<やはり嗅ぎつけるラーメンフリークの嗅覚>
・・・・などと考えながら、折角の休日である土曜日に、また「中華そば 向日葵」に来てしまいました。昼だけ営業で日祝休みだからね。このタイミングしか訪問機会がない。そんな状況は皆同じらしく、ラーメン愛好家も開店前からこぞってやってくる状態になっとります。私もそのうちの一人だけど。愛好家3人組がおられて、皆別々のメニューをチョイス。順番に回し食いして3つのメニューを堪能という見事なシステマチックな食べ方をしておられました。なるほど・・・・そりゃいいや。ただ、スマホのシャッター音がバシバシと響いたりして・・・・ラーメン屋の風景も時代で変わったものだと感じました。私も同じ穴のムジナですな。ちょっと己に振り返ります(消音アプリ使ってるけど・・・・)。
【きっぱり煮干し感!あくまでライト感覚を貫く塩感覚!サラリ感際立つ旨味】
これは、非常にライトな煮干し感覚で、ニボニボっぽくなくてむしろ正解といった感じ。煮干の香りを味わうという感覚で楽しみましょう。それに塩気がとて煮干の香りとバランスが取れていて、全体的にすっきりと感じる飲みごこち。しかし・・・シンプルさの中の奥深さというか「キッパリ感」「突き抜け感」が際立ちます。こういう味わいには、とても三つ葉の薬味が合います。
ベースの動物感がとてもさらりと感じる程度で、うるさくないのもいいですね。まさしくゴクゴクと飲み干せる系!
【極細ストレートのグルテン風味がライト塩煮干しとベストマッチ】
これは前回のレビューと同じになるので、詳細は割愛しますが、細麺のマッチングとしては、醤油より塩の方が合うかも。多少感じる粉の風合いが、煮干と塩の味わいにすごく乗るというか、映える感覚。同じ麺なのに、より細く感じてしまうほどに流麗。京の古寺の枯山水を見ているような凜としたフォルムです。
茹で上げも多少の変化で影響を受けますが、前回の醤油よりは滑らかでパツとした感覚は抑えめ。しかし、汁の吸い込みは程よくて、途中から軽いしんなり感があって、ズボボボッとすすり上げるのがまた楽しい。
【流行り王道のレアチャーシュー健在!】
これまた前回のレビューと重なるので、詳細は割愛します。かなり薄めにスライスされてますので、スープ熱の影響を受けやすいため、早めに食してしまうしかないです。ビールにも合いますが、確実に10度以上の酒でチビチビやりながら食うと旨そうです。穂先メンマも今回は太くて満足。そういえばまだ、ここの味玉を食ってない。次回は食わねば!
総じまして、「ベスト・ブランチラーメン」と言う感覚でしょうか。それほど食べたくないような腹具合のようで、しかし腹が確実に減っている・・・・ような感覚には最良の選択と思われます。ガッツリ昼飯なら炊き込み御飯が旨そう!店主のこのスープセンスなら頷けますしね!これは、これからが楽しみだし、引き続き定点観測を続けさせていただきます。と言うことで・・・・なので詠います!
晩春の
強い陽射しに
上着脱ぐ
細い向日葵
日に日に太く
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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