<センスの塊!永く応援したい若め夫婦舟の店>
再訪問が遅れてしまったのは、いきなり人気店になってしまったからです。夜の部がなくなって以来、機会を逃し続けていたのですが、大型連休の休業明けに、ようやく叶いました。もう最初から「担担麺一本勝負!」と決めてかかっていたので、迷いなしです。しかし待つ間に、真夏に近い陽射しを浴び続けていたので、喉がカラカラー。エビス小瓶を追加でいただきます。やはり、クルマの訪問でないと自由がきいて良いです。
調べてみると自身約二年ぶりの訪問。もっと前に感じてたけど、今回久々に訪問して奥様だろうかー、キレイな女性がサブでついているのに気がついた。以前はおられなかった記憶ですが、なかなか接客も丁寧で気持ち良いです。ますますサービスに磨きがかかったようで、全く頼もしい店になったものだー。
汁:「塩気辛味痺れ甘み・・・・どれもキレ味ありつつ予定調和!実に質実さ溢れる和風ハード担担!」
券売機の「限定D」を押すとそれが担担麺。ほぼレギュラーに近い限定なんでしょうか。6席ばかりのこじんまりしたカウンター席の、半数がこの担担麺をご注文でした。一旦座ればテキパキとした作業なので、それほど待たずに提供を受けます。それがこの麺顔。芝麻醤の雰囲気よりも辛味系統の赤さが深く滲んで、結構辛さを予感させる感じです。そしていざ一口スープを啜ってみると、実に複雑な感覚と、バランスの良さに嬉しくなってしまいます。
個人的に、芝麻醤は薄めに感じまして、ベースの鶏ガラ出汁がスッキリしている。その上に、唐辛子や辣油とスパイス感がシャープに滲むといった感覚で、かなり上品かつ日式な担担です。山椒は、隠れているけど存在すると言う儚いニュアンス。なので担担の出汁を感じながら味わえると言う雰囲気にも感じます。
それにトッピングのあじわいが魅力的。挽肉は野趣な感覚がブワ〜っと前に出てきており、結構これが、スープの味風景を支配しているかも。そして、何気ないピーナッツの粗粒が多めに入っており、これが微かな芝麻醤と遠巻きで結びつく。しっかりとナッツ香ばしさを感じ取りつつ、麺と絡みながら啜り食うと美味いわけだ。
麺:「担担麺でこれほどシルキーな麺の滑りは比類なきほど!」
これまで、汁なし汁ありなど含めて、かなり担担麺を食ってきたつもりですが、これ程までに上品でシルキーな担担麺は、あっただろうか。適度に芯を残す茹で上げのタイミングですが、口当たりから、喉越しに至るまで素晴らしい滑らかさでして、これをシルキーと表現せずに何をかいわんや。ストレート角細麺が、ペタリとお互いを貼り付けあって纏まり感が半端ない。当然、毛細管現象を引き起こしてスープの持ち上げもアップします。
歯ごたえも淡くて弱いクツクツとした感覚。そして麺自体の風味もふわっと感じる。奥歯でプレスするときは、クチクチと淡白に潰れますが、同時にひき肉もまぎれ込みますから、面白い歯ごたえに包まれます。
啜り上げも楽で楽しい。文字通りズボボボボボボボーーーっと高速で長くすすれます。しかし挽肉は影響でハネ易いので注意が必要。紙エプロンも用意してくれますので、遠慮は無用です。
具:「挽肉の味わいが実に野趣!これはもしかして・・・・」
挽肉の野趣なあじわいが、スープを支配してます。これは、ひょっとして羊系の合挽きですか??なんとなくそう思っただけ。味付けの調味料が独特なので、私がそう勘違いをしているだけでしょうか?。駄舌ですのでたわごとでしたら、ご容赦を。
総じまして、「美しさと野趣が溢れる崇高な担担麺!」と言う何だか分かったようで分からないコメントでごめんちゃい。これは、定期的にもっと通わねば!と焦りを覚えました。次回は塩を食うつもりにもうなってます。それにしても、夏になるとここの行列は厳しいかもー。日陰がないので日傘を恥ずかしがらずに準備しないとね。夏のラヲタの必需品の準備もそろそろしておこうー。と言うことで、一足早く夏気分で詠います!。
立夏過ぎ
汗が滲みて
緩い坂
担担麺食って
瀧汗爽快!
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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