ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2269】 づゅる麺 池田 (東京・目黒) 塩つけ麺


 最近、職場のイントラ上の個人用プロフィールもなかなか多様になってきているようすです。担当業務はもちろんのこと、チャットやりとりもできるようだし、また得意分野などアピールも可能で、業務上や組織上の関係者はもとより、いわゆる部外者でもゆるいコンタクトをとれるようになっている。まだまだ使いだしたところですが、これはいいね! 会社ってしょせん縦社会だし、新しい業務など舞い込んだら、その上司だって分からないことだらけ。また上司ほど現場を隅々まで見切っているはずもなく、相談してもすべてが解決するとは言えない場面が多い・・・・。


 そんなとき、同じような境遇、同じような業務、その業務に詳しいエキスパートなどと、簡単につながる仕組みがあるとすごくよいと思うんですよね。いきなり電話で詳しい人を紹介してもらうのもしんどいし、まずそういうすぐに欲しい知的資産が組織のどこにあるのかもわからない。以前、社内にツイッターを普及させようなどという話も他社で聴いた事あるけど、もう少し仕事に直結した話であります。最近我も参加しようと、まずはプロフィール画面の顔写真を最近のものに入れ替えた。第一声のコメントは、「ダレですか?」「すました顔してますね(笑)」であったが、まずは私も部門組織も、使い慣れが必要な段階です。道は遠いきもするが、勢いつけたいですねー。

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<フラれフラれて見事なリカバリーつけ麺!>


 ・・・・などと考えてながら、一方で最近は日本酒の摂取がすぎるなとも反省をしております。ここは、酒の誘惑を断ち切るために、ガツンとしたものをかましておきたい! とある外出ついでにメグ二郎へと突撃しました。しかし、臨時休業で撃沈!






 こんな下げモードな中で、権之助坂を登るのがキツかった〜! もう腹減りも限界なので、坂中腹にあるこちら「ぢゅる麺 池田」へと潜り込みました。もうすっかり蒸し蒸しした気候なので、汁系はちょっと避けたく少しでもあっさりしたものをと選んだのが、「塩つけ麺」。ああ、もう汗だく〜。


   









【さっぱり塩の味わいにマイルド動物系コラーゲン!どこまでも円やか!】


 午後2時を回っていたから、ガラ空き状態ですがそれでもポツリポツリと後客が入ってきて、ほとんどつけ麺を注文されております。安定的な人気あるつけ麺だと感じるし、また気温と湿度もそれを欲するといったところは皆さん一緒ですね。さてそれでも一人オペレーションということで大変そうで、夜の部の仕込みも平行してやっておられるご様子。でも割と早い目の配膳が進むのはさすがです。








 さてそのつけだれ・・・見た目は「ぢゅる」っぽい緩い濃厚さというか、見慣れているようで独特な粘度です。味わうと鶏中心とした動物系のコラーゲン感がしっとりの滲む感じです。モミジ等のコラーゲンをガンガンとぶち込んだタイプでなく、やや控えめなコラーゲンというフィーリングで、喉越しなどとてもナチュラル。それでいてマチュアーとお思える深い味わいも滲む動物系の出汁です。これが豚メインらな「塩豚骨」というカテゴリーにしたいんですが、スマートかつ滑らかな鶏独特のコクなので、とりあえず「塩」という分類にしておきましょう。







 またキャベツのトッピングから何となく滲み出るような野菜の甘みも、スマートさに反映するのでしょうかね。噛むたびにキャベツの甘みを意識してしまうのは錯覚かもですが、いずれにせよ鶏・野菜・塩のエキス感が非常にバランスよく、スープ割りしなくとも濃いめの味としてゴクゴクと飲み干せてしまう魅力があります。








【貼りつくような平打ちピロピロ麺!泳ぐようなスベリがナイス!】


 「づゅる」麺のフィーリングを打ち出したような、平打ちピロピロ麺!やや薄めなニュアンスが流水で引き締められて、凛々しい飴色に変化したところが実に旨そうです。量的には250g程度でしょうか。腹持ち7分目という今の食傷な私にはナイスなバランス。ランダムなピロピロな波打ちが、きれいに折りたたまれて清流のような盛り付けです。







実際に食すると、まるで澱粉の甘さを感じるような甘みというか風味が広がり、そのまま食べてもつまみになります。レモンを絞りかけると一層清涼感が増して風味が一気に夏模様。2〜3本手繰ってすするとクチ元には軽く当たるものの、舌の上や内頬を駆け抜ける感覚が、うっすらと貼りつくようでもあり、ツルツルとすり抜けていくようです。








歯応えはライトです。多加水のモチモチさも若干感じるのですが、平麺がやや薄めなのでそこまでの反発を感じさせません。また奥歯でもそういった感覚で、締まりのある薄いきしめんを食べているような錯覚。しかし風味が強い。表面はつるつるしていそうで、タレとの絡みもよく、タレの持ち上げもなかなか。これなら、もっとライトな醤油系のタレでもいい相性を示すんじゃないでしょうか?







【鶏肉のシンプル塩気とキャベツの甘み!】


 具はシンプルなんですが、残念さはありません。ももと思われる鶏肉が、ぷりぷりもちもちな歯応えでジューシーさも保つ。それでいて塩気も肉汁とマッチして、焼き鳥のごとくいくらでも食えるという病み付き性があります。またややスリムなメンマもコリコリしているようで、クニャリとした部分もあってこれがなかなか。また酒が欲しくなる。そしてキャベツがいいね。ザクザクっとした歯応えも若干のこしたような感じですが、甘みを保ついい感じ。タレとの相性がいいし、ぐぐっとタレの質感をこれで高めていると思います。歯応えとか、甘みとか面白いポイントに感じさせますから。












【魚介清湯の出汁で割るー・・定番な落ち着き感で満足!】


 割りスープは、実に王道というか魚介の清い出汁です。このたった淡い出汁が広がるだけで、薄まったのではなくて味わいの因数分解が整ったかのような爽快感、達成感、それ以上の落ち着きを覚えますね・・・・。やはりつけ麺の最後は、これでないと! 形式美すら覚えます。旨し!













 総じまして、「まったり〜マイルドな雰囲気いっぱいの鶏塩気〜!」と言う印象に包まれる安心感ですな。正直、メグ二郎にフラれた時は心折れそうでしたが、これ食えて本当に持ち直しました。ちょうどいい場所に、「ぢゅる麺」があったものですよ! また二郎は食うけど、夏の季節限定も気になるところだし、もっと目黒に立ち寄ってもいいかと思いました。とにかく今回は救ってくれて感謝かな。ということで・・・・なので詠います!



   蒸し暑く
   汗だく上る
   権之助



   塩分補給の
   塩つけ麺也



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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