ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2990】 麺屋さすらい (川崎・元住吉) 塩ラーメン 〜東横線随一?のコスパ高き塩らーめん!

<性懲りもなく、今日もワンコイン・ラーメン求めて・・・・元住吉>


 上期末日のと金曜日。外出途中の東横線で、どこかで途中下車して食うとしたら、今個人的にハマっているのは「麺屋さすらい@元住吉」。なぜなら、旨いし安い。そして・・・元住吉がなんとなく過ごしやすい街だから。







 
 だいたい、元住吉は西側の方が栄えていて、ブレーメン通りなどには飲食店が多いね。しかもどことなく洒落ている部分もあって、結構成功している商店街なんじゃなかろうか。それに対して東側(綱島街道方向)は、そんな整然としてるでもない。しかしそこがまた下町っぽくていい感じでもあります。さて、この「麺屋さすらい」は、そんな東側の中でも、人通り少ないでしょって路地を選んで進んでゆくと、それは存在するというロケーション。駅から、関東労災病院にショートカットして進む人しか通らないような静けさすら覚えます。







 今日は混んでるかな・・・と思い入店すると、そんなでもない。ランチタイムに待たずに食えるのは有難いが、ファンとしては少し心配な気もします。さて何を食おうかと迷うことなどなく、「塩らーめん@480円」に決まっている。このワンコインの中に秘められるパワーというか、質感というか、そういう込められたエネルギーに最近私はハマっている次第。ファンだったら、少しは売上に貢献して980円の限定品でも食えばよいのだが・・・・、限定1回より、塩で2回来れるやん!と感じるのも、またファンの心境なのです。













<有るか無しかの山椒?の仄かさが面白き??惹きつける淡麗塩スープ>


 私を惹きつける麺顔というのがこんな感じ。いかにもシンプルで、それでいて寂しくなく落ち着きすら覚える風貌がナイス。海苔と薬味、そして肉しかないという・・・・ほんとうに「メンマもないけれど」状態です。







 ここの塩を味わうときに、いつも気にしているのは山椒??のようなスパイス感。決してパンチあるタイプではなく、香り程度、いやそれよりも仄かな風味を、感じる時と感じないときとある。なので、今回はどっちかなーって探りつつ味わうと、今回は山椒の風味感が微妙にありました。ひょっとしたら山椒ではないのかも・・・・それほど微妙な仄かさで、スパイスの微粒子すら姿として見受けられません。思えば・・・最近、煙草吸わなくなったから、体調が少しよかっただけかもしれない。また前回は体調がすぐれず、スパイス風味を十分に感じていなかっただけかもしれない。ともあれ、透明なスープ感に場違い?と思えるような、仄かなスパイス感は、大変おもしろいと個人的には思う次第です。








 それ以外のベースも実にしっかりとしています。鶏ガラのストックは実に豊潤で雑味がなく、それでいてしつこくない。鶏油系の香味油の重みもなく、さらっとした仕上がりがいいね。ちょっと豚のエキスも投入してあるのか、全体的にやさしい動物感が味わえるスープです。







 一方、塩気は魚介と少し結びついた感じがあって、塩気自体に風味を感じる。塩気を味わっているうちに旨みと区別がつかなくなる・・・という現象に陥り、途中から塩気ってなんだ?って思うのですが(笑)。こちらも邪魔にならないバランス感が秀逸でして、ゴクゴクと飲み干してしまいたくなる逸品です。熱々の温度感なので、後半になって舌に火傷を覚えるのですが。













<カリスマな棣鄂麺を存分に楽しむ・・・加水低めで風味がいいね>


 依怙贔屓と呼ばれても・・・好きなのがこの麺。京都生まれの京都育ちな私は、麺屋棣鄂が関東で頑張っているだけで、少し誇らしげに思えるのです。京都に居たときは意識してなかったんんだけどねーこんな気持ちは。







 さていつものように、やや加水低めで淡泊なパツパツした歯切れ、そしてそこから放たれる粉の風合い、さらにスープを少し吸い込んで膨張もせず旨みを貯め込む味わい等・・・堪らんのです。漆喰のようにきめ細かくて、しかも穏やかな乳白色がとても上品ですし、整った麺線が美しい。ツルツルしたスベリというより「滑らかさ」と表現したい啜り心地の良さはさすがです。すっと引き上げるだけでまとまる全体感もよい。








 そうだ、そう言えば「次回は大盛り!」って叫んでたっけ(笑)。今更ながら思い出しました。+120円で大盛り対応可能。そしたら丁度600円だね。それでも安いや・・・。












<脂身がスープで蕩け、赤身はスープを吸い込み、噛みしめて旨し>


 具と言ってそれらしいのは、チャーシューしかありませんね。しかしそれで十分かも。そば自体を楽しんだ感があるんだが、それでも乗せられたものはちゃんと味わうべし。


 赤身と脂身がちょうど半分半分と思える配分で、うまい感じで交差している肩ロース肉?。脂身が熱々のスープに少しだけ蕩けた感じになり甘みを増す。そこへ赤身が軽いスポンジ状態になってスープを吸い込む。いろいろな味わいがカオスとなって充満したところで、奥歯で齧り食う。汁が溢れてこれまた旨し。ここではヱビス中瓶が350円。普通の店なら550円か600円。その差額で、このチャーシュー追加200円が食えるのだから、アテにももってこいですね!。








 ところで・・・穂先メンマは、今回はトッピング無しなのね。いや、責めているわけではなく、原材料の上昇も鑑みると、この質感キープでワンコインでよくやっているとよく思います。通ってなければ気づかないかー・・・・・そこを敢えて語るのは罪か。







 総じまして、東横線随一?のコスパ高き塩らーめん!」と言う感覚でしょうか。この調子でいくと、年内に何回通うこととなるのか・・・。たまに高いのも食べるようにしますね。さて、腹が張ったところだし、近くのマクドナルドでコーヒータイム。溜った仕事メールなどもチェックしながら、一息つきつつ和みました。思えば・・・ワンコイン・ラーメン食って、ワンコイン(100円)・コーヒー飲んで過ごすオレ・・・・どんだけデフレ・オヤジやねん(泣)。日経平均がリーマン以前に回復ってニュースに、オレだけが実感モテないのだが、どうよ!。果たして誰が悪いのか。その責任者はどこか・・・。オレってどうすれば??。期末の焦燥にかられながらも、とっとと詠ってオレはさっさと仕事である!。



   どこまでも
   期末の空は
   青まぶし



   決算せまって
   穏やかならず



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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