ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2311】 凛 渋谷店 (東京・渋谷) 担々麺スープなし 〜パンチと上品さある担々!つっかえなく食えるデロデロ麺のハーモニー

<世代ギャップの渋谷を徘徊〜〜ラヲタオヤジが征く>


 アテが外れた〜。最近、カレー系を三日続けて食ったもんだから、今回は二郎系のカレーでも!と思って乗り込んだ 「凛 渋谷店」でございます。渋谷って文字どおり谷だから、駅からわざわざゆるくて長い坂を辿っての訪問です。本当にこの街渋谷では、おっさん浮きまくりですよ・・・特にセンター街は。もう登る坂でも早足で歩いたら疲れた。そして到着。 しかしいざ到着して券売機を見たら、カレーがない! その代わり担々麺とジャージャー麺があるでしょ!とのこと。目論見が見事に頓挫です。気持ちがヘナヘナになりますが、ここからまた新たにカレー系の店を探し出して訪問する気にもなれず、担々麺も普通じゃなくて汁なしだって言うのことから、表題のメニューに決定です。





 ちなみに汁なし担々麺って大好きなんです。昨年は、連続一ヶ月以上連食してしまうほどのフリークなんすわ〜〜。ψ(`∇´)ψ


   



【あっさり醤油ダレにベッチョリ!と絡みつく担々ダレ〜〜!程よい辛さと痺れの競演!】


 それにしても、場所が渋谷だと二郎系の店もそれなりに風景に合わせるのか。店箱は、パブかレストランみたいな作りで、厨房が覗く配膳口からは、ハンバーグステーキが出て来てもおかしくありません。テーブルもそんな感じですが、唯一、ブラックペッパー缶とラー油ポットだけは、ガッツリ系ラーメン屋たる威厳を保っている感じです。約10分程度で配膳が完了。着丼と同時にすでに担々ダレがヤサイの山から雪崩を起こしています。地滑りしてニンニクが外へスピンアウトしとるがな〜〜。適当にすくって全体を整え、記念写真を一通り撮り終えて、いざ実食です。


   



 まずすることは、地下水脈の発掘。天地返しをする前に地質調査。レンゲを突き刺しボーリング開始。すると丼の端からクリアで濃ゆい醤油ブラウンした液体が発見されます。なかなかのさっぱり系豚骨醤油〜〜。これはこれで良い。やはり、凛では「ポン酢」かな?と心が動きます。この醤油系となら合いそう!しかし、転地返しをしていくうちに、徐々に濃厚な味わいと辛味・・・・そして清涼感ある痺れへと誘われます。







 担々ペースト。この肉味噌には、一味系の唐辛子スパイスと山椒系の味わいに、ひき肉の甘さが滲む感覚。担々麺と言えば、胡麻が主体の芝麻醤のイメージもあるが、あのコク甘さとは別系統の味わい。芝麻醤系と言うよりは、どちらかというと「辛味噌」に近いフィーリングで、それが少し緩くなったようなコクの構成。しかし、ひき肉の旨みに、スパイス系の刺激が深く滲むため、油断をするとむせてしまう。おまけにくどいけど・・・サービス精神旺盛なため量が多くて丼からはみ出る。それをレンゲでキャチして反対側へ・・・。





 そして意外と、二郎インスパイアでひときわ個性を発揮して輝く「ニンニク」ですが、この担々ぺーストには、完璧に飲み込まれたイメージです。でもそれはそれで良いか・・・実はしっかりと下支えになっておると思うしね。






【汁なしだとデロっとした風貌と歯応え!そして淡いグルテン風味も味わえてナイス!】


 そういえば、リニューアルした大井町の本店にはまだ行けてないんだった。だからオリジナルの麺の風合いなど記憶がすっかりと飛んでいますが・・・改めて味わうと悪くない。いや、いいんじゃないの〜。密度感はややある方で、しっかりとデロデロっとしたハードな噛みごこちと、Rの効いた縮れがいい感じです。そしてやや平らかな形状がその見栄えと食感に拍車をかけるという感じ。よく見ると表面のざらつきがあって、それらが担々ペーストをガッツリとキャチします。





 噛みしめると、スパイシーな味わいをすり抜けて、ちゃんとしたグルテンの風合いを伝えます。そして咀嚼していくうちに味わいが融合してきて、ごっつー旨く感じる瞬間。またモヤシと絡まってもザクザク系とクシクシ系の歯ごたえが入り混じり、カオスの美味さが確立ですやん。万能ネギの小口切りもいい感じで麺に絡まってみためもいい感じ・・・・イタリアンと例えればそれは過ぎるというものか?





 しかし、この麺量は結構多いと冒頭では思ったが、旨くて負担なく食いきれた。私の胃袋だと、400gは死亡してしまうので、350程度かな? 冒頭で「そんなに食えるか!」と内心弱音を吐いたが、いい感じの征服感。





【崩れてしまったバラ肉ロール塊!ヤサイは妙にキレイに感じる〜〜】


 しまった・・・・撮影前に、天地返しをしている最中に、中に埋もれていた豚が崩れてしまった。というか、それほど崩れやすく柔らかな肉であったということ。バラ肉ロール状の分厚めカットで塊になっていたが、崩れてもこの大きさだ。スカスカっとしていそうで、ジューシーな部分もありという欲張りな性格。塩気もおとなしく、担々ペーストに絡めなくとも、美味しくいただけました。





 このメニューだと、ヤサイマシなどのコール対応は不可なみたい。減らすのは対応してくれそうだが。モヤシは心持ち皆細くてサイズが揃っている感じがしてきれいだった。熱を持ったシャキシャキ感覚が、麺とハーモニー。後から写真をよく見れば、キャベツもそこそこ入っていたんだね・・・・。無我夢中で食ってたから気がつかなかった。






 総じまして、「パンチと上品さある担々!つっかえなく食えるデロデロ麺のハーモニー」と言う感じですかね。意外にスルスル食えて、パンチもホドホド、ボリュームも満足と言う感じで、よくまとまっていると言う感じもあります。それにしても、このボリュームなら、最近難なく食えるようになってしまった自分が怖い。本当にオレは痩せる気があるのだろうか・・・・。ということで、なので詠います!



   雨上がり
   爆裂必須の
   決死隊



   週に一度の
   ガッツリ解禁



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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