ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3378】 浜屋 五反田店 (東京・五反田) 濃厚特製みそ中華そば 〜見逃してはソン!坂の上に潜む五反田の崇高味噌拉麺

汗ダクになるの分かってるクセに・・・熱いの食べたくなる病気
 
 
 最近、ずっと五反田エリアをスルーしている感じです。それは「うどん活動」では、ちょくちょく「おにやんま五反田本店」に出没していたためで、ラーメンまで手が回ってないだけです。今回はちょっと久しぶりにラーメンを食おうとJR五反田駅を降り立ったのですが、ちょっと出だしが遅かったためか、めぼしい店は満席&プチ行列が発生してます。そこで・・・ちょっと方向転換をして今度は東口エリアに目を向けてみました。そこで高評価点のランクが高い店・・・・となると「浜屋」さんが浮かぶわけです。ネットで情報眺めてたら、ずいぶんと訪問してないなーと考え始めたらやけに行きたくなってしまいました。
 

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 何に惹きつけられたのか・・・・それは味噌です。本当はもっと時間的に余裕があったら、「いそじ」で豚骨魚介ベースの味噌を食うはずだった。ちょっと午後の都合で品川からあまり離れる訳にはいかず、そんな頭で探していたから「濃厚みそ中華そば」というメニューを見た時は、心が動かされました。五反田で他に味噌ラーってあんまりピンと来なかったし。
 

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 しかし我ながら天邪鬼というか、夏の名残でまだ暑い最中、季節先取りとは言っても味噌はキツイじゃろう・・・。しかし、一度興味があると固執するといか、執着してしまう性格は、仕方がない。もっとこの性格は仕事に生かすべきだと、自分では分かっているつもりなんだが・・・・そう思い通りにいきません。今回は思いっきり汗をかいて味噌ラーメンをすするのだ!
 

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味噌風じゃなくしっかり本格味噌味!麹の風合い塩気酸味など混然一体!ちょっと驚き!
 
 NTT関東病院の近くにあるため、この界隈を歩いている人はこの関係者ばかりかと思えば、結構な人数がこの店に吸い込まれていきますよ!。やはり五反田ではある程度有名で確固たる人気を集めているようです。この暑さからたいていの方がつけそば狙いでしたが、私以外にも「味噌」のオーダーがパラパラと入っており、天邪鬼はオレ意外にも結構いるのだと感じていたところで、配膳されたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!一見は単なる濃厚豚骨魚介のまたおまな風貌!。味玉は半分にあらかじめカットされており、両サイドに配置されてますから、シンメトリーな麺顔に感じます。落ち着いてスープに目を転じると、濃密さに煮干しの欠片と味噌の細かい粒粒感。そして心なしか唐辛子の細かいのが伺えて、味噌っぽい雰囲気を後から知るといった展開です。糸唐辛子といい感じで化粧めいていますが、心なしか薬味のネギが大量に潜んでいる辺り、なかなか質実さが濃いゆい一杯だと確認できます。
 

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 そこでゆっくりと味噌をイメージしながらスープを味わいだす。するとここで、当たり前なことに驚くのだが、「しっかり味噌味」「本格的味噌味」が濃ゆいのです!。味噌食って味噌!?と嘲笑うこと勿れ。いろいろと、味の変化とスタイルのバリエーションが多い店の中で、味噌と言うと普通は「味噌風にアレンジした」程度でしょうか。それはそれで、風流さもあり旨いのですが、「味噌専門店とは別だよね」って感じが多少するもの。ところがこの一杯は、味噌が濃ゆくてしっかりとしているから素晴らしい。味噌専門店に負けないのでは?と応援気分が収まりません。
 

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 味噌と言えば麹の発酵する感覚と風味。それが如実に濃ゆい。しかし塩っぱくないほどに調整されており、多少ドロドロしているのはベースの豚骨と魚介の風味だとして、味噌の濃さと呼応して感じられます。さらに秀逸なのは、酸味。発酵に際して生じる味噌独特の酸味があってこそ、味噌の風味が際立つというもの。ここが実にしっかりとしているので、味噌感覚満載なのです!。
 

