<中央線沿線で一番美味い「生ビール中」を提供する店>
敢えて言おう・・・この店の生ビール中400円は、中央線沿線では随一!。ラーメン屋だったら、ラーメンを褒めてやれよと言うこと勿れ。だって本当にうまいのだから。これ飲んだあと、某ファミレスの生ビールを飲むと凹んでしまうくらいです。このことは、この店の過去レビューでそれとなく、何度もアピールしておるので、今思いついたことではございません。キンキンに冷えたジョッキどころか、真冬であろうとこの店のジョッキは凍りついているのです。なので、泡が少し溢れようものなら、テーブルにたどり着く前に、ジョッキの側面に凍って貼りつく。またこれほど、丁寧にしっかりとジョッキが凍っていると、ビールを注ぐと泡がジョッキに当たった部分が、とてもきめ細くなるなるように感じるのだが、それは依怙贔屓か錯覚か。さらに、そのようなジョッキに注がれた液体の炭酸までも、きめ細かくて強く感じるのは、完全に錯覚か。とにかく、個人的には一番気に入っているのだから仕方がない。だけど、西新宿で常時180円生ビールを見つけてしまったから、どうしたものかと・・・・最近はすごく夏を前に悩んでいる次第です。
<何気に定番メニューに変化を感じる店>
では次にラーメンを褒めます。この店では「熟成中華そば」しか最近食わなくなった・・・・。店的には背脂煮干しを推しているらしいのだが、私はへそ曲がりなところもあるので、ご容赦いただきたい。しかしこの定番なる「熟成中華そば」は、定番メニューであるにもかかわらず、私の知っている範囲では、2ー3年度大きくリニューアルをしており、目が離せない一品です。私が初めて出会った時は、もっと魚介が効いた優しいめの醤油スープでしたが、近年は魚介排除のように、キッパリ醤油を踏襲しております。最初そのスープカラーの変貌に驚きというか、ビビってしまった次第・・・。ちなみに塩はもっと変化がすごかったが、塩気の強さというコンセプトだけは今でも変わっていない。
かなり醤油アピールです。しかし、ピントが合っている。ぴったりというより、ビッチリ!といった分厚い醤油感が、ラード系の香味油で後押しされた感覚がうまいです。この醤油感は、最近変更もなく定着化しているので、詳しくは過去レビューをご覧いただきたいと思います(サボってるー)。
そして同様に、麺も同様に変化を経てると思うのです。当然、麺とスープは最強の同盟関係というか、お互い最恵国待遇な立ち位置なはず。一番最初に出会った頃は、もっと一般的な白いような黄色いような、あるあるパターンの中加水ストレート麺でした。ところが、これもスープ変化と同時に、微妙に蕎麦ライクな風貌に変化し、そして前半は淡くパツっとした歯ごたえながらも、スープの浸透を許し易い。後半はしっかりとしなやかな腰つきに変化し、スープと炭水化物の融合した味わいと楽しむのです。
ところが、今回は見逃しませんよーーー!微妙に全粒が混じり込んでない?? 5%以下のほのかな感覚なんだけど。もしかしたら、以前は気がつかず、今気がついただけかもしれませんが。なんだか個人的には、ハードな「中華そば みたか」という感じで見てしまいましたが、今、レビューを整理しながら改めて考えると・・・そうでもないか(爆)。
一方、トッピングはチャーシューのみにフォーカスした潔さが、相変わらず素敵。巷の3兄弟(海苔・メンマ・なると)が排除されたという徹底ぶりは、その余力を全てチャーシューに傾けられています。その肉は、以前はもっと迫力あったのにーーっと微妙な原価率の危うさを感じ取ってしまう。ラヲタって店側にとって、痒くないところを無理やり掻くようなもので、申し訳ない。ただ、お伝えしたいのは、「肉の部位をちゃんと変えたセット盛り」を続けているというところは、えらい!。バラ肉2枚と、肩ロース肉2枚の合計4枚はいつも変わらず。そしてそれがまたうまい。醤油ダレの浸透がとても芳ばしく、脂身も外周は皮が残っており、皮直下のとろける甘みを、いつも頼ませてくれます。肩ロースが残りすくない時は、1枚だけモモ肉になったりするかもだが。
総じまして、「定番メニューにこそ尽きることない探究心の店!」と個人的には思っております。実際には、とてもシャイなので聞いてませんが(笑)。今回は冒頭にラーメンならぬ、ビールレビューを持ってきてしまったけど、正直に痛快なほどにうまかった。以前380円の頃は気軽に飲んでたのに、たかが20円アップで足踏みしておりましたが、これからのシーズン・・・寄らせていく機会が増えると思うので、ひとつよろしくお願いします。ということで、ダラダラと書き連ねましたが悪しからず。とっとと詠って寝ます。最近疲れてる・・・・。
夏気分
麺を待つ間に
ビール空く
麺と生中
どっちが本命
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
- 作者: ゆき林檎
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