<荏原中延ツートップの人気体制盤石!>
本当は、多賀野の粟国の塩そばを久しぶりに食いたくなった!まだカラッとした薫風の余韻が残る蒼い空・・・そういう南の島の塩を夏先取り的に食いたかったのだけど、想像以上の行列に気持ちは撃沈します。こりゃまた昼休み潰すぞと・・・・。ということで、気を取り直して、近くの「井田商店」に向かったところ、丁度一席だけ空いていたというナイスな状況でして、滑り込むように入店です。でも・・・・どちらも人気があるねー! 多賀野は、女将さんのイメージが個人的にあるのだが、井田商店は真逆で「男臭さが売り!」な店という感覚。松田優作や、ボクシング関係のポスターや飾りがそれを物語っております。男のラーメン屋って感じですな。しかし、この日は・・・・とっても明るくよく喋られる女性お客達で、男臭さが半減です(笑)。女性の話っていろいろあちこち飛んで、それでも最終的にまとまるから、面白いなーっと感じてしまう・・・・(お声が大きいから耳に入ってしまうので悪意ないですよw)。
【濃ゆさと優しさ両方分厚い、キッパリした醤油感覚が痛快!】
まー昼休みのピーク時間だからねー、満席を一人でオペレーションですからご店主も大変です。そこは客側もよく理解しているような雰囲気があって、それぞれノンビリ待つムードの一体感がいいね!感覚的には「どれ食っても美味い店」らしく、偏り少なくメニューがオーダされてるといった感じです。塩も、醤油も、背脂系もぞれぞれ人気あり。個人的には、こちらは「キッパリした濃ゆい醤油賀美味い!」と思い込んでいるので、今回も男は黙って「醤油ラーメン」。あんまり冒険したくない男なの・・・・私って。
などと壁に向かったカウンター席で空想癖全開でいると、いきなり背後の右後ろ後方から、店主自らの配膳が完了します。その麺顔・・・・まさしく男の醤油ラーメンという絵に描いたようなお姿。濃ゆい醤油のブラウンはどちらかと言えばブラックに近いニュアンスか?それでもどこかじっとりとしたエキス感もあるし、また裏腹な透明感も感じたりする。実際に味わうと、「見映え濃いけど実際はあっさり!」という定理鉄則のような展開です。
醤油の輪郭はしっかりしている。だけど塩気の輪郭がとても円やかであり、その上甘さが足されたようなほんのりとした香りすら覚える。なので、とても食べやすく鶏と豚のエキス感にも響く感じがしていいです。それに意外に水分を後から欲したりしない仕上げ感覚。この甘みが香味油の影響なのか不明ですが、淡い味醂があったりして? いやそれはないか・・・・。
動物感覚も、オイリー感が軽くてゴクゴクと飲み干しても嫌味がない印象。もう一つの看板が「背油」甘みとしたら、このシンプル醤油は「サラサララード」といった感覚か?。魚介の意識をあまりさせないが、甘さの理由がそこにあったりもするので、とても想像するのが難しくも面白い濃厚醤油スープです。
【スープに染まっても負けない風味の強さ!ボリューム感もナイス!】
標準的なサイズから一回り太目の麺かな?という感じ。若干の練り水の個性を感じるけど、とても締まりのある麺で、潰しこみ度がやや高いかという印象です。個性的で濃ゆい醤油に染まったような・・・汁吸いしたような・・・・コーティング施したような見映えで、褐色がとても美味そうに思えます。そして前歯や奥歯でプレスをしてみると、グルテンの風合いが仄かに感じられて、個性的な醤油が染みてもビクともしないような力強さも感じます。しかし、グルテンの風味と醤油の輪郭が混じる咀嚼は、実に甘みを感じます。
縮れというほどでもなく、捩れは少ない麺。全体的にはボコボコとしていて、啜り上げるたびに口元や舌触りにタッチする感覚が刺激与えます。とにかく啜るとボコボコと抵抗感あるので、食ってる〜!というアピールが高いですね。スープも力強いと麺も力強くなくては。とんな気持ちでしたが、麺量もデフォルトとしては満足ありまして、160g以上はあるのではないかな・・・・。そういうところもナイス!
【今風のようで面白い個性もあるレアチャーシュー旨し!】
チャーシューはご多分もれず今流行りの少しレアっぽい感じ。これは薄塩味かな・・・・とすでに過去訪問の記憶も飛んでますが、意外に醤油ダレの雰囲気がしみこんでいる感じ。それも、なにやら甘さも感じるタレなので、例えが悪いのだけど、焼肉のタレをどっか連想させる甘さを含む味わい。だから肉に合う味なので、一気にペロッと食いきってしまったが、意外に炭水化物系と一緒に合わせると、いいコンビネーションかもしれません。大きさ、厚さ、枚数としてもデフォルト700円にのるものとしては、文句なし!お値打ちを感じます。
総じまして、「ときどき無性に食いたくなるシッカリ醤油の肉厚感!」と言うシンプルでいて、ブレのない肉厚感がいいですね! 今回もフラれた末の救われた一杯のようなもんですが、最終的にこういう高い質感にたどり着けたなら大満足!突き抜ける空の青さのように、痛快にも思えたラーメンの旨さです。ああ・・・なんだかんだ言って、今週は乗り切った。いい一週間だったのかもと振り返りながら、また東急に揺られて今度は五反田経由三田へ移動です。三田でも、仕事終わったあと、男臭い店に行ってみようかしら・・・・なんてね。ということで、青い空と黄色い看板を思い浮かべたりしましたが、どうなりますことやら。ということで・・・・・なので詠います!
快晴で
待つも幸せ
昼下がり
やっと週末
気持ち解放
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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