ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3442】 麺屋 さくら井 (東京・JR三鷹駅) らぁ麺 醤油 +チャーシュー盛ハーフ + 純米酒高千代 〜時代を先どるニューパワー!そして極まる質実!このまま行けよ!行けばわかるさ!

ニューフェイス君に会いにゆく
 とある休日に何気なくツイッターを見えていたら、麺屋さくら井さんのツイートが偶然目に入る。新人が加わり三人体制!そして座席も一つ増やして店回転を少しでも改善とな!!。これは新人応援も兼ねて行かねばなりますまい!。この日は休日出勤していたのもあって、その帰りにちょこっと寄り道して訪問して見ました。どうせ混んでるよな・・・と思っていたが、なんと行列なしですぐに座れるじゃないか!。これまでお経験から、こちらは夜に訪問すると都合が良いようです。そりゃ武蔵野市陸の孤島の住宅地ですからねー。それでも昼間は混むところが逆にすごいんだが。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201547j:plain

 
 
 さて新人君。どなたかな・・・と思ってたら一目瞭然でした。この日はご店主と、スタフのきーちゃんと、見慣れぬ白シャツ君。彼か新人さん!。不慣れなところを予想してましたが、おやおや接客はナチュラルで清々しさも相まっていい感じ!。こちらは接客姿勢の厳しさが客に伝わらない分、実に過ごしやすい。そのテイストをシッカリ受け継いだような気落ち良さ。合格ですよ!これからもよろしくです。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201532j:plain


 
 そんな感じで今回は「醤油」をじっくりと味あわせていただきます。最近こちらでは、「醤油」「塩」が先に売り切れることが多いようなイメージで、食える時に食っとこうと思っただけ。煮干も実は丁寧なまろやかさがいいんだが、個人的はローテーションで回し食いしているだけです。次回は煮干となりますが、今回の醤油は特別旨かった!
 

f:id:TOMASSOON:20181006201447j:plain

 
 
 
 
今宵の酒:純米酒高千代 美山錦 辛口だけではないシッカリボディーな味わいに酔う
 
 もうこの店で酒飲まずして食えなくなりました。いい感じで入れ替わる日本酒が目当て。今回は「高千代」が入っておりましたのでそれを。以前もあった記憶ですが、今回はラベルが少し違う??。「美山錦」とあります。きーちゃんが、スマホ撮影用に瓶をポジショニングしてくれてサンクス!。そして溢れすぎるほどに注いでくれて、あんがとなす!。カウンターに溢れるほどで舐めたいほどでした(ウソです)。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201448j:plain


 
 酒選びも分かってきました。純米辛口が好みなんですね。気が合います。吟醸が切れ味いいのは分かっているんだけど、それがうまいの当たりまえ。それじゃなんだか面白くない性格じゃないんでしょうか。ご店主とはかなり年の差感じますけど、趣向は合いますね。ご両親の方が気があったりして(爆)。今回もシッカリとした米発酵の旨味を味わいながら、辛口のイメージを堪能。肉の脂旨味を洗い流しました。ああ・・・幸せ。
 

 

 そんな幸せに浸っていたところで、「貝柱」を一つサービスでいただきました(完全に面割れしてるオレ)。塩らぁ麺にのせるとこれが・・・(うまい)!と添えられましたが、嗚呼今回は醤油なんだよね。しかしヒントをいただきました。酒のアテですぐ食うことはせず、出汁に入れてふやかして後で食うことにしましょう。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201449j:plain

 
 
 
 
チャーシュー盛ハーフ+サービス:味の探究心!業深さ!隠し包丁!
 
 こちらで酒をサイドで注文するなら、チャーシュー盛りは必須ですよ。こちらはレアさが絶品な仕上がりでこれまでオススメしておりましたが、特筆に値するのは2点。まず器が熱いほどに温度感高いこと。これは、時間経過で脂がじんわりと溶ける効果があって、より脂甘みを堪能できます。そして今回改めて分かったのが「隠し包丁」。どうしてこんなに柔らかいのかといつも思ってたが、切れ込みが部分的に入っておりますよ。全部じゃない。ポイントとも割れる部分のみ。すげー・・・包丁の切れ込み一筋で、こんなにも印象が深丸のか。お若いのにさすが。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201450j:plain

 
 
 
 
同じようで少しづつ試行と進化を感じる醤油と麺顔
 
 入店して、たった5分間の間に酒とチャーシューで堪能しきり。もし胃袋が頭にあったなら、腹パン状態。そんな極度の空腹状態を、酒と肉の旨味で飢餓状態を一旦抑え込んだところで、悠然と本題のらぁ麺と対峙することといたしましょう。きーちゃんスタフから受け取った麺顔はこんな感じ。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201451j:plain

