【今週のラーメン２８９４】ジョナサン武蔵野西久保店（東京・三鷹）鹿児島産黒豚野菜たっぷり胡麻だれ冷やし麺

＜コメント残すつもりは無かったのだが・・・意外にうま過ぎた＞

　とある休日、晩飯を準備する余裕もなく、家族でたまにはファミレスでいいかー・・・なんて訪問してみました。完全にラヲタモードはオフ状態で。そんな中、「・・・・胡麻だれ冷やし麺」ってな限定メニューがあったから、食傷気味なのもあってそれを注文。そしたらねーーーーー、これが意外にうまかったので、爪痕残そうかとラヲタスイッチをＯＮにしてしまいました。ところが、完全に舐めきってたために、スマホを持ってきてない。写真撮影ができず、嫁に頼み込んで代わりに撮影してもらったと言う流れで、画像をクリップさせていただきます。

＜ジェル状のポン酢タレと液状のゴマだれが、面白おかしくも絡め合う＞

　驚いた・・・「ジェル」と「ゆるゆるペースト」のコラボなるタレです。さすがは大資本「すかいらーくグループ」の商品開発部。冷やし中華は、系列のバーミアンでもいただきましたが、ジョナサンの立ち位置でサッパリ冷やし麺と言うカテゴリーで、創作意欲に溢れる取り組みがナイス！。麺に何気に絡んでいるのは、ゴマだれドレッシングっぽいタレ。しかも汁が少なめ。それでは頼りないと思っていたところに、ゼラチンで緩く固められた・・・・ポン酢とカツオ系の出汁とも思える出汁が「ジュレ？」のようにふんだんに散りばめられております。

　最初は完全にかき回さないで、ゴマだれに濡れた麺を、ポン酢ジュレを摘みながらいただくことに。すると食感がコラボすると同時に、ゴマだれの甘みとポン酢の酸味が、付きつ離れずいい感じです。まるで、コーヒーゼリーの本体とフレッシュの混じり合いの如し。完全に混じり合わない方がむしろ旨味を誘うと言う構造です。これは考えましたねーーー、ちなみに、このポン酢ジュレを茄子と一緒に食らうとこれまた絶品。酒を欲してしまいます。

　これは新しい冷やし麺のスタイルになるや？２０１８年夏が早くも待ち遠しくなってまいりました。

＜茄子がお浸し状で旨し！豚肉がしゃぶしゃぶ状で泣ける旨さ！＞

　茄子が文句なしに美味い。ただそれだけだが、浸しになっておりさらに冷やされているところが、夏の最高なる酒のアテともうせましょう。この茄子だけでも追加注文してみたい。また、豚肉のしゃぶしゃぶ風が最高。思えば豚肉が半分メインであるようなメニュー名称なんだけど、すっかり名脇役に食われてしまったかの如しです。ただ、ジュレ状ポン酢と一緒に食せば、絶品のうまさなり。侮れません。

　また名称の通りに野菜が豊富で実に良い。玉ねぎとレタスがふんだんに盛り付けられているだけでも、日頃野菜不足のオッサンとしては嬉しい限りだし、ポン酢ジュレと一緒に食うととても新感覚。いくらでも無限大に食えそうな気がいたします。

＜クツクツ感がキープされた中華麺がなかなか食わせてくれる＞

　すかいらーくグループには、バーミアンもありますからねー・・・そこと同じ麺かと感じます。いえいえ決して悪くないです。ダレた部分は一切なくて、前歯がクツクツと当たる感じがとても好印象。ゴマだれとうまく絡むと思ったら、一方で上手い感じでジュレを引っ掛けます。今回は、家族の手前でズボボボボボーーーーと豪快に啜り上げるわけには躊躇しましたが、あまりにオレが旨そうに食っていたためか（急に黙り込むから）、少し味見させろと言う羽目に・・・・。かなりの部分を食われたイメージ（笑）。

　総じまして、「侮るなかれファミレスの商品開発部！」と言う感覚でしょうか。麺が「中華麺」、タレがゴマだれベースで味が中華風アレンジも見られることから、「冷やし中華」とカテゴライズさせていただきました。「冷やしラーメン」としては、ジュレ状のスープはいただいたことがありますが、「冷やし中華」として「ハードなジュレ」を散りばめたのは今回が初めて。これはとても新鮮な感覚でしたから、新しい可能性を見出した感じもしています。来年の夏あたり、ちょっとこう言う冷やし中華が、あちこちでポツポツと出てこないかなー・・・なんて（笑）。さて話は変わりますが、ジョナサンの朝食で「シャキシャキキャベツのハムエッグサンド」と言うのがある。こいつがちょっとオススメでして・・・・・何気に今回の一杯も含め「すかいらーく商品開発部ってやるやん！」って思っている次第。ファミレスは侮れずですよって宣伝しつつも、日付が変わったのでもう寝ますー。詠ってからね・・・。

　　　よろよろと
　　　晩飯だるい
　　　休日に

　　　意外な旨さで
　　　ファミレス楽し

　お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！