【今週のラーメン２７０８】五反田大勝軒（東京・五反田）　ラーメン

＜弁当も売ってる大勝軒＞

　所詮私はそういう男。・・・・他人の人事が気になるー。社内は新体制に移り変わっていろいろ激動があり、なかなかそういう話って、酒の席では結構に盛り上がる。面白いのは、自分のことって意外と本人以外、とりわけ直接的関係のないところの方が早く知ってたりよく知ってたりする。なんだかなーって今回はもやもやが積み重なる春になってしまいましたが、とにかくさっさと大型連休に突入して、一息つきたいところです。

　などと思いつつ、やってきたのは五反田になるＴＯＣ。この近くで用事があったため、昼飯ピーク時とは知りつつも、っビル地下にある「五反田大勝軒」さんへと行ってまいりました。こちらはオフィスビルとの複合施設でやや古臭い感じもするのだけど、駅から短いながらもシャトルバスが無料で動いておりますので、何かと便利です。なので人がすごく多い・・・。地下に食堂街があるのですが、その店先にはほぼ行列が発ししており、店先には弁当を売りさばくという熱の入れよう。その例にもれず大勝軒も弁当を売っております！。つけそば弁当？？と思いきや、普通に中華弁当でしたー。

汁：「ボディ感がとてもライト！ダイエットな豚骨旨みと魚介先行な甘みは堅実」

　弁当コーナー横の行列に連結しますが、意外に早く回転していて、７分程度で店内へ誘導。蕎麦屋にあるようなテーブルセットが並ぶ。それがとても隣と近いので少々窮屈な感じがしますが、それが東京というものです。ビジネスマン９０％という年齢層高めのオッサンばかり。常連らしく、慣れた感じでセットメニューを注文される方が多いです。まずは初訪問ということで、「ラーメン」とさせていただきましょう。だいたいこれを食うと、店のポテンシャルが分かるような気がするので。ちゃとお盆にのって丁寧に配膳をしてくれますが、第一印象は、味わう前から「ライト！」と感じます。

　結構、醤油ブラウンが強めと思って構えて味わうと、そんなに醤油感が高くなく、むしろサッパリとしていて塩気も低め。それでいて見た目キラキラしているので、豚骨エキスの味わいを期待したいところですが、こちらもやや薄め。いや「ライト」と言ったほうが語弊が無いか。そんな感じで、スープ割感覚あるベーススープという感じです。その分魚介の甘みが前にでているという感じで、その甘さが大勝軒という個性を感じさせます。

　全体的にギラついて見えるのに、味わいがサッパリ。このギャップが評価の分かれるところかと察しますが、実は「ラーメン」を食っている方はそれほどおらず、汁系だとみそラーメンやタンメンを食ってる人が多かった。何だか中華屋みたいな大勝軒であります。麻婆ナスとつけそばという組み合わせが旨そうにも思えました。

麺：「スリムな印象、歯ごたえ感じるタイプでややカタメの風合いがナイス！」

　スープのダイエット感覚に比例しているのか、麺もスリムなボディー。中野大勝軒でよくお世話になる細麺とよく似ているけど、デフォルトの歯ごたえは、コチラの方がカタメな印象です。表層はきめ細かくツルツルしている。その上スープがライトだから、スープが持ち上がるというより、「スープで濡れる」といった感じの絡み合い。なので余計に麺の風合いはダイレクトに伝わるかと思います。個人的には悪くない。スパスパと前歯の切れ込む感覚はリズミカルだし、奥歯で潰すときの密度感もクッシリしててナイス。

　また大盛り対応無料。大勝軒で無警戒に大盛り対応しては死んでしまう・・・・かもと思いましたが、そうでも無さそうです。

具：「肉がちょっと寂しい・・・・ところをメンマがリカバリー」

　チャーシューが少し残念だね・・・。大勝軒として他ラーメン店ともっと差別化してほしいポイントなんですが、味はともかくサイズと厚さがちょっと印象に残らない。その分、メンマはそれなりに入っていて、ビールのお供になってでも良さげが薄味タイプがナイスでした。

　総じまして、「無休みで通し営業が嬉しいライトな東池袋系」と言う何のひねりもない感想でごめんちゃい。全体的にあっさり感が強いので、麺を大盛りにしておかなかったのが後悔ですが、隣客の辛味タンメンが旨そうだったので、次回はそれを狙ってみたいと思います。話は変わりますが、この店の床がツルツル滑って実は転んでしまった・・・。クツのソールが皮の方は、注意したほうがいいですよー。とプチ注意喚起したところで、詠います！。

　　　新体制
　　　悲喜交々と
　　　噂飛ぶ　　
　　

　　　塩っぱい思いに
　　　魚介の甘さ

　お粗末！と言うことで家族にも感謝しながら合掌！！今日も本当にごちそうさまでした！！！