 
 
 おおお!極まりを感じるプレゼンス。開店当初の麺顔とはかなりの進化。本当に日々の研鑽を重ねた結果ですな。単に整っただけでなく、麺と汁の重なり合いに、これから食べる物語を感じさせる雰囲気すら覚えます。横水平をイメージした感じもあります。なんといっても心苦しいまでにありがたいのは、味玉ハーフ。え!?どこにあるかって??。実はチャーシューの真下に隠されております。これは他客への配慮も感じさせる一方で、礼節も感じるかも。チャーシューをめくった直後の発見は、かなり嬉しい!。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201452j:plain


 
 こちらは、温度管理が素晴らしいのかもしれない。厳選された醤油のブレンド。節系や昆布等の旨味の重ね合わせ。そして気を配った煮出し。丁寧な鶏ガラの抽出と、滲みでるトッピングからの旨味。そして麺からの風味の移り。それぞれタイミングでバランスが微妙に変わると思うが、旨さき自体にブレはなし。しかし、もっとブレを感じさせないのは温度感。今更ながら、こちらでこれほどまでにたくさん食ってきて、温度のブレは感じたことなし。これは醤油ラーメンの場合は重要で、特に生揚げ醤油などではポイントでしょうか。嗚呼たまらん!。円やかな醤油の甘みが生き生きと感じられる。秋の旺盛な胃袋内部のヒダに、いちいち染み渡るのだ・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201505j:plain

f:id:TOMASSOON:20181006201508j:plain

f:id:TOMASSOON:20181006201531j:plain

 
 
 
 
風合いと浸透!風合いが移り変わると旨さも移る妙義
 
 ラーメンって「五分間の勝負」だと個人的には思ってます。この五分間で変わることの大きな要素は「スープの温度」と「麺の風合いの変化」。特に麺の変化は大切ですね。汁が浸透する前のグルテンの風合いを楽しむか。また完全に汁浸透した滑らかさを楽しむか。地域性も相まって好みが別れるか?。甲乙つけ難しの中で、こちらは両方の良さを楽しめます。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201509j:plain


 
 加水は中からやや高い程度。もちもちさは淡く、芯を感じさせまい茹で上げで、前半は残った乾き風味を瞬間的に楽しみます。そこに汁浸透がゆっくりと始まり、前半は咀嚼による唾液の混じりっけで糖分をほわっと感じる旨味。醤油エキスに鶏ガラと節昆布の旨みが染みてナイス。そこからじわじわと乾き風味が失われていくが、クチクチした旨みの一体感が生まれるから、寂しくありません。むしろ醤油の円やかさが染み切って旨さの完結。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201530j:plain


 
 ストレート細麺だから、もともとスープの持ち上げよろしく、レンゲと一緒に啜りあげた旨みと滑らかな滑りは格別です。後半はズボボボボボボボーーーーーっと蕎麦ライクに全部啜り切ってしまいました。
 
 

 

 
 
少し温度感を変えました???チャーシューの風合いが最近妙に楽しい!
 
 サービスの味玉は完璧。白身の緩い固さは一定で出汁の浸透を感じて旨し。卵黄は全体的に均一にジュレっぽい状態で、出汁味が染みてトロトロしてうまい。殻剥き失敗したようなものではなく、売り物最前線の逸品です。旨し!嗚呼、味玉にハズレなし!。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201529j:plain


 
 そしてトッピングのチャーシューですが、少し前にも述べたかもだが・・・温度感を少し変えたか?。生っぽさが少し抑えられた効果で、ほんのりとさした脂が甘い!。単にスープの温度影響とも思えないのだが。また柚子胡椒との相性も相乗効果で高まり、旨すぎてならない。これは確実に飯なんかじゃなくて酒!しかも日本酒とかワインに合うしかないだろと思えます。流行りの低温調理チャーシューですが、ちょっと他にはないかも・・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20181006201506j:plain

 
 
 
 
総じまして「時代を先どるニューパワー!そして極まる質実!このまま行けよ!行けばわかるさ!」
 
 ・・・という感じでして、隙なしという貫禄すら感じますよ(2つパクった例え)!新たなスタフも加わったことだし、さらなる躍進を期待しております。本当はもう少し訪問頻度を上げたいのだが、行列に対峙する時間がなくてね・・・。引退したら入り浸る。その時はよろしく!。そんな応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   しみじみと
   の深さと
   わいと
 
 
   沁みる旨さか
   麺屋さくら井
 
 
 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

関連ランキング:ラーメン | 三鷹駅