ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2693】 つけ麺や 武双 グランツリー武蔵小杉 (川崎・武蔵小杉) 鶏魚介らーめん 大盛

タワーマンション街モールの賑やかさ>


 所詮私はそういう男。・・・・新しいものに流されがち。今回、乗り継ぎ駅の武蔵小杉で下車して、駅近いラーメン店を当たりますがどこも混んでて満席・・・。こりゃ、近くのレストランフロアの端っこで食うしかないかと思って、グランツリーというモールへ。そしたら、入口すぐの1階フロアに新しいラーメン店がオープンしとった。「つけ麺や 武双」という文字がでかでかと目に飛び込んできます。店内が丸見えで何とか1席すぐに座れそうなので、吸い寄せられるように券売機の前に立ってしまいました。つけ麺や・・・と言うのに、天邪鬼な私は汁そばを食らう。一番オーディナリ―と思える「鶏魚介らーめん」なるものをチョイスして、お姉さんに食券を手渡します。








 それにしても、タワーマンションに囲まれたショッピングスポットなので、お昼時は小さいお子達と若いお母さんたちでごった返す。サラリーマンもちらほらだが、近くの大企業から流れてきたのか、ポツポツといる少ない感じ。そんな「ひよこクラブ」な客層ターゲットに、ガッツリつけ麺を提供するとは面白い試みではあります。実際に、若いお母さんがつけ麺を子供とシェアしてたり(笑)。などと親子の食事風景を微笑ましく眺めていたら、早めに配膳が完了いたしました。


   











汁:「レンゲが沈まぬ濃厚さ!程よい魚介甘さと鶏のコラーゲン!一味でキリリと引き締まる」


 想像以上に、濃厚な質感が高く850円という価格は場所代含みかと疑念は吹き飛びました。実にしっかりとした濃厚さで粘度がすばらしい。ドロドロというより、とろとろと言った感じで、鶏の煮出しが深くコラーゲンがしぼり出た感じ。また魚介そのものもジットリと溶け込んでおり、レンゲを置いても沈まないという状態。一方味は、想像以上にしつこくない。つけ麺の「麺」と「タレ」をそのまま予め一体化したような仕上がりで、スープと言うよりタレに近い感覚です。豚魚系のようなザラツキも少なく、鶏系ならではの滑らかさもある。口の周りにエキスが貼りつくような濃ゆさが魅力的です。


 ただ、甘い系の濃厚ダレでもなし。見た目の糸とがらしが、上品さを感じさせますが、それ以外にも適度に一味唐辛子が投入済でして、これがまったり濃厚味わいにキリリとした感じでナイスです!。つけ麺の割スープは、セルフになっていて、ポットから自分でそそぐタイプ。なんとなく、この汁系のタレにも投入してみたい気もしましたが、ちょっと図々しくも思えてそれはせず。裏を返せば、それだけしっかりした濃厚さと言えましょう。昨今、淡麗系に流れが傾く中で、濃厚追求とは面白いですなー。
















麺:「つけ麺仕様の平打ち太捩れ麺!ヌチヌチした腰つきが濃厚スープを受け止める!」


 大盛り無料で対応してくれまいした!。麺はおそらくつけ麺と共通化したものと思え、かなりの平打ち捩れ太麺です。250g以上はあったと思うのだけど真偽は不明。麺が丼の中から盛り上がり溢れそうです。しっかりしたモチモチ感覚で、密度感が高いタイプ。加水はやや低めで中加水といったところでしょうか。スープの濃厚さもショッキングでしたが、この麺なら台頭に張り合えそうです。前歯の刺さり方もヌツヌツっとした重みがあり、奥歯でプレスすると明るく弾けるといった感じか。麺自体の味も濃厚スープの奥からしっかりと風合いとして感じ取れて、かなり旨し。これなら、素直につけ麺を食っておけば良かったかと、プチ後悔をしてしまいました。







 表面もつるつるしているので、すべりもいい感じ。ヌメヌメした感じもなく、むしろスープから絡みつくような持ち上がり方で、麺を食い終わったらスープもかなり減っている。ボコボコした形状が、麺同志を絡ませあうので、リフトするとズコッと大量に持ち上がってしまうのが難儀だったけど・・・食べ終わった達成感もあって、食い終わりが気持ち良いです。













具:「大ぶりな炙り豚バラチャーシューの存在感!」


 炙りバラ肉が大きくてアピール感ありありです。濃厚スープに疲れたところで、こういう肉の香ばしさが嬉しいねー。箸休めにもなる。また意外と余分な脂が抜けたタイプなので、サクサクと食えてしまうのがまた魅力的だったりもします。麺・スープ・肉・・・とどれも存在感あってバランス感は良い。納得のトッピングでした。また海苔も一言いうなら、風味ありで旨い方だった。肉厚な海苔は濃厚スープに沈んでも風味を放ちます。












 総じまして、「場所に似合わぬ風で、つけ麺ニュアンス高い濃厚系ラーメン!」と言う感じでしょうか。正直言ってよい拾い物をしたような感覚です。これはそこそこ流行るかも・・・。850円で、大盛りでこの質感なら高くないし。4階のレストランフロアで戦争状態の中食うよりは、1階の雑踏で食った方がよいかと素直に思ってしまいました。ここは、また必ず食いに来ます。次回はつけ麺に決定だと思います。知れ渡ってここも戦争状態にならないうちに・・・。という発見の喜びに感謝しながら、詠います!



   年度末
   彼岸間近の
   花寒さ



   ちょっと寄り道
   濃厚らーめん



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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東急東横線あるある

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