ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2668】 中華そば みたか (東京・三鷹) ラーメン大盛り

<やることいつもワンパターン・・・また「みたか」へ>


 所詮私はそんな男。・・・・やることワンパターン。単純。単細胞。思わぬことから「味噌ラーメンの沼」にハマってしまって、抜け出せずに楽しくもがいてた2017年2月。もはや味噌系を食うことが習慣化してしまい、何かキッカケが欲しいと悩んでいたのですが、結局てっとり早く、いつもの「中華そば みたか」へとやってまいりました。これにてスパッと味噌麺連食を切れると信じたい。この日は、外出移動と帰社してからのデスクワークが多くて、文字通りへろへろな状態。移動途中で一杯軽く駅そばを啜っただけで、ろくに昼飯も食えず・・・。ワーク中の空腹は、ハッピーターンでごまかしてしまいました。ハッピーターンの周りにある粉は・・ありゃ麻薬ですね。手が止まらなくなる中毒性が強いです。袋を開けだすとも止まらない。気が付くと食いつくしてしまい、ごみ箱には透明な個別方法の包み紙でワサワサっと山になって溢れている。ああ・・・オレこんなに食っちまったのかと愕然とします。








 そんな状態だったが、働き方改革とやら口実をつけて、、もうやっとれんと家に仕事を持ち帰ることとし、最寄の駅の「みたか」で食うわけね。でもやはり来て良かった。「みたか」は平日夜がいい。ぽつぽつと客が出入りし混まず空かずで丁度よい。そして接客笑顔のお手本のような店主とその弟子たちのお出迎えが、ハートフルで暑苦しくない。昨年初あたりから対象も弟子に麺場を譲るなど後進育成も順調で、たまに見せるコーチングもなかなかのものです。最近ここでは「油そば」続きだったので、今回は久しぶりにデフォルトの「ラーメン」とさせてもらいました。そして大盛りね!。












汁:「ライトな味わいに気軽さと優しさ、そして馴染み深さ・・・そして店を移すような安堵感」


 見た目は確かに安いラーメンっぽい。それがまたここ「みたか」ではそそるのだが、私も最初は半信半疑で食ったのを覚えています。デフォルト450円、大盛りで500円。作る過程も丸見えで、化学の白い粉も丸出しです。しかし醤油ダレだけは、秘蔵感たたえるように大切に扱っているのが印象的で、いわば魔法の醤油ダレ。チャーシューや竹の子(ここではメンマをそう呼ぶ)に、ささっとかけるだけで、最適なビールのアテになるという代物です。その醤油ダレをベーススープで薄めるだけ。なのだがそれが実にハマるー!。








 醤油ダレの香ばしさとまろやかさが、生き生きとしている一方、とても醤油感覚は薄い。そこに豚や鶏のあっさりスープのコクが響き渡るのだが、それがとても大衆的でかえって安堵感を与えるといった味風景か。そして葉野菜から滲むと思われる野菜エキスが優しく広がり、仕上げに調味料の塩気がキリリと決まっている。動物感もライト。チャーシュー肉のスカスカを見るとそれがいかにスープのエキスに貢献できてるかがよくわかります。







 大雑把なようで繊細なところもある。薬味ネギは極細微塵と小口切りの二種を段階に分けて投入。たったこれだけなのだが、サイズの違った薬味ネギが、麺にランダムに貼りついたり、スープに漂って風味を与えるなど、ネギの香味をよく演出されとります。このネギも醤油ダレとよく馴染んでいろいろなトッピングには重宝。特に油そばでのそれは絶品です。













麺:「蕎麦ライクのようであり、モチモチさも忘れない独自性が堪らん!」


 まるで和蕎麦の風貌です。この麺に似たものもめったに見かけない。特に大衆系の店だと皆無なのではと思うほど。名店の限定などでは蕎麦っぽい麺はあるけど・・・。ここでは茹で方も指定かのうです。カタメではとても風味を感じる一方、表面のザラツキを楽しむのも一興。それでいて当然だけど和蕎麦ではないわけだから、ラーメン感覚があるという不可思議さが旨い。






 しかし見栄え通りかと言えば真逆な一面もあって、意外とモチモチな特徴も感じさせます。得に汁を吸い込んでからの弾力ははっきりとしていて、ライトなスープだからこそ風合いも生き生きと感じられるというもの。啜りも楽しい。時折感じ方に変化があって、すごく抵抗感があったり滑らかだったり。過去のレビューを見直すといろいろ変化、矛盾が感じられますが・・・・食う方はじつに曖昧で不確かなものかと思い知らされます。スープの魅力もありますが、「みたか」はこの麺も唯一無二なパワーを感じます。







具:「この割り切りの良さが、らしいと言えばらしい・・・」


 特別な一枚ではありません。小さいこれ一枚だけです。時々二枚になったりします(笑)。チャーシューではなく、この店では「豚」と呼ばれています。ところがこれをお土産で持ち帰る人がじつに多い。自宅でも作れそうにも思うのだが・・・・。その秘密を知りたければ、この店で「豚とビ―ル」と一回コールするといいです。醤油ダレとこんもりとネギがふりかかったものが出てきて、これをつまみ食うとまるで箸が止まらなくなります。それはまるで私とハッピーターンの関係のように・・・・。好きなものには執着して止まらない・・・・所詮私はそんな男。













 総じまして、「日本一居心地のよいワンコインらーめん」と言う極めて個人的主観でまとめてごめんちゃい。本当はビールと一緒といきたかったのだが、まだ仕事が家でのこってるし、日付が変わるまでに資料仕上げてメールしないといけないからねー。そんなやさぐれ気分には丁度こういう一杯が合っていた次第です。やさぐれが少しだけ解れたところで・・・ちょろっと詠います!



   わが会社
   働き方も
   改革し



   家でも仕事
   そんなの前から



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


 PS このレビュー仕上げたのは日付変わった平日深夜・・・・逆に寝れなくなったのでね(苦笑)




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