<ドデカいオムライス名店で食う冷し中華>
JR田町駅から第一京浜を渡って、「慶応仲通り商店街」へ。ちょっと次のアポまで時間が余ってしまったので、プラプラとします。近くのサンマルクカフェで、煙草吸いながらアイスコーヒーでも・・・そんな気分でしたが、道中で「亀喜」を発見し、冷やし中華はじめたアピールをしておる。少し早めではありますが、誘いには乗りましょうということで、早速店内へ。いやー実に久しぶりなご店主ファミリーが、準備で忙しそうでした。
この店を食べログ等でネット検索すると100%オムライスの紹介がされとります。そのボリューム感の圧倒たるのもすごいかも。その昔、田町界隈へ派遣されていたころは、それを良く食いました。まだ二郎を知らぬ若かりし頃、その大盛りぶりは魅力的でした。そんな古い記憶がこの店に吸い寄せられた要因でしょう。冷し中華920円は、さぞかし名物オムライス級にヘビーだったらどうしようなどと、少し不安になりながら待ち構えておりました。
<定番の三兄弟のみのトッピング>
正直言って、インパクト期待でしたが、ものすごくフツーな麺顔とそのボリューム感覚です。これならアポ前に腹がはち切れて死ぬことはないとう安心感と、インパクト期待の肩すかしが私の中で交錯いたしますが、複雑な心境です。
そして何よりも、トッピングがこれまた「ものすごくフツー」です。錦糸卵・ハム・キュウリ・・・いつもの冷や中3兄弟。それのみというシンプルさ。盛り付けもナチュラルなドバドバっとした感じ。そう、飾り付けではなく、盛り付けですな。しかし「ものすごくフツー」にこだわるのなら、紅ショウガが欲しかったところだが、これではどこか引き算だけが心に残るという感じでありますー。個人的には、ここにカニカマが少しでも入っておったら、気分が激変していたかもしれません。
<なかなかの甘め味付けの醤油ダレ!>
紅ショウガがなぜないのか?・・・実は醤油ダレの特徴による計算だと後で思いました。こちらの醤油ダレは、サッパリめに見えますが、かなり甘いめな味付け方向で、この夏冷やし中華を食い続けた中では、トップクラスの甘みコクのレベルかと。しかしちゃんと醤油の塩気もありますのであしからず。砂糖の甘さをあまりダイレクトにイメージし過ぎないことを、一応お伝えしておきます。
この味系統もちゃんと計算づくでして、配膳の際はちゃんと説明してくれて、お酢の瓶を準備してくれます。甘すぎたらお酢を入れてくださいねとね。日ごろ私は酸味のタレばかりに遭遇しているので、結局今回はそのままデフォルトの甘みで食い続けました。なるほどね・・・ここに紅ショウガの金属的な刺激は、確かにケンカしそうだわー。段々納得してまいりました。ただし、和からしの刺激はそれほど広がらずで、完璧に醤油ダレの甘みに呑みこまれた感じでしたー。
<少々ヌルめの馴染み深い大衆麺〜〜>
大変どこでも出会うような馴染みある風貌の多加水ストレート細麺。エッジがキリリと立っているところが見栄えがいいです。全体を通して濡れた感じのまま、汁の浸透は許さずといった風で、モチモチとした弾力が非常に明るく、万人受けする歯ごたえだと感じます。もっとも私の食べる早さのために、吸い込む前に食べつくしただけかもしれませんが。
ただもう少しだけ、きりっと冷えていたら随分と印象が変わったかと思うのは私だけなのか。温めの麺も好きだけど、こういう大衆系だからこそ、キン冷えの方が旨いかなと何となくぼんやりと考え込んでしまった・・・。
総じまして、「とても大人しめで抵抗感のない冷し中華」と言う感じでしょうか。今回も何も捻りない感想でごめんちゃい。決して悪くないのだけど、コスパが過ぎるとちょっとトーンダウンするかも。大盛り無料対応でもしていただければ、再食してみたいとは思います。それよりも、やはりオムライスが恋しく思えたというのが本音でして、ラーメン活動が一区切りついたところでやってきます。何だったら昔の仲間も声かけてみようかしら(笑)。いつまでも、営業を続けてほしい店であります。そんな古い思い出を抱きつつ・・・とっとといつもの通り詠って、明日に備えてもう寝ますー。
ぷらぷらと
余った時間で
飲食街
散歩で出逢う
穏やか冷や中
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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