とベストマッチに見えます。
 

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 兎に角つるつるとスベルのが楽しい。口当たりが非常にライトでズボボボボーーーっと本当に気持ちよく啜り切れる。前歯の当たりはプツプツとリズミカルに切れるタイプで、多加水とは言えモチモチという感じはあまりしない。スープの浸透もなかなか前向きで、奥歯へ運んで潰すときには、出汁のエキスと麺の風合いがすでに一体化が出来上がってました。実は麺の撮影がとても苦労した・・・・。ちょっと写真アプリを変えてみようかな。実物はこんなに暗い感じじゃないので、繰り返しあしからず。
 

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二種チャーシュー絶品!豚のロースはスポンジ感覚で、鶏の胸はしっとりパフ状態!
 
 希望により、全部鶏肉にもできるんだそう。でもやはり豚も欲しいのが本音。ミックスにしてもらいました。低温調理の豚ロース肉がまた格別。脂があまり差していないように見えて、実に旨みを感じさせるもので、当然ながら低温らしいシットリとした舌ざわり。どの方向から前歯で噛んでも千切れるという、肉繊維のきめ細かさに、薄味がいい感じ。まるでスポンジのようでして、奥歯で噛み千切るとその瞬間には、本来の肉汁とスープの旨みが混然一体となって吐き出されます。嗚呼、夜なら冷酒を欲するぜ。
 

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 鶏の胸肉もどうような感じですが、もっと淡白で上品で湿り気が高い・・・・そんなふわふわパフパフ感。柚子が少し香ったところも、淡麗感を高めて旨し。この肉はそのまま食っても、スープに浸しきっても、それぞれで甲乙つけがたい旨さを表現するから、堪りません。嗚呼、夜なら焼酎ロックで合わせたい仕上がり。
 

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味玉にハズレなし!塩だれの浸透深くカエシの旨さで卵本来の味を楽しむ
 
 ここの味玉が好きなのは「塩ダレ」だから。出汁が浸透して熟成するような旨みもあって、その上さらに「茹で卵には塩!」という単純明快な旨さも感じて、そこが好きなのです。ナチュラルなようで深みのある旨み。卵の本来味を大きく残す味玉としては、味玉フリークとしては楽しい次第。嗚呼、今日も味玉にハズレなし。
 

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総じまして「丁寧さが味にも感じる実直な淡麗塩らーめん!寄り道して食う価値あり!」
 
 ・・・と言うしかありません。開店当初から、お母さんと二人三脚な営業スタイルも、なんだか毎回ほっとさせるし、味にもそんな実直さが滲むか。こちらは間違いなく、また訪問を重ねます。たまには醤油を食いますねー。そんな応援気分を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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