<「今宵の酒」を昼間からいただくナイスな週末ラーメン活動ー^^>
少し短い年末年始の休暇はドタバタしてしまい、休み明けから唐突に事故的な業務トラブルに見舞われて、訳のわからん人間関係にも付き合わされ・・・・やっとたどり着いた週末休日であります。昼前まで布団の中でウダウダと過ごしてしまいました。目が覚めたら、家族は予定通りの外出で私はお留守番。しゃぁねー・・・近場でいいもん食おうということで、やってきたのが「麺屋 さくら井」さんです。大手ラーメンSNSでこの店の初レビュアーとなってから(へへ!)、すっかり放置してしまいましたが、ようやく二度目の訪問。徐々に回数を増やして行くつもりなので、まずは未食の「煮干らぁ麺」をいただきましょう。替え玉にも興味がありましたが、モヤモヤ気分を吹き飛ばすために、「今宵の酒」というメニューボタンをプッシュ。昼から今宵気分で・・・・行き過ぎた正月をまだ惜しむか昼酒じゃー(今年は荒れてます:笑)。
純米酒緑川:「ズドンとくるより淡麗系なキレが印象的!」
前回訪問時にも、飲んでますね確か。今回は違う酒ということで「緑川」という銘柄をチョイスしました。説明によると新潟のお酒だそうです。私は日本酒には明るくないので、色々あるとなんでも吟醸酒を頼んでしまう。なんだか純米酒の甘さのずっしり感よりも、スッキリとか辛口とかキレとか・・・そんな文句に振り回されてます。それにしても、このMAXな注ぎ方は何よ(爆)。表面張力の限界を突破しすぎて溢れとる。昼間っから嬉しすぎる対応に泣けてくるほど。実はこうなる前も少し溢れてて、私の店に来たからの緊張感というATフィールドは、あっさりと助手君に破られてしまいました。
ですが純米酒も良いものです^^。こういう淡麗系なスッキリ感ってのもあるんですねー。日頃は、中央線沿線の「中華食堂 一番館」各店舗で100円ハイボールをあおってばかりいる。私の肝臓はもうヘトヘトのはず。だけど今回だけは、良い受け止めをしてくれそうです。混んでるとでなかなか配膳が進まなのにイラつきを覚える私ですが、今回だけはゆっくりゆっくりーーーと、余裕を持って配膳を待つことができました。
汁:「煮干のシッカリとした香ばしさを引き立てながら、然りとて茶漬けもような軽やかさ!」
昼酒の酔いは回るのが早くない?。そんな気分で麺顔の写真を撮ったけど、いきなりピンボケで構図もメチャクチャ。できる限りアプリで修正を施した写真がこんな感じです。伝わりにくいかな・・・。表面にはニボのエキスと思われる銀鱗のような粉瘤が浮いて漂っており、ニボっとした苦味のシャープさを予感させる麺顔。玉ねぎも微塵サイズが大きめでしっかりした煮干しの苦味を受け止める準備をしているようにも見える。そんな気分でスープをレンゲでひと啜り。
すると意外にも軽やかな味わいに、ちょっと驚くかも。煮干しのしっかりとした香りと味わいは残っている。甘みよりも苦味があるような印象なのだけど、では苦味をもっと味わおうとすると、その苦味の影しか見当たらないようなフィーリング。それでいて煮干しの香ばしさはしっかりと伝わり、岩のりの風合いと混じり合うと春の海のような柔らかい磯感覚が、じわじわっと口の中で広がるイメージ。
アニマルオフのような徹底した淡麗さでもない気がします。豊かで食べやすいベースストックの感じもしますし、しっかり煮干しなのにサラサラと抵抗なく食えるライトさも素敵。そう、このスープ感はしっかり煮干しを、まるで茶漬け感覚でさらさらっと食えるような感じなのです。香味油が強すぎることもないので、よりそう思えるのかもです。この煮干しは、毎日でも食える、飽きない気がしそう。そんな時間も金もないけれど、常連はつかめそうな勢いを感じます。
麺:「パツッとし過ぎないナイスな歯ごたえはスープとバランスGOOD!そんな三河屋製麺」
ともあれ、関東らしい苦味系香ばしさを感じる煮干しなら、パッツパツの密度が高く加水は低めストレート細麺を意識してしまう。麺箱を見ると「三河屋製麺」の文字あり。そんな気分で麺をひと啜りして前歯で千切る。するとそんな予想が外れた訳でもないのだけど、もう少し柔らかさとか余裕を持った印象が残ります。しかし、それがまた良い。スープとのバランスを考えれば、この程度の緩いパツパツ感でいい。奥歯でプレスした後のグルテン風味もしっかりしていつつ、汁とのなじみも大変よろしいようで。
時間の経過で汁を吸いだしますが、結構早く吸い込みだします。この店では中盛り・大盛りもやってくれますが、煮干についてだけ替え玉対応してくれます。味付きなのでそのままでも食えるってやつですね。やはり煮干しなら替え玉タイプの方がいいかも。麺は少し伸びた方がうまいかも?という感じもしますが、ニボっとした伸びは、少し自分のイメージには合わないかもだから・・・・。こちらは定点観測を続けるつもりだから、近いうちに追加レビューで味わいを報告したいです。
具:「レアチャーは文句なしの出来栄え! 酒が進む!」
なかなかレアの部分が多そうですが、大丈夫。レアチャーシューを食うときだけ、私の脳裏では自分がライオン気分になるのですが、そんなワイルド感とは対極的に、上品な塩気と肉味です。もちもちっとした弾力と溶け出す脂身の甘さがたまりません。それを残った純米緑川で洗い流す。至福ですー。味付け替え玉と、日本酒と、レアチャーシューがあれば、地球は平和に自転し続ける・・・。そんなことを思っていた私は、昼間の酒が相当回っていたようです。
総じまして、「軽やかさと重厚さを併せ持つ上澄みのような上質煮干」と言う感覚でしょうか?。うまいです、この店。すでに行列店でして、地元西久保近隣の住人たちにも知れ渡ってるらしい。近くに住む親戚がそう申しておりました。店を出る頃には、行列がさらに伸びていて、L字になって奥路地へと折り曲がってる状況。うう、嬉しい限りだが、通いづらくなる一方だね(笑)。うまいものはみんなで食べよう。この後天気がよかったので、ちょっと遠回りの散歩をして自宅へ・・・・。運動不足も手伝って、昼寝してしまった(爆)。食って寝ているときだけ、嫌なことも忘れて平和になれる。また明日も何かうまいものを見つけねば。ということで、だらだらした気分で詠います!。
疲れ切る
年初ドタバタ
ひと休み
正月過ぎても
昼酒あおる
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
- 作者: 土屋正忠
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2004/08/01
- メディア: 単行本
- クリック: 23回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
これでいいのか東京都武蔵野市三鷹市 (日本の特別地域特別編集)
- 作者: 鈴木士郎
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2012/10/30
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
政策としてのコミュニティ:武蔵野市にみる市民と行政のパートナーシップ
- 作者: 高田昭彦
- 出版社/メーカー: 風間書房
- 発売日: 2016/03/31
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
公助・共助・自助のちから―武蔵野市からの発信 (成蹊大学人文叢書)
- 作者: 成蹊大学文学部学会
- 出版社/メーカー: 風間書房
- 発売日: 2006/05/31
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (5件) を見る