ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2847】 一圓 三鷹北口店 (東京・三鷹) 一圓冷し中華

<ワイガヤと仲間と語りながら中華を一緒につついて食いたいものだ・・・そんな店>


 荻窪のとある店が、今はまだ冷し中華をやらないんだとよー・・・フラれちまった!。仕方ないので、また荻窪駅からオレンジ色の電車に乗って、三鷹駅まで移動。確か、一圓のメニュー表に、冷し中華があったはずだ。もしなければ、その近くにある花月嵐で冷やしを食えばいい。そんなあやふやな記憶と保険をかけながらやってきた、「一圓 三鷹北口店」であります。もう遠くから、冷し中華の旗が見えまして、そこから安堵とともに小走りになって入店を果たします。嫌煙家の方には申し訳ないけど、こちらは夜は分煙になっており、私は重宝するんです。一番奥のカウンター席に隣客と後客がいないのを確認して、1〜2本は吸わせてもらいました。当然混んできたら吸わないー。それだけは守ってますー。








 この店は、地元住民の客も多いけど、近くの企業にお勤めのグループ客も来るみたいで、よく遭遇します。やはり仕事終えて、仲間と晩飯がてらに晩酌とワイガヤしながら、仕事の愚痴などで盛り上がるのは、楽しそうですねー。昔はそういうことをよくやったもんだし、新人の頃はそれが苦痛だった時期もあったっけ。慣れて来るとこちらから上司や先輩を誘ったりすると、「オマエ、また晩飯たかってるんじゃねーよ!」と逆に叱られたりして(笑)。












<サラサラ胡麻だれのようで、胡麻風味の醤油ダレのようで、それでも定番なる味わいがナイス>


 店内の仕事帰り客の後客の姿を見てて、そんな自分の昔を思い出してしまいました。新人で一番最初に配属されたところの上位上司が、とても中華屋で飲むのが好きでして、しかも餃子とジャージャー麺をつまんではよく酒飲むのが定番。夏場は飲み後半に、それが冷し中華に変わったりしたもんです。今回の一杯が、そんな昔のなじみだった中華屋の冷し中華によく似てる。そうだそうだ!大きめカットのトマトがのっていたのだ。大きめでゴロッとしたサイズ感でちょうどこんな感じ。思い出したー。そんな懐かしさとともに、まずはタレを味わいます。








 ・・・ゴマだれ?醤油だれ??多分ゴマだれだろう。色から判断しました。見事なほどに「すりゴマ感覚」がなくて、サラサラなものだから、ゴマだれって断定するに躊躇してしまいます。しかし風合いには醤油系では出せないコク深さがあるように思え、まったりとした旨味の絡みからもゴマだれ系と感じる。しかも、酸味が程よい。しっかりとした酸味がナチュラルに広がり、酢酸という刺激性は低め。なんとなく、トマトのエキスが滲んでいる部分は、とても崇高に思えるほどのタレ仕上がりになっており、なかなか侮れない味わいの高さです。







 この段階で早々に和がらしを溶きます。少し固形物全体を右から左に寄せて、皿にスペースを作ったところに溜まったタレに、和がらしを溶くように投入。少しかき混ぜて均一になったところで、天地返しをして全体になじませます。すると、和がらしが馴染んだタレを細切りチャーシューが吸い込み始めたりして、逆に脂身部分は溶け出す。よくよく食い進めていくと、千切りにされた胡瓜も微妙に野菜の成分をタレに吐き出したりしてて、予想以上にさっぱりと食えるタレに仕上がります。こういうのは、かき回すほどに旨味をますものかね・・・・、毎度毎度、冷し中華を食いつつけても、発見が尽きないもんですー。













<細めのストレート麺を、具材を恣意的に引っ掛けさせながら食う!なんかサラダ感覚だわー>


 さらさら系のタレなら、やっぱり細麺が似合います。淡く黄色い透明度を感じるような、多加水系のストレート細麺。よじれ度合いはとても少なく、千切りのトッピングにとても絡みやすいなと感じます。特に胡瓜が絡むのには好ましい。







 意外とモチモチという明るい反発が少なく、かと言ってボソボソっとした感想はない。前歯でスパスパと容易に切れ込む感覚で、それがまた快感というか、喜びというか、明日も冷し中華を食おうというモチベーションに繋がりますー。ところで、・・・今回もまたやっちまった。周囲に客がいなかった喫煙席だったから、遠慮も全くせず、ズボボボボボボボボボボボボボボボボボーーーーーとハイバー・バキューミング・パワー炸裂。それを実現できるとは、滑りはなかなかライトな感じだったかと思うけど、正直吸い込むことに意識を集中しすぎて、詳細を覚えていない。













<忘れていた大いなるトッピング!トマトがサービス的に大きめで心弾む!>


 今年の「冷やし中華計画」で初めてのトマト体験ではないのだけど、日本人がイメージしやすいトマトといえばこのカットスタイルですよ。「くし型切り」または「くし切り」っていうやつですね。昔の和櫛を連想すると理解できますよね。先日、職場のランチ会(昼のノンアル食事会:今や夜宴会以外にもこういう昼の合同ランチも普通)に参加して、サラダに盛られた「くし切り」トマトを若い人にわかってくれなくて苦労しました(泣)。だいたいこういうことをぼやくようになると・・・・私も「下等オヤジ」というレッテルを貼られます(「レッテル」ってなんすかーってまた突っ込まれたりした:泣)。







 とにかく、チャーシュー、錦糸卵、胡瓜・・・とても微細で揃った千切りで、とても気持ち良いです。冷やし中華は、盛り付けに美学を感じる食べ物としては、かなりハイランクですよきっと。ところで、ここにワカメが入る。好きな人は好きなんですよねー。私も嫌いではないが、ラーメンにワカメは否定派でして、だったら春雨入れてくれよーなんてワガママ思ったりしてしまいます。ごめんちゃい。




















 総じまして、「大衆中華屋のちょっとした美的センスと、テクニックの意地&心意気を感じる・・・冷製麺」と言う感覚。だってなんだか、いつもの一圓バリエーションの中では、美しさすら感じる佇まいなですもん、この冷しの麺顔と味わいが。餃子と麺類がメインの大衆系ですが、実はしっかりとした中華の一品も旨いのだろうと強く感じました。居酒屋もいいけど、一圓で食って飲むと言う飲み会もありだよな!。昔は金曜の夜残業後は、先輩や上司に「ご飯行こう!」と誘われ中華屋で結局飲み食いさせてもらったもんです。そう言う使い方がこの店にはよく似合います。


 ・・・・今月末、先輩がめでたく定年退職される。そんな送別会を、昔なじみの中華屋で、こじんまりと実施しました。本当によく怖いほど叱ってくれたお方でした。今や叱る先輩上司って本当に少なくなったけど、今になって本当に感謝しています。真剣に私と対峙してくれたんですね・・・。その送別会では、その鬼のようだった先輩が、今は全く仏のように優しく接してくれた。なんだかなーそそういうのは寂しいな・・・・最後にもう一回だけ叱って欲しかったわ本当は。私よりも酒に強くて、話もくどくて、昔は鬱陶しい人でしたが(笑)。この冷し中華食って、そんな昔を思い出してしまいました・・・最後はほろ苦。そんな昔の記憶を思い出しながら、しみじみと詠ってもう寝ますー。



   楽するな
   だからお前は
   ダメなんだ



   古い説教
   今や恋しき



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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