「鳥貴族」「豊後高田どり酒場」・・・とくれば、「鳥二郎」をレビューアップせねば、バランスが取れません。会社帰りに歌舞伎町店へ行くのが便利なのでしょうが、今回はお買い物ついでに、開店早々に「吉祥寺店」へと突撃してみました。もう勝手知ったるメニュー構成です。
ちなみに少し3つのチェーン店を整理しておきましょう。いつも私が頼むものを比較すると以下の通りです。
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鳥貴族
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豊後高田どり酒場
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鳥二郎
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新ジャンル
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◎金麦(サントリー)
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のどごし(キリン)
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クリアアサヒ(アサヒ)
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キャベツ盛
量
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ポン酢ドレッシング
中程度
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◎塩ダレ
中より少なめ?
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シソドレッシング
とても多め
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焼鳥
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◎肉が中程度
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肉が大きめ
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肉がやや小さめ
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ラーメン
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濃厚魚介豚骨他
(シーズン制)
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◎野菜タンメン
濃厚鶏白湯
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鶏白湯
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価格
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298円均一
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280円均一
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◎270円均一
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それぞれ一長一短がありますので、それぞれでご判断ですが、個人的に◎印で好みを付けて見ました。因みに、焼鳥屋だったら「新ジャンルビール」も旨い!と思えるから、気分で使い分けても良いかと思います。
こちら「鳥二郎」さんは、そう言えば鳥貴族と訴訟になって和解したんでしたっけ?。改めて看板を眺めると、黄色より赤の方が面積が多くなっているんですね。京阪神エリアをメインに支店を展開しているブランドですが、サッポロではなくて「アサヒ」何ですかね。クリアアサヒもたまに「プライムリッチ」を自宅で飲む程度です。
キャベツは、こちらもお代わり自由。こちらの味付けは「シソドレッシング」みたいです。最初は梅?と勘違いしてしまいました。やはり競合と同じことはしないのですねー。因みにキャベツの量は一回でとても多めでした。お代わりせずとも十分。キャベツは、支店毎の管理状況や、シーズンにもよりますので、流動的で判断するのは危ういかも・・・。鳥二郎のキャベツを食い切るには、少し顎が疲れました。
焼き鳥はやや粒が他と比べると小さめに感じますが、限定串ってのがあって、とても長ーーーーくて食べ応えがあるのがポイント。しかし数量限定だったりするので、いつもあるとは限りません。私は、キャベツ盛一杯で腹が膨れすぎて、今回は限定を遠慮しました。
さて本題の「鶏白湯ラーメン」です。こちらもハーフサイズで、〆に食うようにラインナップされております。鳥専門だから鶏白湯一本勝負。わかりやすいです。
まあセンターキッチン製とはわかり切っているものの、丁寧に味わい始めますとサラサラのようで、結構濃く深い味わいがナイスですよ。しかも塩味ベースが鳥の淡いコラーゲンとよくマッチしています。そこにとても工夫がされていると思うのは「薬味」です。大葉の千切りに、ブラックペッパーをのせている。これが両方とも鶏白湯に爆発的な威力を与えており、ブラックペッパーが鳥コクと結びついて洋風に持って行こうとすれば、大葉が滲んで和風へと引き寄せようとするんです。そしてベースは中華風だったりして・・・、まるで複雑な現在の朝鮮半島情勢を写し取っているかのようです(いや、大葉のくだりは違うな)。なんだったら、余った汁でご飯を入れて雑炊にして食いたいくらい。
肉は、鶏肉のささみでありましょうか。これがまた、大葉とブラックペッパーの真下にあって、味と風味の影響を受けておるのです。だから旨い。少ししかないけどー。
麺は、まあ多くを語らずとも、そこそこ一定感があって、酔いの気分にはちょうど良いです。角麺できっぱりしたストレート麺。茹で上げ的にはアルデンテは遠に超えており、やや柔らかめでありながらダレた感じはありません。むしろ鶏白湯を吸い込もうとしている気がして、バランスが良いでしょう。スパスパ&クチクチと千切れ潰れるのも、とてもリズミカル。すする感じはライトで一気に吸引できます。
ま、そんな感じで一気に「焼鳥チェーン店の〆ラーメン」を並べて見ましたが、本音としてはどれも甲乙付けがたく。ラーメン専門店と比べられませんが、実にメニューにあって嬉しい限り。堪能できてホッとしてる・・・。次回以降は、ラーメン抜きで、ちゃんと焼鳥と対峙してゆくつもりですー。そんなわけでさらっと詠って今回は簡単に締めます。
抱え込む
仕事理不尽
傍に
置いて気を抜く
鳥二郎ナウ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!