ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2812】 つけめん 油そば 五丁目煮干し (東京・中野) 黒こってりらーめん+味玉


<久々にきてみれば、汁系に傾斜してイメージチェンジ>


 久しぶりに、JR中野駅北口のサンモールから東エリアに出没しました。ご存知「青葉 中野本店」のあるエリアですね。青葉は時々無性に食いたくなるので、仕事も早めにキリがついたので突撃してみましたが、丁度団体さんが券売機の前を占拠していて、当面食えそうにありません。地方から東京研修に来た新社会人の集団みたいな感じで、デカいコロコロが細い路地裏を占拠。「ここがあの青葉かー」っていう感じの会話してて、こりゃあかんと思い、別の店へと流れてみることに。ストレス発散には、J系の「Kaeru」しかないかなと思って歩んでゆくと、手前にある「つけめん 油そば 五丁目煮干し」がちょっと以前とは装いを新たにしているのに気が付きました。








「つけめん 油そば」専門店ですが、こってり系の汁系をガチ推ししております。黒・白・赤というラインナップも以前にはなかったものなので、ちょっと気になり方針変更。こちらで、一推しと思われる「黒こってりらーめん」なるものを頂いてまいりました。


     






 冒頭で言っておきますが、こちらのお店のFacebookを「いいね!」押しした画面を見せると、味玉が無料サービスになります。私は店内で気が付き、調理完成寸前でフォロー画面を見せて、味玉をゲットいたしました。行くならご準備を!(いつまでやってるかわかりませんが、終わってたらあしからず)







汁:「ゴリゴリ極煮干にこってり濃厚動物系コラーゲンぶち込み!そんなセメント的極煮干に変貌!」


 黒というのはマー油のことらしい。濃厚な味わいの風味付けにはとても合うだろうと、食う前から予測できるアイテムです。実際に配膳されたそれは、惜しげもなくマー油が投入されており、まさに真っ黒くろすけ状態な麺顔です。レンゲを差し込むとモーゼの杖のように、マー油がかき分けられ、ベースの極煮干スープが現れます。








 それにしてもこの煮干しの濃ゆさは半端ない、まさにゴリゴリの極煮干です。もう煮干しがすり潰された欠片がたっぷりと浮遊している状態で、マー油の香ばしさをかなり突き抜けてくる煮干しの味わい。しかしエグミはなくて、胃袋にズドンと落ちる感じを確かめながら食い続けるという感じです。かなり食べごたえがあるスープなので、麺の大盛りをしなくても済むかも。苦みは軽やかで甘味は芳醇。苦甘がバランスよく、最後まで飽きずに食えますが、マー油の助けは確かにありまして、この香ばしさが食の後押しをしてくれます。







 また久々のハードセメント系の極煮干し。しかしそのハードっぷりは、煮干しだけでなくかなり動物系のコラーゲン感が構成しております。かなり動物感覚が濃厚で、豚骨系の煮出汁以外にも、鶏のコラーゲン・・・たとえばモミジでも投入されてるような、トロミと口の周りの貼りつきを感じます。なのでダブルヘビーな味わいですから、固形物を平らげたあとは、スープ割をしてほしいほどに、かなりのコッテリ度合。酔った時の〆に食うには避けた方がよろしいかと思います。また、煮干し苦手の方にもおすすめしません。私のようなラーメン変態には、特におすすめいたします。













麺:「煮干に合いそうな、パツンとしたストレート細麺! 煮干セメントまみれで、スープに絡みまくる!」


 麺は旨いです。以前の煮干そばは、美しいまでの清湯だったのですが、そのときの記憶と結びつく。定番のパツパツ系の加水低めなストレート麺。捩れはほとんどなくて、麺同志が貼りつきやすいタイプです。この貼りつきやすさが、濃厚スープを絡みとるのでして、毛細管現象というより絡み上げるという感じで、スープをかなり持ち上げます。この濃厚なスープに絡んでも、麺の風合いを感じるわけだから、すばらしい。







 煮干セメントまみれの麺を無理に啜りあげると、ボコッ!ボコボコボコボコ!!!って途切れながら口の中に入ってくるので、このときマー油の影響で咽たりする。左隣の客のオレへの振り返りがとても早くて、何事!?とかなり驚かせてしまったことは、この場にてお詫びする。












具:「ロース肉チャーシューのデカさ!多めな温野菜に味玉サービス企画ありで、コスパがナイス!」


 サービスでもらった味玉。深めに染み込んだタレは白身を深く褐色に染め上げ、卵黄はすこしハードめま茹で上げで、半分芋羊羹状態になっている。スープに一度沈み込めてから引き揚げて食うと、卵黄が溶けださないで食えるのでいい感じかも。












 またロース肉のチャーシューは、結構でかいサイズで麺顔の三分の一程度を占めているのも印象がよいです。ラーメンにも良いが、酒のアテにもなりそうで、またライスにも合いそう。マー油がかかっているから、この部分が一番おいしくくえる。また嬉しいのは温野菜。このコテコテの中で、唯一のさっぱり味。いつも以上に大変ありがたさを感じながら、じっくりと食い進めました。












 総じまして、「中野南北極煮干抗争!北に原価率気になるセメントコラーゲン系極煮干あり!」と言う感覚でして、南に鈴蘭あれば、北には五丁目あり!という構図が、食う側からするととても楽しく思えます。どちらも、動物系煮干しですが、表現の仕方がこれほど違うものかと感心。スープも麺もトッピングの肉も極端に違う。なので、当面楽しめそうにも思えますので、引き続き定点観測は続けていきたいと思います。今回は、ちょっとアクシデントからいい拾い物をしたいい気分。なのだけど・・・・食った後の腹が重いわー・・・。そんな反省気分を含めつつ詠って寝ます。




   ワイルドに
   ゴリゴリ擦った
   煮干感



   溶ける油分で
   メタボな後悔



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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