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 さらに少し・・・微妙に辛い仕上がりになっているところが味噌だけにミソ。辛味噌というレベルには遠いけど、唐辛子系の辛さで全体が引き締まると思える仕組みです。これらがしっかりと表現されており、それでいて券売機の列では下の方にランクする扱いなのですから・・・・この扱いと味のギャップが実に痛快だったかも。
 
 
 
 
つけそば級のしっかり中太ストレート麺!加水多めでヌチヌチっと艶めかしい弾力!
 
 麺はつけそばと同じもの。多加水のやや平打ちっぽい形状をしたストレート麺です。いわゆるプツプツモチモチと歯切れるタイプの明るい歯応え。腰つきもやわらかいので、麺は濃厚スープに絡みまくりで、持ち上げまくり。一体感に優れた麺と申せましょう。
 

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 熱々の中太麺で濃厚スープだけは、ずぼぼぼぼっと啜れません。紙エプロンは言うともらえるシステムらしく、常連さん女子は迷わずそれを口頭で伝えてゲットしてました。全く関係ない私がそのタイミングに乗じて「あ!オレも」って口をついてもらったけど、変なオッサンに見えたかしら・・・。
 

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 前歯の千切れはプツプツと淡く千切れます。これはつけそばと同じと言えども、ずっと蓄熱を受けているからどうしても柔らかくなるでしょうね。なので束になったそれを奥歯へ誘導して潰したときは、ヌチヌチと明るく艶めかしく弾けます。もう炭水化物の旨みが仕上がった感じですので、スープと一緒に咀嚼し唾液が絡むと甘味が増して味わいとしては昇華!。それ以降はもう何も考えず、ひたすら食い続けました。160グラムがあっという間になくなりましたので、こちらは次回大盛がよろしかろう。でも秋に向かって太りやすくなるから・・・・・困りもの。
 
 
 
 
さすが特製!おおぶり豚肩ロース肉2枚!余分な脂の抜けに味噌味が浸透して旨し!
 
 さすが大判のスライスチャーシューが二枚も入っていると迫力。完全に麺を蓋している格好です。一枚づつ引きはがしていただきますが、肉身と脂身のバランスがよく、サシ具合がいいというか、どこを食っても肉と脂と味噌の味が染みこんで旨いです。これだけで白飯がいくらでもお代わりできそうなくらいに。一見、スカっとした風合いが気になりますが、実際に食らうとジューシー。これは実は油そばとか汁なしで食うと威力を発揮するかもしれませんね・・・。そちらもだんだんと気になりだした。
 

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味玉にハズレなし!薄い出汁が深く染みこみ玉子本来のナチュラルな旨み
 
 味玉が素直に旨かった!。薄味のタレがしっかり均一に深く浸透し、半熟卵黄の色彩が見事なところにも味わいが深く染み入ってます。熟成というより軽い塩味系の、玉子本来の旨みもキープした感じ。少し味噌スープに沈めて味を足すことも旨い食べ方です。嗚呼、今回も味玉にハズレなし。
 

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総じまして、「見逃してはソン!坂の上に潜む五反田の崇高味噌拉麺」
 
 看板メニューじゃないのにこんなに旨くていいのか!とちょっとびっくりしてしまったとう全体の話でした。これは随分と個人的には機会損失をしていたと思います。五反田と言えば西口ばかりに気が行きがちでしたから、今後ちょっとこの店の訪問頻度を上げるつもりです。まだ暑いけど秋が深まればまた同じものを食うかも。名物のエビ辛味も添えてね・・・。そんな再発見の今回の感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   緩い坂
   汗かき上る
   晩夏哉
 
 
   暑さ忘れる
   芳醇味噌麺
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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