ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2979】 中華そば 光来 (東京・新宿) 味噌らーめん


<間違いなくおすすめ二枚看板の堂々たる一角>


 「ワンタン麺」と二枚看板のおすすめメニューが「味噌らーめん」。しかも480円というワンコインでお釣りが来るという低価格提供。私は密かに「都内最強ワンコイン味噌麺」と感じ取っているのです。そりゃ金かければさ、そりゃ限定サービスならさ、色々無理ができるけどさ・・・・レギュラーでこのサービス精神はちょっと他にはありません。しかも、ここをお伝えしたい・・・「安っぽさがない」というところ。裏を返せば崇高感覚は皆無ですが、総合力では素晴らしい。日本の誇るべき技術力に、プレミアムな軽自動車が例えられるように、この一杯は傑作であります。


   






 ちなみに、自信の表れか、券売機のポールポジションの二番手は「味噌らーめん」なのでありました。左上角のボタンの直下がそれー。


     











<間違いなく毎日でも食えそうなあっさり味!しっかり旨味!>


 配膳時に店主がもう少し愛想が良かったらいいのにーっと思うけど、別に無愛想ではないのであしからず。別の見方をすれば寡黙でダンディーな配膳です。カウンターの前の台で受け取るんだけど・・・写真で見る以上に実物は溢れそうな状態で、熱々なのを受け取るところが緊張感の高まりであり、嬉しさのピークを迎えるところです。しかも価格破壊かと思えるトッピングの盛り具合がいいね。








 醤油でも思ったが・・・やはり「間違いなく毎日でも食えそうな」感じなのです。味噌の濃ゆさは非常にど真ん中な密度感。味噌のコテコテ感覚はなく、またサラサラでことを収める上品すぎるところもありません。ピンとが合っている味噌感とも言えます。味噌は、定番の合わせ味噌っぽい感じで、言い換えればどこにでもある味噌系の味わい。しかし、ベースの鶏豚のコクが味噌に非常にマッチして底上げしている上に、味噌独自の甘みが広がります。麹のふくよかさと言えば上品ですが、味噌汁よりは濃い感じの醸造感が「ほどほど」味わえるのがバランスいいところです。







 後述しますが、野菜の汁気も貢献しています。もやしの汁が味噌系にこれほど合うとは、今更ながら再認識ですよ。ほうれん草を沈めてもそう感じる。とにかく味噌は何でも旨味を飲み込んでしまう。特筆すべきは、無料でテーブルセットにある「豆板醤」。これを好きに入れて良いわけで、場合によっては「辛味噌仕立」を自分で演出できる訳です。またニンニクも足してもいいー。後半はちょこっとこれら味のチューニングを施し、最後まで官能的に味わいフィニッシュ出来ました!。













<間違いなく安心感!製麺所直営の安定感!>


 この麺は、醤油でも塩でも当然合うのだが、特に味噌には合うね!。個人的な主観だから悪しからず。スープで麺が濡れるのですが、この際に味噌エキスがほどほどにまとわりつく、吸い込まれるので、麺の味わいに風味が加わる気がします。スパスパと前歯でちぎる際にも、味噌の染み込みを感じる気がするし、奥歯でプレスする際は明確に味噌味とグルテンの風味の融合を感じます。







 面白いのはもやしと麺が絡むところ。同時に奥歯で潰してシャリっとした感覚と、クニッとした感覚の融合を楽しみますが、時々ほうれん草が割り込んでくるのも一興です。








 味噌麺はズボボボボボーーーと啜り通しではあまりいけない。微妙に火傷を受けてしまうので、口の中の上顎の皮がベロンっといつも剥がれ落ちる・・・。今回もそんな感じでしたー。 







<間違いなくお得感!一般のもやし麺並のサービス盛り味噌系には嬉しい!>


 ほうれん草はクタってて良し!バラ肉ロールチャーシューは脂身多めで良し!メンマはいつもの通りに深い染み込みで良し!。そして今回は、もやしが張り切っていて良し!なのです。通常の世間一般で言う「もやしラーメン」にも匹敵しそうな盛り具合。しかも熱々なのにシャキシャキしているから不思議なもやしです。これが、麺とスープを食い切る最後の瞬間まで、残って寄り添ってくれるからいいんです!。


     






 これ食って思い出した・・・・オレは高校の頃「もやし星人」だった。今度実家に帰ったら、あのブランドを食いに行こう・・なんて、この一杯に教えられた。


     











 総じまして、「間違いなくコスパ最高の味噌麺」と言う、何だか何の捻りない素直な感想でごめんちゃい。とにかく、私はもう虜です。ところでこの店は、とっても普通の店なのに名物が多い。なんと豚まんもそうらしい。後客が私の隣に座ったのですが、その豚まん(でかい!)一個を食いつつアテにしながら、日本酒をコップ酒でしみじみとやっていた・・・。やはり西新宿はディープだぜ!。オレもゆくゆくは仲間入りしたいと思ってはいます・・・。そんな感じで、嗚呼もう遅いや。そろそろいつもの通りに最後に詠って、もう寝ますー。



   よろよろと
   金と体力
   失いて



   いつもの通り
   光来辿る



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



西新宿の親父の唄

西新宿の親父の唄

西新宿JCT(Re.arr.)

西新宿JCT(Re.arr.)

脈動する超高層都市、激変記録35年―西新宿定点撮影

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