ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2929】 横浜家系ラーメン 壱角家 三鷹店 (東京・三鷹) 油そば

<サマーフェス企画でワンコイン!ちゃっかり便乗〜〜>


 「壱角家」は本当にこの数年で東京界隈で増えたねー。破竹の勢い!って思ってたんだけど、気がついたら吉祥寺の店は閉店しておりました。そんな感じでわざわざ三鷹店まで来てしまった。なぜかと言うと、「サマーフェス」と言う企画で期間限定で「油そばがワンコイン」で食えるから。下手に立ち食いそばでトッピング重ねて大盛りするなんかより、ずっと気持ちよく食えるじゃん!。いい歳こいて、汗臭いズボンのポケットに手を入れ、ハダカの小銭をジャラつかせて店内に入りますー。








 そんなしょぼくれオヤジでも、アジアンな店員さんは快活で明るく接客してくれる。人口減な日本の未来は、きっとあなた方にもとても期待していると思うので、頑張って欲しい!と願う。その反面、今はとても腹減ったから早よ油そばを持って来てくれ!と願う。理想と現実ってやつ・・・・。理想と現実って言えば、見本と実際は違う。アジアン店員さんが配膳してくれたのがこの麺顔。少ね・・・って正直思ったけど、そう言うもんだろうさ、ワンコインなんだからと心を切り替えます。こう言うワンコイン企画だからこそ、大盛り+100円をケチってはいけない(でも600円なら魅力が薄れるけど・・・・)。


     











<無料トッピングに惑わされてはいけない>


 まずカウンターに常時備え付けの「玉ねぎ微塵」と「しょうが」がある。そして数ある薬味セットがこれまた豊富。そして油そばには、専用薬味が別に運ばれてくるのだが、それが「マヨネーズ」と「タレ」です。これだけあって・・・何もしない訳にはいきませんよ。まず、タレを確認しようとしたら、とてもご丁寧に麺とタレを事前に撹拌されているので、タレが丼の底に全く溜まってない。なので麺をズゴゴゴゴゴゴゴーーーーっとまずすすり味わってタレの本質を味わうしかないです。すると・・・すごく穏やかな醤油ダレ。家系というワイルドさに反して円やかな味わい。汎用過ぎてコメントもしづらいわー。一旦、デフォルトの味はこれでわかった!と言うことで、ここから薬味を入れ出します。






     






 まずは「玉ねぎ」をドバドバっとポットの半分程度を投入(だってネギ大好き、ネギ星人何だもん)。すると当然、タレの味が薄まってしまうわなーーーー。これはイカンと、テーブルセットからミルに入れられたブラックペッパーを投入しました。「ミル」付きだとアホなオレはどうしても使いたくなる・・・この発想、三歳児と同じ感覚。でもピンと来ないので、また何かを追加投入したいが、これ以上は失敗できないことと何となく「マヨネーズ」が無視できず、それを投入ーーーー。







 アラーーー、一気に「サラダラーメン」の味風景になってしまったわ(爆)。これはもう取り返しがつかんわー。ここから、辣油・酢・しょうが・豆板醤は、絶対に合わないだろうね。強いて「にんにく」入れて「ガリマヨ風」にしてはどうだ!と思ったけど、これ以上厚化粧加えて、美しい表情になる訳ないので諦めました。







<家系の麺は利用度が高いかもね>


 太くてしっかりした麺だから、つけ麺にも合うのは当然として、だったら油そばにも合うと今更ながら再認識。また悔しいことに、無料トッピングで大失敗したのに、麺の旨さは感じたのです。量産鎖系も侮れないですぜ、ちゃんと丹念に茹で上げなどタイミングと処理をはかったならば。前歯を押し当てると、プッツリ!と刺さって芯に当たる部分がうまい。それは奥歯で噛んでも同じこと。またマヨネーズにまみれた麺だったが、それとの相性がまた良い。というか、麺ではなく、マヨネーズ自体が天才なのかもしれませんが。マヨと炭水化物は合う!。


     















<もっと肉をくれ・・・>


 ワンコインだから贅沢言うなと言われそうですな。しかしサンプル写真との差が激しすぎるぜ・・・。メンマについても。ともあれ、ありがたくいただきました。ただ、印象に全く残ってないだけー。












 総じまして、「定期的な企画モノで重宝してる鎖系!庶民の味方〜〜〜」ってな感じで、何だかワンコイン企画のみの訪問ばかりで大変申し訳ない!。しかしオレも若い時は、きっといい年齢になると、いい小料理屋なんかで夜はゆっくりと飲み食いしてるんだろうなーーーなんて淡い期待を抱いておりましたよ。ところが、今はワンコインラーメンを追い求めている次第・・・。決してオレの人生はこんな筈ではなかったのだが、一体どこで道を間違えたのか。どこぞの誰かに何かをそそのかされた為なのか。失恋を度重ねて、女性不信で根性が捻くれてしまったからなのか。はたまたピュアで断りきれず、残業の嵐に遭難して逃げ道を見失い、人間不信に陥ったからか。人生のターニングポイントは、過ぎてから分かるもの・・・。だからさ、もう一回来ないかな、人生最後の転換期!。ってなことをまーーーだ性懲りも無く考えつつ、この店を後にしました。ああ、何だか背中が重いやと感じた日。それはそうと、いつもの一日の締めくくりだ。いつもの通り気持ちを吐露して詠います。



   月半ば
   懐寒し
   夏の夜



   お助け求め
   ワンコイン麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!