ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2308】 らぁ麺亀我楽 (東京・大泉学園) 冷やしカレーつけ麺


<昼下がりの空気感満〜〜まさに気がラク〜〜>


 ガソリンがまた少し価格アップしておりますね。少しでも安いところを探すのには面倒なんですが、洗車も結構面倒くさい。しかもこれから暑くなるしね。その両方をバランス良く叶えてくれるスタンドがありまして、ドライブがてらに良く寄ります。朝寝坊もしていた休日の午前中に、ようやく胃袋も起き出したか・・・急に活発になり、昼飯モードです。


 しかし夏はやっぱりカレーだね!と言う観念に囚われていますが、子供の頃からCMにすり込まれたのか、なかなかそこから脱却できません。その一方で、素直に夏になれば「冷やし系」のもの・・・・例えば王道の冷やし中華が食いたくなるのは、自然の流れ。ところが、その両方のわがままを叶えるのが、なんと大泉学園の住宅地の中にあるのでした。「らぁ麺 亀我楽」さんの「冷やしカレーつけ麺」というのがそれ! 私、昔に聖蹟桜ケ丘に住んでいたことがあるんですが、聖蹟から大泉まで移転してきたとのことで、なんとなく親近感も覚えます。住宅地帯に一角だけキャベツ畑が広がりまして、そのすぐそばにそのお店があります。ちょっと奥まって分かりにくいかも・・・・。








【キンキン冷やしカレーポタージュ!見た目以上にしっかりした刺激感!】


 店内は、テーブル席がメインですが細長い構造。カウンター席の方が少なくて、ラーメン店と言うより食堂とかプチ居酒屋みたいな感じです。休日ランチタイムのピークに訪問したのですが、皆男ばかりでテーブル席は埋め尽くされてました。そこを元気よく丁寧なご店主が一人で切り盛りです。結構忙しそうで、調理から洗い、清算まで小気味好く動かれてます。こういう時は少し気長に待つか・・・とテレビを見ながら時間潰ししてますと、結構早めな配膳で少し驚いたかも。麺釜は清算ロットづつじゃなく、並行して稼働しているようですな・・・。


   







 さてその「冷やしカレーつけ麺」。思えば「冷やしカレー」初体験なのかも!記憶にありません。さてそのつけダレですが、なかなかイメージしやすいクリーミーカレー。いかにもターメリックというような黄土色には、クリームも混じっているのか?と思うほどにパステルなイメージ、マットな色使いです。トッピングにキーマっぽいパンチも忘れてませんな。








 実際に味わうと、確かにわかりやすいカレー味!家庭的のよう?と最初は思うのですが、しっかりとスパイス感覚も濃ゆいです。わかり易いカレー味だけど、つくり込みを感じる深み・・・というか、ドロドロの液体感の中にカレーと動物系の旨味をしっかり感じます。辛さはやや低くとも、コクが深いタイプ。カレー系のスパイスには全く知識なく疎いのですが、冷えても美味いという知恵と工夫の結集を感じます。これなら、冷えたカレーに熱々のライスという食べ方も面白いかもしれません。この時点でご飯割をどうしようかな・・・・と迷い出します。










【やや平かな細麺!引き締まり抜群で歯応えも楽しめるタイプ!】


 次に麺ですが、正直少しなめてました・・・。実に、旨い!どこの仕入れか不明ですが、割と好み。どういうところがというと、細麺であることと、そして真っ直ぐで少し平らかな形状していて、少し角が立っている感覚。そして何より、締まり具合がいいことと、クッシリ感覚が明確なこと。つまり歯ごたえと舌触りがナイスだと思います。きっと淡い出汁だと風合いも生きるのではないでしょうか。加水はやや多めなので、パツパツっとした感覚よりも、クシクシ!っと言った方が個人的にはしっくりと来るかも。地肌も貼りつく感覚が・・・なんとなくつけダレに絡みそう!








 ごそっと細麺をつけダレに沈めてリフトしますと、つけダレが絡みつくこと半端なし!そしてそのまま口へと運び食しますが・・・これまたカレーがゾッコン!でありまして、クシクシの麺の歯ごたえとドロドロのつけダレの絡みが雪崩のように広がります。そのあとには、カレーの香ばしさとスパイシーな辛味。なんぼでも食えると思わせる食欲を呼び覚まします。








 にゅるにゅる・・・クシクシ・・・・パッツンとした滑りと歯ごたえのあとには、独特な喉越し。むせることのない冷やしカレーダレ。本格てきスパイシーを絡めて喉奥へと落とし込む際に、意外にきっぱりとしたシルエットを感じさせる麺ですね。












【大判チャーシュー旨し!そ更に挽肉もたっぷりで意外に肉感あり!】


 かなり、カレーつけダレと、麺の性能に満足しているところに、このチャーシュー。これがなかなか旨い。レアの峠を越えたような薄いピンクが実に美味そう。そして大判のサイズであり、厚さも申し分ないです。ややスポンジめいた筋肉質部分が美味そう。塩気はほんのりと淡麗と思えるほどに薄味。それだけに、肉本来の味わいと、脂肪部分の甘みが広がります。これ絶品! 最初は少しカレーつけダレに浸けて食いましたが、後半はそのままいただくことに。







 一方、メンマはかなりハードで薄味。これきっと汁系の一杯ならエキスを吸い込んでナチュラルな味わいに変化するかも。ゴリゴリバキバキという歯ごたえが痛快でうまし!またハーフ味玉もねっとりとした甘みもあってないすな仕上がり。なかなかトッピングパーツにテクニック感があります。


 一点だけ・・・、ワカメは要らないかも。カレーにワカメは合わないというか、カレーの風合いい巻き込まれますし、磯風味とカレーの風味とは、出会う必然がないかもと個人的には感じます。







【スープ割り:ポット給仕、鶏ガラスープナイス!】


 麺を食べつくすと・・・・それほどつけダレが残ってなかったので、ご飯割は諦めよう。そしてそのまま胃袋へ掻き込もう。とそう思っていたんですが、スープ割りでーすとポットを脇に運んでくれました。ならば試さねばということで、まずは割りスープの味見から。レンゲで少し受けてからダイレクトに味わうと、ほっとするような暖かい「鶏ガラエキス」がいい感じです。やはり、夏とは言え、最後には少しだけ暖かいものをすすると胃袋が安寧しますね。最後は本当にまったりと温まって幸せ気分で終えます。








 総じまして、「親しみの中に洗練された冷やしカレー!この夏一回食っとけ」ですかね。暑くて何食っていいか分からん時は、ぜひオススメです。個人的にはお酒があればいいのに・・・まったり過ごす止まり木的な雰囲気もあると思うのですが、どうもメニューには見当たらなかったかという記憶。しかしそれだけに、家族で来てもいいかも。テーブル席も多めですからね。全体的には好印象。まさしく気を楽に過ごさせていただきました。これからも応援気分ですね・・・・また来ます。ということで・・・なので詠います!



   洗車して
   軽く汗かき
   冷やしカレー



   エアコン涼し
   お気楽極楽



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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