ほのぼのパワーが突然!東横線新丸子に出現!!
- 絵に描いたような「昔ながらの中華そば」感覚!プラス若さの透明感がナイス!
- 麻生製麺:細く強めの縮れ方に柔らかい黄色の多加水麺!ノスタルジー感高める!?
- デカデカローリング豚腹チャーシュースライス!汁に浸して馴染ませ食らう!
- 味玉にハズレなし!深く浸透した薄味甘し!
- 総じまして「ホントに毎日食えるぞ!久しぶりに日常感溢れる和みの中華そば!」
久しぶりに東横線新丸子駅界隈に出没。ひさしく「麺やでこ」に行けてないので訪問しようとは予定していたのですが、ラーメン系SNSに新店舗情報をたまたま見つけてしまったから、興味が湧いてそちらへと流れてしまいました。「中華そば もり川」という店。どんな系統とか全く無知でしたが、なんとなく旨そうな名前と感じませんか?。そんな軽い気持ちでスマホのGPSを駆使して、ちょうどランチタイムの現地にやってまいりました。
あれ?ここ来たことあるぞ!?・・・以前札幌系味噌ラーメンを食った記憶がある。居ぬきなのか・・・。調べてみれば、このロケーションは次々と店が入れ替わっているスパイラルな状況とのこと。ちょっと心配も浮かびますが、逆に応援したくなりましょう。気にせず入店です。
するととても愛想よい男女のお出迎え。ご夫婦なのかそうでないのか不明ですが、息は合ったようです。ただ初日トラブルでよくあることですが、券売機がまだ稼働せずとのことで、口頭注文、前払い清算というスタイルです。開店日だったので、味玉をサービスしてくれたのは嬉しいが、なんと「中華そば(しょうゆ・しお)が650円との設定がいい感じです。これで旨ければもちろん定点観測を続ける気が満々!
絵に描いたような「昔ながらの中華そば」感覚!プラス若さの透明感がナイス!
それにしてもサンプルになるものが一切ないので、先客が食っているのを横目で食い入るように見つめます。それは実にシンプルな中華そば・・・と言った印象。塩のスープ透明感が半端ないのを見つめすぎて、麺食らってる他客から、逆にメンチを食らってしまいました。迷った挙句にまずは王道の「しょうゆ」をチョイス。地元客が次々と入れ替わり入ってくるところで、流れが切れたタイミングで私の配膳が丁度完了いたします。それはこんな感じ。
おおお!これはこれは!!いかにも「昔ながらの中華そば」感覚なる一杯ですよ!。奇を衒うところが一切ない。魔力に吸い寄せられるというより、和みのすごさにこちらが近寄って行きたくなるような雰囲気です。そして醤油琥珀が薄目に映り、また透明感も明るくて、単なる昔ながら系の復活というより、若い世代のセンスも見え隠れする・・・。
スープをまじまじと眺めて、一拍おいてから味わいました。透明感と感じていたけど実は軽い霞があるイメージ。旨味はもちろん鶏ガラのスッキリタイプで、香味にも鶏油をうっすらと感じます。ただ張り詰めた味わいでない動物感なので、豚肉?豚骨?清湯エキスも感じられるかと。その分深くてあっさした味わいです。
塩気がとても丸い。いや塩気のエッジが甘くも感じるもので、醤油ダレとの結びつきにヒントがあるのかも。都内名店の崇高な醤油の緊張感はないけれど、むしろそれが良いね。正直言って、このスープ感だと毎日でも食べられると思う。
麻生製麺:細く強めの縮れ方に柔らかい黄色の多加水麺!ノスタルジー感高める!?
全体のノスタルジー感を高めるのは、スープより麺でしょうか。個人的には最近珍しく食らう、縮れ系細麺です。多加水系でややねり水の個性なのか、薄黄色い色合いが印象的。透明感がうっすらと感じさせて、細麺の割には引き締まりを感じます。気になるので厨房の麺箱を除くと「麻生製麺」とあります。地元神奈川の製麺所らしいね。
やはりにらんだ通り、この麺の風合いが訳もなう懐かしさを感じますね。浸透するというより、スープで濡れただけという印象で、つるつると上滑りするような快感を誘います。なのでレンゲを駆使してスープもろとも啜り食うのが似合うかと。ライトなスープに濡れる印象の麺には、この食い方が一番旨いねー。
啜ってからプツプツと千切る前歯の感触。奥歯へ運んでからプレスしたときのプニプニした感覚。咀嚼で汁エキスと麺の風味を融合させ楽しだあとは、喉奥へと落とし込む。やはり強めの縮れがなんとなくのど越しにシルエットを感じさせる、そばライクなイメージが残り、快感で楽しいですねー。
デカデカローリング豚腹チャーシュースライス!汁に浸して馴染ませ食らう!
本当のノスタルジー系ではあまりないのでしょうあ、まん丸でデカいサイズのばら肉ロールチャーシュー。サイズ厚さとも申し分なし!この価格ならむしろ値ごろ感以上。全体的に薄味仕上げで、ベーススープ生成時に全体貢献したかと思える、脂の抜けがむしろ楽しめます。
個人的には一度深くスープに沈めて、脂を柔らかくしたり、また肉繊維にスープを吸い込ませたりして時間を稼ぐ。そうした中、後半に差し掛かるときに、ガブリと大胆にかぶりつきたい。元の味が残るなかに、浸透した汁の味が適度に混じるような感覚が好きなんですー。残りは麺を巻いたり、また酒があったらそれをアテにしたりと、よく関西転勤時代のラーメン事情でお世話になった食べ方を、今でもやってます。
味玉にハズレなし!深く浸透した薄味甘し!
開店サービスでもらった味玉だからと言って、特別贔屓はしたくないが、これは正直言って今風の味玉的に旨い。薄い出汁でライトな味が深く染み混んでいて、淡泊なはずの白身が滑らか味に旨い。ふるふるとした柔らかさも兼ねた感じで、一段上行く旨さであるし、まら卵黄が見事なジェル状になっており、出汁で熟成したような甘さと、卵黄本来のまったりした味わいが50対50のイメージで楽しめます。これは、この味玉だけで日本酒も飲めそうだし、またご飯系もイケるはず。嗚呼、今回もまた味玉にハズレなし。
総じまして「ホントに毎日食えるぞ!久しぶりに日常感溢れる和みの中華そば!」
・・・と言うしかないでしょう!。誠に抵抗感のない優しい味わい。これで軌道にのったらご飯系サイドメニューも確かめてみたいし、ワンタンなどのトッピングもどうなるのかも、今から期待です。さて・・・気になるのは客を引きこむ魔力ですが、聞くところによると、中華そばの他に「ラーメン」も加えるとのこと。二枚看板メニュー方式検討とのことで、ちゃんと先も考えているみたい!。ほっとするより、ますます期待が高まります。そんな応援気分ですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
ぽかぽかと
心温もる
中華そば
しみじみ透ける
旨さと秋空
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
YouTubeにまとめてみました!
ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 野田サトル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/02/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (122件) を見る
0457-09 (多摩川?新丸子) 東急東横線・みなとみらい線 各駅停車 東急9000系
- アーティスト: 鉄道走行音コバルトサウンド
- 出版社/メーカー: 鉄道走行音 コバルトサウンド
- 発売日: 2016/08/08
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る