ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2833】 千里眼 (東京・駒場東大前) 冷やし中華・野菜マシ・ショウガ・辛揚げ

<これを食わねば夏が始まらない!>


 全く「冷やし中華」というのは風物詩です。このフレーズを聞くたびに、日本の夏、金鳥の夏、ラヲタの夏を感じてしまいます。夏となれば、千里眼@東大駒場と、いそじ@代々木の冷やし中華を食わないと、どうも調子が狂ってしまう。そして夏風邪をひきそうになるので、ちょっと仕事を早く片付けて、平日の宵の口に訪問してみました。


     






 それにしても噂を聞きつけて・・・すごい行列でしたわ。ちょうど涼しくなるタイミングだったので救われましたが、これが真夏の炎天下だったら引き返してたかもしれない。ざっと30名は並んでたと思います。約一時間後に入店を果たし中の待ち席で待機。かれこれ1時間20分経ってから、コールのタイミングやってきて、配膳が完了したという次第です。


     






 今回は「野菜マシ・ショウガ・辛揚げ」とさせていただきました。野菜マシマシにチャレンジする気が半分あったのですが、先客のその山を見て、寸前で戦意喪失してしまいましたのでー。しかも、家に帰ってからも人に会う約束があるので、ニンニクは封印した代わりに、ショウガをチョイスしたわけです。しかし、結果としては、このコール組み合わせが、自分には合ってるなと感じました。


     











<いくら食っても太るわけがない!サラダなんだからー>


 「野菜マシにしようか?どうしよう!!」ってドキドキしておられる若者の横に並んで着席でしたが、私のチキンハートも似たようなものです。今日は体調が悪いから、野菜マシマシは無理かなー・・・ってヘタレた感覚でおりましたら、一番手前で端の席におられる女子に、がっつりと盛られた暖かい汁系が運ばれました。大人気なくも刺激を受けたが、予定調和で今回も野菜マシにしてしまった。しかし、これで正解でありました。







 だいたい野菜食って太るわけがない。ほとんど水分です。食物繊維も不足がちな現代人にはむしろ必要なものです。たくさん摂取しなければならないのだから、野菜マシにするべきなのです。配膳された野菜の山を見て、そんなことを考えながら自分で自分を奮い立たせるというか、自分を騙すというか、まずは転地返しができる程度に、野菜を食いづつけます。しかし、全然減らない(笑)。だんだん腹が立ってきて、自分で「ここから1分は無心で貪り食う!」と決めてガツガツと加速して食い続けました。そうするとようやく麺が見え出してきて、転地返しをすることができましたが、しかしその時点で少し腹が膨れつつあった・・・・。








 やばい、遭難するかも? そう思った瞬間、ようやく胃袋が目覚めたというか、大根で胃袋がすっきりした感じが出てきた!。そこからはもう嘘みたいに快調に食い進めることができました。ようやくドレッシングの美味さに気づいたし、生姜のジリジリっとした風合いと感覚が、ドレッシングにも合う!。ひょっとしたら生姜が胃をすっきりさせてくれたのかもしれません。紫のキャベツも水菜もドレッシングに合うし、また辛揚げの風合いが入り混じり、マジで野菜がうまかった!。鶏肉と野菜を混ざらせて食ったりと、いろいろ工夫してるうちに、野菜が先に無くなりそうになった。












<辛揚げが最後までクランキー!食欲スイッチがバカになるーー>


 そうだ「辛揚げ」に助けられた。あの揚げに付着する辛味の粉は、実にやばい。永遠に食欲がループするような感じすら覚える次第で、例えるなら、亀田製菓のハッピーターンに降りかかるあの粉ほどやばい。残業中の社員をスポイルしてしまうほど、中毒的な感覚。みずみずしい野菜の山と、カリカリに乾いたクランチ感覚の辛揚げ。これが意外に水分に抵抗して侵食されにくいので、ウォータープルーフ・クランキーな歯ごたえがたまらなく楽しい。この味わいは、人の思考を停止させ、バカレベルまで突き落とす。自分で意識のガバナンスが効かなくなり、地獄絵図の亡者のごとく、魂を売り渡してもがき狼狽えるように、貪り食うのみです。












<ヌチヌチでハードな歯応え!顎と奥歯でシッカリと食う!>


 Jインスパイアの極太麺を冷水で〆るわけだから、コシが強くて当然だわな。それにしても、去年以上に今回はなかなかハードスペックな印象でした。その分しっかりと奥歯と顎を使って、千切り押しつぶしてすりつぶす。しっかりとした麺の風合いが、ドレッシングに邪魔されることなく薫るところが、また旨し!。たかだか250gの麺量らしいのですが、実にずっしりとした食べ応えと風合いがあって、極旨な麺。これなら、夏が終わったら・・・つけ麺にでも提供して欲しいくらいなのですがね。








 麺にも、細かい千切り野菜が貼り付き、そして辛揚げも混じるので、歯ごたえがとてもカオス。やはり後半三分の一になったところで、野菜と麺とトッピングを一気にごちゃ混ぜにかき混ぜるのが、一番美味しいのだろうね。












 総じまして、「食って腹から感じる夏気分! 今年もよろしく冷やし中華!」と言う感覚でして、ようやく気持ちも腹も落ち着きを取り戻しました。ようやく夏がやってきたという感じ!。いや・・・まだ梅雨だったね(苦笑)。この一杯は、私の生まれ故郷に在住する、私のラーメン師匠も今年は食したいと仰せであるし、また案内せねばなので、また来ることとなるかもです。そういう接待ならいくらでもやるのですがね・・・。そういえば、以前の営業活動で自称ラーメン通の客を相手するのには、本当に困ったのを急に思い出した。どうやら、その方はつけ麺での「スープ割」ってのを私に教えたかったらしいのだが、私が食うのが早すぎて先に「スープ割り!」って叫んで頼んだら、どえらい顔して接待客に睨まれた・・・・。さすがに、写真メモも撮れずでレビューに上げてませんがね。

 あー、嫌なことを思い出したので、忘れたいからもうとっとと詠ってもう寝ます!



   乗り越えて
   仕事や暑さ
   何のその



   野菜の山に
   背筋冷たく



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




東京都目黒区駒場4-6-8 佐藤ビル1F

ハトムギ粒100% 600粒

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