ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2680】 鯉のぼり 中野店 (東京・中野) 汁なし担担麺 大盛+ライス 〜助っ人外国人に例えるならホプキンス!打つだけでなく人間力高めてくれるー!

<中野の路地裏で広島愛が溢れだす>


 所詮私はそういう男。・・・・しつこいさそり座。今回は久しぶりに「汁なし担担麺」を攻めてみました。実はこのメニューは、記録によると2015年6月のテーマとさせてもらい、連続36杯食い続けたという曰くつきなものなの。それでしばらく封印をしておりましたが、何だか血がたぎるほどに食いたくなった次第です。そのきっかけが、たまたま麺活エリアの中野に「鯉のぼり」があると知ったから!。早速行ってみました。もう腹パンで死んでもいいと覚悟を決めて、大盛+ごはんも追加。やはり最後のごはん割が堪らんのです。実はそれが本当の狙いだったのかもしれない。


   



 それいしても店名からも分かるように、「広島東洋カープ」一色の店でして、店前のアピール感もすごいが、中は壁一面が真っ赤でして、ご店主は「16KURODA」の背番号つけたユニフォームでお出迎えです。辛さがつけ麺の場合は10段階、汁なしの場合は5段階。その10段階には、広島の名選手たちの名前が冠せられ・・・基本は「背番号3(3辛)衣笠」とのことです。となるとミスター赤ヘル山本浩二は8辛となるわけ。池谷(背番号11)は実におしいね!


   




   




タレ:「3辛で味わいキープ感覚!唐辛子感そこそこで、山椒のアピール感がザラザラ痺れで丁度良い!」


 汁なしの辛さ段階表示は選手ではなく、野球レベルとなっとります。3辛で「大リーグ」。じゃその上はというと「4辛監督」「5辛殿堂入り」という大雑把さ。大リーグっていうから相当辛いのだろうなと思いきや、実はそれほどでもなく、一番辛さと旨みがマッチしている最高バランスかも。なんとなく大リーグでいいような気もします。





 配膳の瞬間、久しぶりの対麺に身震いしそうになります。汁なし担担麺は比較的安いのが魅力的。この店では580円。具がコスト低く抑えられシンプルな構成でよいという費用構造によるからなのかもしれない。しかし汁なしと言っても、想像以上に汁がある。汁少な目にはった上に麺を投入したとうようなイメージ。なのでスープとして味を確かめることができますが、まるで「担担ソース」とうようなシャープな味わい。辣油のイメージもあるけど、唐辛子系のシャープさがピシーっとしていてキレがある。豚骨系の旨みも感じることが出来るくらいの常識的な範囲。なので油断してもうひとさじ味わうと、ジャリっとした感覚の直後にビリビリズドーンってな感じで痺れが広がる。マゾヒスティックと思われるかもしれないが、実に痺れで虐められるほどに旨しと思える自分がいる。四川系の味わいといいたい部分も多いが、やはり他の香辛料が和な感じがして、日本的というか広島的なシビカラ感覚だ。





 個人的には、「5(殿堂入り)」でも耐えられそうだと確信。なにせ経験値が違いますからこのメニューでは!。しかしそうは思えど後になってのお尻の痛さが不安だけど・・・・。個人的には辛さをアップして、ネギくささもアップすれば、いい塩梅になるかもと計算しています。次回訪問ではそれでいこう!







麺:「加水低めな極細ストレート角麺!汁の吸いこみもよくあっという間に汁なしに変化!」


 加水が低くてパツパツっぽい茹で上げ。広島系の汁なしでは「よく混ぜてください」とどこへ行っても必ず言われます。注意をするかのように広島流の常識を徹底しないと、本当の旨さがわからんということなのか。店によって違う部分もあるけど、わりと汁なしと言っても汁が多めです。そこへ低加水の麺を投入するわけだから麺が汁を吸う。つまり「よくかき混ぜる」とは「味わいがよく混ざる」以外にも、「よくよく混ぜ返して汁を存分に麺に吸わせる」ことも重要なわけです。なので広島流はしつこいほどに「よくかき混ぜて」「最低20回はまぜて」とか言ってくるのだろうなと・・・・個人的に解釈しております。最初、騙されてもいいやと思ってやってみたら、どんどんと汁は減っていき、本当の意味で汁なしが完成する。







 そして汁を吸い込んでも麺の風合いは生きます。パツパツとした麺が、クスクスっとした歯ごたえに変わり、挽肉を絡めながら旨みを含みます。奥歯で潰すと粉の風味と山椒と唐辛子系の旨みの一体感が、一気に昇華して鼻孔を駆け抜けるのが実に痛快!。それにしても大盛りは本当に大盛りでありました。写真ではそう見えないけど、2玉あったんじゃないかなと個人的には思ってます。




具他:「挽肉命!青ネギもザクザク!そこへご飯を投入!!〆として最高!」


 挽肉が命です!このメニューに至っては。動物感の旨みはこの挽肉に含ませ封じ込めてあるのです。この挽肉だけで飯が永遠に食い続けられるような気分なり。肉の脂分に辣油や山椒系の風味が吸い込まれて噛むと一気に吐き出される。そこに青ネギのザクザク感あるフレッシュな苦みが実に合うのだなー。しかしあまり食い過ぎて残りが少なくなっても困る。ごはんを投入する計算もせねば・・・。





 ごはんを一気に茶碗をひっくりかえして丼に投入。ここから一気に第二ステージ。第二の人生が始まります。早く食べたい衝動を抑えつつ、ここでもしつこくしつこくしつこく・・・かき回すかき回すかき回す。所詮私はしつこい男で粘着的な性格なのですから(こういう男でも結婚はできた)、こういう作業は苦にならない。そしていい感じで撹拌されて・・・・一息間をいれてから・・・・そして一気にレンゲだけでがっつく!





 ・・・・ここで記憶が消えております。気が付いたら丼はきれいすぎるほどに、空っぽになっていた。かつてガラ空きの南海戦大阪球場のように。またはガラ空きの平日デーゲーム阪急戦西宮球場のように。昔からどうもパ・リーグのマイナーさが共感を呼ぶというか・・・所詮私はそういう男。




 総じまして、「私の中ではこの旨さは・・・・助っ人外国人に例えるならホプキンス!打つだけでなく人間力高めてくれるー!」ってな感覚でしょうか。あ?あまりにも古すぎてわかりませんか?。昔の広島の外国人選手なんすー。応援の手拍子が印象的で「ほっぷきんすー」ってなリズム感だったろうか。さてこのホプキンスがもっと印象深いのは、野球しながら医者の夢すてきれんで、野球やめて勉強してすぐ医者になったことで、子供心にスゲーと思った。もともと医者の勉強しながら野球やってたんだっけ?記憶が不明瞭。今はどこかで医者で頑張っているのか、それとももうとっくに人生引退生活をエンジョイしているのか。なぜか今でも心に残ってて、広島東洋カープの外国人選手をみるたびに「ホプキンス元気かなー」って時々思い出してしまうのです。そんなことより、元巨人のトマソンを心配しろよ・・・てか(笑)。今は自分が心配です。こんなバカいつまでやっていくのかと(笑)。という懐かしい思い出を胸に詠います!。



   広島の
   今は懐かし
   ホプキンス



   猛勉重ねて
   整形外科医



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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