ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2407】 蓮爾 新町一丁目店 (東京・駒沢大学) 小ラーメン 〜麺の無骨さを何時までも忘れないだろうー記憶に残るインスパイア!

<殺伐感が久しぶりに気持ち良いwww>


 徹夜明けに、武蔵浦和で朝ラーメン(油そば)食って・・・・、家に一旦帰って着替えとシャワー。ウトウトと仮眠をとって元気復活(のはず)!。実は急遽・・・実行すべきプランが飛び込んで来まして、「突然朋有遠方より来る」と言うこと。そこで、昼過ぎからキーパーソンと渋谷で待ち合わせです。しかし時間があまりない中、何かやらかさないと気が済みません。そのキーパーソンの趣向は良く存じ上げておりまして・・・・「関東で直系かJインスパイアを食わせろ」と無言の圧力!。ならば仰せに従って、田園都市線に乗って駒沢大学駅まで。狙うは「蓮爾」。






 近年、Jインスパアが関西にも流布していようとも、この麺なれば上京の土産話になりましょう。と言うことで事前に氏にはご案内差し上げましたが、そのキーパーソン殿のご注文はなんと「ミニラーメン」!。事前にLINEで体調万全らしきことを宣っておられたのに、強がりだったのですね・・・・。聞けば前夜のお付き合いの酒が残ってたとか。そんな戯言無視して、私は食べたいものを食いますよ!。最近、J系から遠のいておりましたので、様子見もあって「小ラーメン」とさせていただきました。







 本音としては、この店の「剛麺」と「殺伐とした緊張感」を奴に味合わせたかった・・・・。











【醤油系で軽くオイリー!調味料と塩気の立ち具合が・・・・剛麺の風合いに凄く合いまするー】


 BGMも何の息抜き的音のない空間で、食券を渡してコールを促されるまで、無言の連続です。私は久しぶりのJ系で、この頃胃の調子が悪かったものですから、いささか緊張を覚えます。移転前にはミニラーメンで物足りなさを覚えましたので、今回は調子ぶっこいたのが良かったのか悪かったのか・・・・。悩んでいるとコールを促され、ヘタレな私は「ニンニク・・・・」のみと小声で伝えたのみです。






 さてその麺顔。改めて写真で見ると迫力が伝わらないのですが、豚の艶やかさと、奥に潜む麺のワイルドさ、そしてスープの醤油ブラウンとオイリーな風合いが、ググッとアピールして来るようです。これは旨そう!。いきなり天地替えしして、ニンニクをできるだけ満遍なくかき回して、いざ実食!。スープについて言えば、なかなかの醤二郎タイプのスープがキッチリしていて、感覚としては、「カラメ」なフィーリング。カエシの塩気と、調味料のエッジ感覚が見事に交錯いたします。そしてニンニクが香味とジリジリ感が上乗せされたような味わい。ああ・・・久しぶりだと余計にうまく感じる。







 全体的に意外に汁が少なめ。食べ進めると麺の風味が多少にじみ出るところもあって、塩気がぼやける代わりに、麺の風合いが移り濁りと飲みやすさを誘います。これなら十分飲み干せるなと言うことでやってしまう・・・・。それで後から大変なことになるのですが、お腹が大変びっくりした次第(汗)。







【これぞまさしく剛麺!固めでヌガーなグッチリとした歯ごたえ!明確に芯を感じて相当な密度感は比類なしか??】


 うう!まさしく粉を食っているような質感がたまりません!。まさしく剛麺というやつで、ウネウネした平打ち麺は、縮れと言うより「捩れ」がとても強く、不規則な幅がとてもナチュラル感を感じます。食むとその麺の密度感がすごい。まさに、日清製粉オーションを固めた!という感覚があって、まるでヌガーを噛み潰しているかのような顎の力を要求されます。






 これほどまでに、粉感を味わうハードさはなかなかないね!。よくこう言う麺で引き合いに出されるのは、府中二郎なんだけど、どちらがハードなんでしょうね・・・。府中二郎もかなり訪問していないから、これは比較参考のためにいかねばならなくなってくる(笑)。とにかく、前歯で千切った断面を視認すると、はっきりと粉の白い部分があって、まるで「これぞ麺の芯!」という見本のようです。直系でする固めコールの比ではありませぬな・・・・。







 食い切って店を出てから、一緒に訪問した友人に乾燥をお尋ねすると、「麺が美味かったわ!」とのことで、案内役としては面目躍如。







【麺に埋没するヤサイたち、脂と肉質の特徴アピールのナイスな豚たち】


 麺にどうしても気が入ってしまうけど、ヤサイはどうだったかというと実はあまり覚えていない。印象が薄い?記憶が埋没してしまった?という感じだが、正直言って麺に埋没してしまったか・・・という印象。剛麺と剛麺の隙間に入り込んでザクザクとした歯ごたえが感じ取れなかったか、印象が残らなかったかという感じ。だから麺のハードさにビビって「ヤサイ(まし)」にはしなかったけど、ここは恐れずヤサイコールをすべしなのだなと、再認識しました。






 一方の豚はなかなかの質感。ちゃんと「脂身の多い」部分と、「スカスカっぽい肉」と二種別れたものが一枚づつ。脂の多いやつは、 ちゃんと皮に近い部分が残っている感じで、表面が飴色に輝く感じ。皮下脂肪が豊かでサクッと歯ぎれしつつ、舌の熱で徐々に解けて甘みを発する感じ。剛麺を食っている中のちょうど箸休めになる。またスカッとした部位は、スポンジのように柔らかく、スープを適度に吸い込んでむしろジューシーな味わいとして楽しめるかと。この点も友人はお気に入りいただけて何より何より・・・・。







 総じまして、「麺の無骨さを何時までも忘れないだろうー記憶に残るインスパイア!」と言う感覚でしょうか?。いやー、以前移転前に食ったはずなんですが、改めてその剛麺ぶりには度肝を抜かれます。そして感動も。今回ご案内したキーパーソン殿も満足しておられてたご様子で、何より何より。この後そのお方とは、コーヒー飲みながら雑談したり、映画を見たり、歌ったり、飲んだりして相当旧交を温めさせてもらいました。何度も温めすぎて火照りすぎるのですが(笑)。また来るか?と問われると、当然とお答えしますが、登戸店にも是非行ってみたいという感じかな。この麺はいつもどこかで気になる質感かと。それをまた求めてしまうのでしょうね・・・。と言うことで、なので詠います!



   疲れても
   友につられて
   ガッツリと



   意識は確かか
   OK寸前



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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実はこの後、うだうだと・・・・歌ったり、飲んだり・・・・映画見たりして別れた。お互いお疲れ様。もう自宅に帰ってから速攻で爆睡でした(笑)。

   


   


君の名は。 (角川つばさ文庫)

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