ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3232】 灰汁中華 丿貫 福富町本店 (横浜・関内) 煮干そば classic +牡蠣和え玉ハーフ+サッポロラガー赤星 〜突き抜けて穏やかなる崇高灰汁煮干!和え玉必須のエンタテイメント!

<いつでも探しているよ、どこかに煮干の香を〜>
 
 一年で一番幸せを感じるのがこの季節。新年度が始まった一息ついた頃合いに、GW突入〜というのが、私の仕事では一番余裕ができるタイミング。なのでいつもは帰省して、ついでにラーメン活動を行うのですが、今年はどうも無理っぽいので、関東近場で活動することとしました。そんなわけで、プチひとり旅気分でやって来たのが、横浜です。
 

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 関内といえば、二郎?と言う方も多い中、最近どうも煮干欠乏症でして、ちょっとカルシウム不足かイライラ気分が治らない。なので、こちら「灰汁中華 丿貫」さんへやってまいりました。移転前に一度訪問済みなのですが、記憶も薄くなってますので、もう一度煮干インプットさせてもらいましょう〜。
 

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 まーGWですから大行列ですよ〜。ざっと30名以上。向かい側にある駐車場の壁際が、ちょうど影になってて、風に吹かれ気持ちよく並べました。そろそろラーメン活動にも日傘と団扇が必要になって来ましたね。客層は老若男女様々。一匹狼みたいな凄みを感じるマダムやら、カップル、ラヲタ男子フレンド、家族連れなど、まわされたメニュー表見てあれこれと悩んでおられましたー。限定にも激しく惹かれますが、初志貫徹と言うことで、食ったのが「煮干そば classic」。看板定番の味に対峙いたしましょう!。
 
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<待ちくたびれてラガーをあおる>
 
 結局、一時間弱程度、行列待ちをしていたので、いい感じで疲れてしまいました。喉も渇くしねー。赤星でなかったら水をガブ飲みして済ませるところですが、このブランドだったら飲むしかありますまい。私の個人的に好きな3つのブランドは、「ハートランド」「ハイネケン」そして「サッポロ赤星」。とりあえず、これらがある店は旨い店と、勝手に法則作って言い訳がてらに飲む次第。やはりラガーは旨いわー・・・昼間だったから回るのがすごく早い。
 

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<灰汁の看板にしては崇高感と優しさ感じる煮干感覚!苦味がするっと香る芳醇な甘まさがナイス!>
 
 そう言えば・・・待ってる間、次の時間の都合で諦めて行列離脱のご家族が痛ましく思い出されます。両親のラーメン好きに、子供が付き合わされてると思っていたが、食いたかったのは子供の方らしく、子供が半分べそをかきなが歩いて去っていった〜。その悔しさ痛いほどわかる。食える幸せをありがたく感じ始めたところで、配膳が完了です。その麺顔はこちら。
 

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 おお!移転前の薄い記憶では、そこそこの濃厚さだったのですが、こちらは「classic」という通り、オーディナリーさを少し滲ませる煮干し感が伝わります。トッピングの肉も質が良いのがアリアリ。玉ねぎ微塵も多めに投入されていて、私の好みにも合いますし、スープから少し透けて見える麺線はとてもハキハキしてて、見ているだけで元気が出そう。
 

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 そしてその煮干し感ですが、最初はふわっと煮干しの苦味?というか香ばしさを感じさせますが、すぐに芳醇な甘みへと味風景を変化させます。片口とうるめが投入されてるということで、ニボとした苦味を想像してましたが、鰺の上品な甘さが引き寄せたのか、とても口当たりの良い煮干し感。これなら、泣きそうになりながら帰って言った子供にも、ドンピシャな旨さが伝わりましょう。大人びた煮干し感だけでなく、広く受けそうな煮干しの味わいです。
 

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 シャリシャリとした玉ねぎの歯ごたえの後に広がる、フレッシュな苦味が煮干し感を刺激し、相乗させますねー。煮干しの苦味が玉ねぎの苦味に乗り移ったかのような、爽やかさがとても印象的です。動物感を殆ど感じないけど、表層にはエキスっぽい脂の和が漂うのが不思議な感覚でした。
 

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<気持ち良いほどのパッツパツが痛快に響き渡る咀嚼感覚!>
 
 煮干そばの定則にのっとったような、パツパツストレート低加水麺。麺の乾いた風合いをしっかりと伝え、熟成感と新鮮味を味わえるという寸法です。表層には軽い滑り層が出来上がっており、その部分だけにはスープの浸透を許しているよう。滑り層ゆえに見栄えは漆喰のようで美しく、口あたりは滑らかかつ軽やか。ズボボボボボーーっと啜り上げるその快感が週末の開放感に華を添えます。
 

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 もう最初の二口三口目で、和え玉を食おうと決めてしまいました。パツパツさが強いので、箸でリフトしても麺同士が貼りつくようなイメージがありませず、束の解れがとても早い。なので喉越しが、まるで一本一本シルエットをアピールするかのように、心地よい喉奥の感覚がたまりません!
 

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<非の打ち所がないのないレアチャーシュー!唯一感じさせる動物感が鮮やかに決まる!>
 
 今やラーメン界を圧巻している勢いのレアチャーシュー。もうこれだけで差別化は難しくなって来た様相ですが、それでもこのスライス肉はいいね!。肩ロースだろうか・・・脂身のさしがいい感じで入っており、赤身の部分もとてもシットリした感じ。肉味がしっかりと伝わるし、塩気等の刺激がとても低い。なので淡麗な酒にとても合うと思われ、ビールのお供として有効活用させていただきました。旨し!。
 

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<ペッパー感とニンニク風味で洋風にも感じる牡蠣ペースト感覚>
 
 先客の席に目を移すと、全員に丼が2個おいてあり、追加で和え玉をしたのがまる分かりです。女性の一人客でも、ここでは恥じらっている場合ではありません。一番人気は牡蠣のようだったので、それをお願いしました。というか、牡蠣大好き「カキ星人」なので、放っておいてもそうなったのだがー。
 

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 ニンニクと生姜で、風味を選べるようです。迷わずニンニク!休日だから!。なんならマシマシとふざけてみても良かったが、いい歳なのだからやめといた。これが意外と洋風なテイスト感にも感じる和え玉でして、牡蠣のペースト感はとても食べやすいタイプ。牡蠣特有の苦味に似た風味は抑えられてて、その上にペッパー感も加わり、サクサクと食える味わいです。瓶ビール1本空けたから胃袋スペースを気遣ってハーフサイズとしたけれど、これなら別腹でどんどんと食える!
 

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 総じまして、「突き抜けて穏やかなる崇高灰汁煮干!和え玉必須のエンタテイメント!」と言う感覚かしらん。いやー、主役の煮干、遊び心の和え玉、大好きなブランドのビール、どれも心のツボにはまったので、食い終わった後は心のしこりや灰汁が抜けていくような気分でした。灰汁中華とは、心の灰汁をシミ抜きするような旨き中華ということか!?。いずれにせよ、少し遠いからとあまり言い訳せず、定期的に通いたい店だと思いました。今度、横浜方面の外出があったら、また足を伸ばして食いに来ますとも!・・・それにしても食べたくても食べれなかったあの子供さん。負けずにまた来てね!。ちょっと応援気分を込めて、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   突き抜ける
   空の蒼さに
   ふわふわと
 
 
   ハマ風にのる
   煮干の香り
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeでまとめてみました!
 

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One more time,One more chance

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