ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3346】 長尾中華そば 東京神田店 (東京・小川町) ごくにぼ + 花びらチャーシュー ~優しくも本格的な煮干の東北魂来たる!

<5年ぶりに東京でいただく本場青森の極煮干の味わい!>

 最近の新店舗情報が面白くてたまりません。ちょっと最近になって立て続けに訪問しているのですが、今回は、青森煮干の名店「長尾中華そば」さんが、小川町近くに新規オープンとして開店したとの情報だったので、早速に昼の部に行ってまいりました。丁度午後からの整体に行く予定だったので、行くならこのタイミングしかないため。混雑覚悟で参りましたが、嗚呼やっぱり・・・・ピークアウト時間帯でも10名ほどの行列が、飛び地的に発生しておりました。幸い日陰だったので良かったものの・・・先週の私なら諦めて帰るところです。

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 「長尾中華そば」は確か5年ほど前に池袋で短い期間だけ営業されてたという記憶。ただその当時の記憶がまったく残っていないので、人間歳は取りたくないものです。30分程度してようやく入店できましたが、もう並ぶ体力も無くなってきてるオレです。

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 入店すると右手に券売機。こちらの券売機ボタンに目移りするのですが、丁度そばの先客が、面白そうな花びら状態のチャーシュー盛りを食されてましたので、私もマネしちゃいました。そして一旦は、「こく煮干し」で食券を通します。すると後客が「ごくにぼ」がある・・・などとの声が耳に入り、慌てて再度券売機に戻ると、確かにそんなボタンがある。本当に他人のマネっこばかりで申し訳ないが、今回現金清算して、「こく煮干し」から「ごくにぼ」に変更していただきました・・・。
 

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<開店記念の商品ゲット〜、モノに弱いオレ〜>

 開店日にはいいことがあるのね。暑い中で待っていると記念の団扇を配られてました。これは普通にラーメン行列待ちでも使えるなと、うししとニタリ笑いがこぼれてまう。また店内に入ると、記念のお菓子を配っておられて、こちらもちゃっかりとゲット。タダでくれるものにも弱いオレです。
 
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本当に煮干麺の雰囲気あるスナック菓子!旨し!もっとくれ!




<意外に苦くなく旨さを感じるサラサラ極煮干!薬味も映える余裕の旨さ!>

 きっと開店日に集まるのはラヲタばかりだろうと思い込んでたら、最近はラーメン女子も一人でさらっと食べに来られるのね。ツイッターを見てもそんな方々のアカウントは増えた。またまた大学サークル活動にもラーメン部なんてのがあったりして、世が世なら私は絶対に幹部に名乗り出ていたことでしょう。そしたら就職活動も食品業界にもっと本腰を入れてただろうな・・・・と数十年前の苦い思い出を煮干し食う前に味わったりして待ちました。そんなタイミングで配膳を受けたのがこんな麺顔。

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 おおお!セメント色じゃー。しかも少しライトでクリーミィーな色合い。もっと猟奇的なセメントと思い込んでたら、中々普通に旨そうなセメントクリーム色です。そして花びらチャーシューの盛り付けに思わずニヤける。花びら状態に埋め尽くすように盛り付け、さらにその上にもチャーシューを座布団のように広げ、その上には煮干セメントスープがかかるという、重層感ありありな麺顔。スープを味わうときもそうですが、麺やメンマを食おうとするときは、発掘するような感じで食い進めるしかありません。

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 まずは本題のスープから。表題「ごくにぼ」からするとどれほどパンチが効いているのかと、身構えして味わいますが・・・・これがなんと「食べやすい」から驚き。薄いセメントクリームモスグリーンの色合いから、腸感がもっと濃いものと思っていたのですが、苦味が濃ゆいと思うものの、奥からしっかりと伝える旨味が溢れたタイプでした。もっと変態的だと思い込んでいたものですから、穿った言い方だと肩すかし。しかし二口目からレンゲが止まらなくなってくる。

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 また先入観から、もっとドロドロとしていると予想してたんですが、見た目に反してサラサラの風合いです。なので胃袋に重くのしかかることもなく、とてもお腹にも優しく、また食った後にゲップで煮干し臭いことがとても低い。ヘルシー極ニボといった感覚で、もう途中からグビグビと丼にクチを直付けで飲みたくなります。実際にはチャーシューが邪魔して出来なかったのですが。

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 極煮干しには強めの塩味がイメージですが、この点も当初よりはライトです。なので途中から、一味をふったりしてアクセントを付けましたが、これも実に味風景に映える輪郭でしておススメです。七味も容易されてますが、開店したばかりだからか新品で中蓋が空いてなかったからやめといた・・・。また醤油みたいなスープダレも少しだけ入れるのもナイスです。やや塩気があった方が、煮干し感が高まるので、ニボニボしだい煮干ドSな御仁なら激しくおススメです。
 

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<超モチモチアルデンテ超え!ソフティーな中太ストレート多加水麺!>

 中太と言ってもいいと思える太目の多加水ストレート麺。東京風の濃厚煮干そばとは、真逆なセンスですね。しかしこれも驚き。と言うのはとってもソフティーな歯ごたえだったから。長いめのゆで時間であることは確かで、アルデンテは確実に超えてしまったイメージで腰付きが非常に柔らかい。前歯での千切りはスパスパと小気味よくリズミカルに千切れ負担が軽いです。奥歯へ運び込んでもクチリと短いタップで潰れこむ。すでにグルテンは甘味と化した感じでスープの旨みとは非常にマッチします。

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 とにかく太目なわりに啜りあげやすい。関西の温かい細うどんを啜りあげるかのごとく、ずぼぼぼぼっと音が出そうなライトなすべりです。レンゲで汁ハネをブロックしながら勢いよく食うと、これが痛快でいい感じ。喉ごしをあまり意識せず、どんどんと一気に食いきってしまう。食べやすい・啜りやすいとどうしても、飲み込むように食べ勧めてしまうため、今回も先の他客よりも早く食いきってしまいましたね・・・反省。
 

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<薄切りチャーシューのお祭り状態!食っても減る気がしないお楽しみ感満載!>

 私の生まれ京都のラーメンは、こんな感じで薄切りタイプな肉。それを幾重にも重ねてトッピングするので、ちょっと親しみを覚えるチャーシューです。ただこちらの肉は、もも肉かと思える脂身の少ないタイプ。なので一旦深くスープに沈めて、汁を吸わせてから食う方が旨いですね。今回は食っても食っても減る気があまりしないため、贅沢に食い進めました。麺を挟んだり巻き込んだりして食うだけでなく、大きな薄切り一枚を皺くちゃにして汁に沈め、汁ひたたり状態で一気に口へと運び、奥歯で噛みしめる・・・・。飽きずに食えますな。麺の最後の一口を残してでも、肉がまだ余っているという余裕ぶりも嬉しい限りです。
 

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 総じまして、「優しくも本格的な煮干の東北魂来たる!」と言うそのままの感覚でして、物凄く食べやすい余裕度の方が、正直言ってビックリ。既に東京でド煮干ド変態に調教されてしまったオレだったりするかもだが・・・。ともあれ重要な煮干ラーメンのオリジナルを食えたのは、ちょっと勉強になりました。これからいろんな限定も出そうだし、逆にあっさり系も興味津々。いずれまたお世話になります。そんな感じでまた開店日突撃をしてしまいましたが、ラーメン活動もほどほどにせんんとだな・・・。そんな自省も込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   嵐過ぎ
   北の極ニボ
   鮮やかに



   沁み入る旨さ
   苦味突き抜け



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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