ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2416】 らーめん凌駕 (東京・大岡山) 大勝軒らーめん・中盛り

<学生たちに大人気の定期的イベント麺>


 何も成果が見出せないまま、8月が過ぎ去ってしまいました。月が変わって焦るばかりです。そのくせほくそ笑む出来事があり、そういうものにはすぐに反応をしてしまう私はバカです。オフィスから出先に向かう時、ちょうど大岡山を経由する必要があり、「毎月1日」「大岡山」というと、『らーめん凌駕の大勝軒らーめんの日』なのです。いつもタイミングが悪かったり、忘れたりして逃し続けていた課題麺をようやくゲットできました。どうせ混むだろうから、ちょうどランチピークと外れるわーと思って安心してたら、そこそこ混んでおりました。外待ち2名に連結です。








 客は私以外全員が学生さんたちばかり。3人から4人で連んで楽しそうにお食事されてます。ええなー青春とらーめんって。普通に見えるけど、この人ら、みんな東工大やで、かしこやでー。と受験コンプレックスがこの歳になっても感じてしまいます。今回は、基本的な「大勝軒らーめん」にさせてもらいましたが、店主に勧められて中盛りとしました。他の学生さんたちは、全員つけめん。しかも特製とか特盛とかのオンパレード。若い方の可能性と健常な胃袋がやけに眩しく思いますー。












【じっとりとカエシと風味を感じる醤油ダレ!鶏白湯ベースの滑らかなスープ感に微かな甘み】


 店の表に、山岸御大とのツーショット写真が飾られている。そのご店主がとても快活に厨房からお声がけいただき、店内に誘導です。一方他のスタフさんは、寡黙に仕事をするタイプみたい。学生さんばかりのカウンターに、クールビズおやじの私が一人だけねじ込むように座ります。オレが会話の邪魔になる位置なんだろうけど、許せ学生諸君。オレも同じ腹ペコ野郎なのだから。つけめんの時間がかかる中を、少し待ちましたが、それでも10分少々で配膳が完了です。そしてその麺顔は・・・・・、どちらかというと大勝軒オマージュなれど、自己解釈が滲み混みます。







 スープは、東池袋大勝軒系の軽い茶濁をした豚魚のように見えますが、微妙に滑らかさが細かいようなイメージ。実は、券売機の上にある張り紙では、この日は「鶏白湯」だと謳っています。そう、正式には鶏白湯魚介という構成なのです。このいうな構成の変化は、毎回変化しているのかは不明なんですが、今回はこれ。確かに味わうと、鶏系のコラーゲンをじんわりと感じる仕上がり。そこに溜まった鶏骨の髄っぽい粉が溜まってますし、なかなかのこってり感。しかしモミジなどの濃厚なコラーゲン感はさほどなくて、重くなくてスルスルと飲み干せる動物感です。そして腹持ちの良さも感じるエキス感もキープされていて、これはこれで大満足。








 また、魚介があまり主張しないところも、今回はいいバランスだったのかも。ほのかな甘みがある程度で、それで良いです。それよりも感じたのは、醤油ダレの主張。これが全体的に引き締まった印象を与えて、かつ食欲もますという感じか。醤油ダレのカエシが結構効いていて、塩気を感じさせますが、鶏白湯のエキス感で円やかなエッジに仕上がります。しかも醤油の味わいも感じさせるほどの風合いで、少し後で喉の渇きを誘うかも。鶏白湯で円やかに仕上げるところを醤油ダレでキリリと引き締まったような味わいです。







 全体的には、鶏白湯コク>醤油ダレ>>>>>魚介???甘みと言う構成。もっと刺激が欲しい方は、テーブルセットとして、赤唐辛子がたっぷりと用意されてますので、おためしあれ。







大勝軒と謳いつつ平打ちのピロった麺のオリジナリティもナイスなコンビネーション!】


 この麺で、おお?大勝軒??と不可思議な気持ちになり、また楽しみを覚えます。隣の学生さんたちは、つけ麺なのですが、ああ大勝軒らしいよねと言う丸い中太なウネウネ麺。しかし汁系は一転して、平打ちでピロっとした麺です。ちなみにデフォルトで200g。中盛り対応で250gとのこと。麺量としては、個人的には一番適量のサイズ感です。








 幅は一応落ち着いた均一性がある感じですが、ウネリと捩れが強いようです。加水は多いタイプと思いますが、カッチリと引き締まったような・・・潰し混みの強さを感じて、そこに練り水の個性を多少感じたりします。前歯を当てて力を込めると、クツクツっとした明確な歯ごたえがあり、なかなかの好みです。これなら、つけ麺でも相性が良さそうにも思える。奥歯で束になったところをプレスすると、ちょっとしたフィットチーネ感覚の固めの低反発感が、麺の風味を誘います。







 これがまた、スープとよく絡む!。吸い込むとか、染み込むというより、コーティングされたかのように、スープに絡むという感じ。なので勢いよくすすい上げ過ぎるとハネるので要注意です。また、内頬や舌触りのタッチがボコボコと感じられるすすり感。これもまた、平打ちでピロピロの良いところですね。こういうの大好きなんです。







【かじりつく肉感覚アリアリで深い染み込みも感じるデカデカチャーシュー】


 これは大勝軒というより、オリジナリティ感じるタイプです。煮豚というタイプ。個人的な大勝軒イメージとも違うけど、これはこれで大歓迎。久しぶりに憎らしい歯ごたえを感じるし、それでいて繊維に沿って気持ちよくほぐれる。ロースがいい感じでタレ染み込みがあり、そしてそこには甘みがある。塩気と塩気のぶつかり合いにならないので、程よい箸休めにもなりうるー。







 そして、意外なほどに美味かったのは、メンマ。何気ないんだけど、油が絡まっているようで異様に箸が進むし、酒にもご飯にも合うかもしれない。メンママシがあったらいいのになー、なんて。









 総じまして、「見栄えオマージュで中身はオリジナリティ満載な大勝軒!」と言うそのまんまの感想で、今回もごめんちゃい。大勝軒って感覚であまり食わなかったけど、普通に旨かったので大満足。ここでは以前小ラーメンを食ったはずなんですけど、私としてはレビュー漏れしていた様子。はたまた、裏の力で削除されたか!?^o^。まあ、そのうちもう一度Jインスパイアは、食べることとして、この後アポの場所へと急ぎました。まだまだ暑いけど、日陰や風が吹けば少し過ごしやすくなってきた。秋の虫も少しづつ鳴き出した。早い事仕事の成果出さなきゃー。と焦る9月の始まりです。ということで・・・なので詠います!



   夏バテも
   月が変わって
   気を締めて



   サクッと契機に
   イベント拉麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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