ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2313】 のスた 凛本店 (東京・大井町) 塩・細麺 〜まさに凛とした突き抜け感ある塩生姜ダレ!

<ようやく追随〜 殺伐さ霧散でナイス!>


 先日、凛渋谷店にて「カレー」を食い損ねたので、こうなったら意地で本店へ突撃!・・・と思っていたら券売機のカレーボタンには「赤い点滅」が。しばらくカレーは中止なのでしょうか。これから夏だというのに非常に残念であります。








 さてそんな感じで「塩・細麺」として頭を切り替えます。数年前、まだ駅の反対側で営業していた・・・のスたの細麺部門「ラ・ズンバ」が懐かしいですな。それ以来ですから数えると4年ぶりくらいでしょうか? 確か男くさい店構えと雰囲気で、多少殺伐とした雰囲気を微妙に覚えているんですが、味のほうは「旨かったはず」という記憶しかなく、どこか気分的には初めて食うような新鮮な気持ちです。







 それにしても階段が急だ・・・降りるとき踏み外すと死にそうなので気をつけましょう。2階の店舗で満席だったら速やかにこの階段か踊り場で待つことになります。食い終わり客が店から出ようとも、「どうぞ」という言葉をまってから入店です。アメリカの古いロックがガンガンと鳴っておりますが、これもまた男くささを感じるけど、以前とは随分と違う印象。個人的にはナイス。そういえば、大阪難波の「のスた」には、シャアの赤ザクのデカいモデルがあったっけ。なかなか店毎に統一感がなくて楽しいかもね。








【塩気と生姜のエッジが効いてて痛快!鶏豚?エキスも豊潤で旨し!】


 食券を渡すと、お姉さんに「ニンニクいれますか?」と問われます。外出ついでに寄った昼飯なので、まだ午後も回るとこあるので、今回は、苦し紛れにニンニクなしを伝えます。仏作って魂入れず?少しだけとでも言えば良かったと、この時点ではウジウジしていた私でした。しかし、ほぼ他客も「塩」ばかり。それほど塩で有名だったのかと、私の不勉強さがあったものの、自分も食えて少しラッキー。そして3人分が一気に生産されて配膳が完了します。







 見映えは「少し多めでハードな清湯塩」というイメージで、Jインスパイアの店とは少し感じませんが、スープをひとすすりすると旨さの興奮で震える。一口目から「生姜のじわじわーっとるような・・・・キッパリしている香りがナイス!」と心の中で小躍りですよ! 生姜好きならたまらない、ニンニク入れても良かったがパンチを十二分に感じ取れるので嬉しい味わいです。








 それと塩気がとても、きっちりとした主張です。塩気と生姜の風合いがとても交互に作用しているかのように高めます。麺を啜るよりも、レンゲでスープを啜るほうに忙しさを覚えるかも。生姜と塩気も両方ともパンチあるけど、角が丸いようにも思える。それは、動物系の煮出しが芳醇なんでしょうね。鶏の明るい甘みがとても映えるイメージ。そして柔らかさの中に、豚肉のエキスめいたものも感じる気がしますが、真偽は不明。駄舌ゆえに妄想と曖昧さはご容赦を。







 それに、トッピングのチャーシューもスープ熱に徐々に味わいと吐き出す感じだし、メンマにいたっては甘さを感じるエキスもにじみます。正直驚きました、その旨さに。800円がこのスープの最初の啜りで気持ちよく払える気分です。






【スルスル抜ける感覚とクッシリした明快な歯応えがいい気分!】


 麺がまた旨い。すっかりと忘れてた。ツルツルとしたやや加水多めか、中加水の麺かと思いきや、スベリはイメージ通りなれど歯応えがまた良い!つるるるーーーーーと啜ったあとに来る、前歯のクッシリとした締め付け感じる反発がいい感じ。グルテンの風合いを仄かに感じながら、塩気と生姜の効いたスープと一体化する旨さが嬉しい。奥歯で束になったそれをプレスすると、クッシリと強く受け止めて、髪が解けるように箸から順に整然と潰れてゆくみたい・・・・。ガッツリ系のお店の細めんですが、実に上品にも感じます。








 また熱ダレがせずに、最後までしなやかな啜り加減。丸い切りクチで口当たりも軽いところも好印象です。香味の油も麺の表層に張り付くので高速にスベリ、のど奥へ一気に到達。大盛りしときゃよかった!









【Jインスパイアの共通性を醸し出すご立派豚バラ肉!】


 ガッツリ系の麺に負けないようなしっかりとしたばら肉の分厚さです。箸で解れるほど柔らかなのに崩れない。スープをすごく吸い込むので、その味わいとあいまって塩豚気分でバクバクと食えます。肉ましでもしたい気分。







 またメンマが古風です。よくある薄い短冊状ですが、とてもトラディショナルなイメージ。しみ込んだ味わいが、スープに浸ってじわじわと吐き出された後を食うと、適度な塩抜きのようにも思えるし、スープの塩を吸い込んだようにも思えるし、不思議な塩気でバクバクと食えます。










 総じまして、「まさに凛とした突き抜け感ある塩生姜ダレ!」という感覚でしょうか? これは定期的にまた食いたいかも!次回は、ニンニクも入れてパンチ力をました一杯としたいと思います。それに、まだ本店でポン酢食ってないしね・・・・。夕方の大井町外出があれば、自ら進んで手を挙げよう!そしてささっと業務を終えて、また目指したい「凛本店」」です。そのうち、カレーも復活するでしょうしね。ということで・・・・なので詠います!





   突き抜ける
   梅雨の晴れ間に
   気も浮かれ



   昼にガッツリ
   気分ノリノリ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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