【東京都内で格安「もやしそば」ならここ!シリーズ その7】
<我が家のような居心地の良さか!?晩酌の似合う店>
また高円寺に舞い戻ってきた晩飯時です。だんだん歳をとってくると何でも煩わしくなってくる。新宿が煩わしくなり中野へ。中野が煩わしくなり高円寺へ。今はそんな段階です。この調子だと最終的には、高尾か青梅になる予定。そうは言っても高円寺はかなり面白いので長く止まりたいです。まず街中華が多いよね!、そして安くて気楽。つい先日、あまりにもラーメンが安いのでワンコインラーメンを訪ね歩いたばかりですが、今回もその時に辿ったある一軒を、再訪問させていただきました。それが「七面鳥」さんです。前回は昼間に訪問して「飲み屋のような街中華だな」と感じ入ったので、今回は夜に訪問してみました。本当は風邪を引いたままで、おかゆでも啜るべきなんでしょうが、温かいもやしそばなら、体も心も癒されるかなと思った流れです・・・・。
古着屋さん 1 特集:聖地・高円寺を行くー。 (ワールド・ムック 810)
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それにしても、ここが好きなのは「お通し」が必ずつくと言うところ。ワンコインラーメンを食っても、丁重にお通しですよ・・・頭がさがる。今回は、いつもの「沢庵と胡瓜浅漬け」にさらに「ひじきと大豆の煮付け」が付きます。くどいですがこれらサービスです。
常連らしきお客は、皆さん晩酌をしにやってきて、ついでに晩飯を食うと言う流れです。店に入るなり向かって左側の冷蔵庫から勝手に瓶ビールを取り出し、栓抜きして、座る位置に持ってくると言うスタイル。まるで自分の家の冷蔵庫気分です。これがまた居心地良さそうな気分にさせますよ、きっと。ちくしょー、早く風邪治してビールをあおりたい!
<非餡掛けで野菜炒めに近いモヤシ炒め!汁が十分染み込みうまし!>
今日も家族経営スタイルで小気味よく丁寧な接客が嬉しい。座った位置から厨房が隙間から見えましたが、老齢な大将が元気よく大きな中華鍋をふるっておいでです。勢いよく炎が立ち上り、ふるった鍋からもやしたちが踊り狂うのが見えまして、「ああ、ワシのもやしが弾けてる!」と心の中で動揺します。予想はビンゴでして、中華鍋から麺丼に着地したそれは、意外に盛り上がるかと思いきや汁に沈んで登場です。それがこの麺顔。
写真では伝わりにくいけど、もやし達も多いが汁が多い。普通のラーメンかと思うほど穏やかな醤油ブラウンのスープに油の輪があちこちに細かく浮いております。もやし炒めはちょこっと、南太平洋のラグーンのようにスープ表面から突き出し、丼全体がボラボラ島の様相です。今回は、餡掛けスタイルではないようです。やはり東京でも城南エリアから、城西エリアに移動しただけでも、もやしそばのスタイルは変わるものなのでしょうかー。
さてそのもやし炒めですが・・・意外に味が染みています。スープの味わいをほのかに含んでいるようです。もやしだけをシャキシャキといただくと、淡い甘みと清涼感が漂うのですが、汁を吸い込んだ旨味がいつもより濃ゆいように思えるのは錯覚か?。餡と絡んでそう言う深みがあるならわかる気がするものの・・・汁と一緒に炒め煮たような印象を覚えてしまいました。
また嬉しいことに、もやし以外にニラ・人参・薬味ねぎが多めに入っていて、これで玉ねぎがあったら完璧だったかもしれません。野菜の甘みがしっかりと感じ取れると言うのはすごいね。
<ちぃと柔目の多加水麺!もっちり度合い低く、汁吸ってうましな感覚>
そうそう思い出した。こちらの麺は加水が高めで、ダレてはいないがモチモチ系で柔らかめな麺なのです。その反発が明るめなので、もやしのシャキシャキ感とは歯ごたえの和音がずれるようなイメージがあるかも・・・。しかし、こちらももやしと同様に、汁を吸い込むイメージが強くて、単体でズボボボボボボーーーっとすすりあげたりすると、とてもライトで駆け抜ける。さらにスパスパと千切ったあとは、淡いモチモチと煮出しを感じながら食うことができるイメージです。
でも麺ともやしをセパレートで食うのは、どこか勿体無い気がして、結局いつものようにいっしょくたにしてワシワシハグハグと食い進めることになるのですが。
<豚骨の煮出しと塩気がキリリ!野菜の甘さと自家製辣油のコントラストでピント合う味わい!>
こちらのスープは、個人的な直感では豚骨の煮出しが決めてなのだろうと言う感覚です。白濁系の豚骨ではなくて、清湯系のまま強く煮出したようなイメージかも。だから塩気とよく結びつく反応をして、特には独特の風味を感じるかもしれません。ですがそれがクセになる。調味料の塩気と相まってなかなか、薄味のようでしっかりとした味付けになっとります。もやし等の野菜の甘みエキスもより一体感を高めてくれますし、醤油がいい感じでまとめている。タンメンよりはもやしそばが好きなオレかもしれません。
食い進めていくと、店のお兄さんが自家製辣油を差し出してくれました。ちょっと試しでやってみたけど、一気に辛くなるわけでなく、ご飯に合いそうな辛味を演出してくれたかも。これは、味のバランス壊さないのでいいです。小さじ一杯程度がベストかと。
総じまして、「高円寺住民のディープな共有ダイニング!ハートフルでライトなもやしそば!」と言う感覚かしらん!。ここは使用感がある白木で大きなカウンターの存在感がとてもいい。このカウンターの上なら、どんな一杯や料理でも一段上をいくうまさとなるかと思うほどです。見知らぬ老若男女が膝擦り合わせてそれぞれでくらう・・・・。最近の若い女性はこう言う場所にも、気兼ねなく一人晩飯晩酌してるのもあって、非常に心地よいのだと証明しているようです。ここは通います。順次レビューアップしますー。と言うことで、早く寝て風邪を治しましょう。とっとと詠ってもう寝ますー。
疲れ果て
長引く風邪で
やるせなく
暖簾くぐれば
癒しの空間
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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