ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3107】 新京 (東京・東長崎) にくそば 〜あまりの和やかさに寒さも緩む!温ったか人情系肉そば!

【東京都内!町中華屋の「肉そば」ならココ! その5】
<週末の楽しみーー町中華でのひと息>
 
 本当に寒い週末・・・日頃の憂さを晴らそうにも、こうも気温が冷たいと外に出る気もしません。しかし、ずっと家に閉じこもっているのも、また別のストレスを抱え込みそう。かと言って何が食いたいかと明確ではないのです。ただ、ほっこりとした気分になれて、優しい「肉ソバ」をゆっくりと味わいたい・・・。となると、レトロな町中華屋へ行きたくなる。そんなわけで・・・クルマを駆って、今回は、わざわざ東長崎の「新京」さんまで行って参りました。すっかり前回の初訪問で、この店の虜にされてしまったオレです。

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町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (立東舎)

町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (立東舎)

 

 

 しかし、こうも冷たいと常連といえども外に出たくないのか?昼飯時に先客ゼロです。入ると電気ストーブが2台、真っ赤な顔を左右に首を振って、全体を一所懸命に暖めております。BGMはテレビの音声と、店の大将が仕込み準備を進める音のみ。ただ座って鄙びたようでも温かみのある食堂のテーブルに、座っているだけでも気持ちが休まると言うものです。ふうぅぅーーーっと深いため息が出る。周りに誰も客がいないのもあって、しばし待つ間、タバコを一服させてもらいました。

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BRUTUS(ブルータス) 2016年 10/15 号 [町の中華]

BRUTUS(ブルータス) 2016年 10/15 号 [町の中華]

 
 
 待つ間、新聞を見たりメニューをもう一度確認したりと、暇をつぶしましょう。そして改めて、この店の低価格路線に驚かされます。物価が未だに昭和なのです。ラーメン300円、たんめん400円、にくそば500円。なんだか3段階くらい低めの安さで、肉ソバがワンコインで食えるとは、都内ではここしかあるまいと思えてなりません。ちょうど懐も寒いので大変ありがたい次第ですー。

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<野菜と椎茸の炒めに、ほんのりとご馳走の様に寄り添う肉!>
 
 中華鍋を振るうカチカチ音が鳴り止んで、しばらくの静寂が店内を包みます・・・・きっとこの瞬間は、調理の最終段階にきているはず。気だけ待ち構えていたところ、タイミングよく大将が運んできてくれた一杯がこの麺顔でした。

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 うおー・・・・春の野菜畑のような優しさと色合いの集合体!。「にくそば」なんだけど全然肉肉しくないのが印象的であり、またそれも良しと言える質感の高さ・まとまりがあります。

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 まず野菜炒め類がしっかりとしています。キャベツはふんだんに入っている上に、少しだけ部分的に焦げているところが香ばしくて甘い。ピーマンも半個入ってるようで、炒められた苦味は甘さも含んですごく旨い。人参は細くカットされていて、炒めの間にしんなりと変化して、人参らしい甘さを感じます。歯応えも考えられていて、筍のカットもサクサク歯ごたえが嬉しい。そして椎茸!これがクニャりとした歯ごたえも相まって面白い食感の共演となっとります。

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 また肉は多くもなく普通の分量。なんとなく、こちらの「たんめん」に通じるトッピングの風貌でして、たんめんの肉強化版みたいなイメージを受けています。いつもよりご馳走になるために、肉が多めに寄り添った感じかなと・・・・。
 
 
 
<微妙に餡掛けの様にエキスがまとわりつくスープ感>
 
 スープが優しいー。ベースのスープが円やかなのでしょうし、また野菜炒めのエキスそのものが、優しいためでしょう。しかし勝因は他に2つ思いつくのです。一つは「微妙に仄かに存在する餡掛け」に仕上がっているところ。餡掛けと明確に見分けられないほどに、ふわっとしただけのトロミがなんとも言えん!。

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 そして続くは「椎茸」エキスだと勝手に思い込んでおります。炒めた椎茸は美味いだけでなく、滋味を放出してると思いましたわー。例えばピーマン清涼すぎることなく、苦味とよくマッチしている。そんな全体的なまとめあげと底上げを、この椎茸の風味から感じ取ってしまいました^。

 

 
 
 
<しなやかな茹で上げ!ナチュラルな柔らかさで汁を吸い込む麺>
 
 やや黄色味がある乳白色。馴染みのあるそんな色合いで、角麺が膨れっ面したような多加水麺。ストレートが基本ですが、ところどころ捩れてボコボコとしているのが、見た目でもほっこりさせてくれます。密度感は低めで、前歯ではスパスパとリズミカルに切れ込み、奥歯ではモチっとする部分は淡く、たやすくクチリと潰れてしまいます。その際に感じる汁の旨味。

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 この麺は汁を吸い込もうとするタイプだし、またその方が美味さが光ります。高い温度とか、ましてや煮込みには腰が弱くなりましょうが、つゆに浸しておくにはちょうど良い吸水力。丼の中で、ちょうどしなやかな茹で上げがキープされるようですね。最後のスープに残った麺の残存を、嬉しそうに奥歯で潰し食い、今回のフィニッシュとしました。

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 総じまして、「あまりの和やかさに寒さも緩む!温ったか人情系肉そば!」と言う感覚で一気に完食してしまいましたわ!。もう食ったばかりだと言うのに、また来たくなってしまう・・・・この冬のうちは何回か通いそうです(笑)。全体的に安すぎるため、次回はチャーシューわんたんめんもいいかしら。ご馳走さまと席を立ち、精算しようとすれば迂闊にも一万円札しか持ち合わせてなかった(汗)。最後にお釣りのご面倒をかけて退散いたしました。次回のメニューより、次回は財布の中身を数えて訪問しようと心に誓うとある冬の日でありました。そんな反省も忘れぬうちに、とっとと最後に詠って締めたいと思います。
 
 
   キリキリと
   底冷え厳し
   霙雲
 
 
   越えて食いたし
   あったか肉そば
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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